MuleSoft Composer: はじめに

コンポーザーをセットアップする前に、記載された要件を満たしていることを確認します。その後、セットアップを行ってコンポーザーの使用を開始することができます。

要件と制限事項

  • 組織でサポートされる同時ユーザーの最大数は 25 です。

  • Anypoint Platform ライセンスとは別に販売されている MuleSoft Composer ライセンスを購入する必要があります。

  • 会社のネットワークに厳格なファイアウォールやブロックされている IP アドレスのリストがある場合、ネットワーク管理者は、許可されているアドレスのリストに ​*.mulesoft.com​ を追加する必要があります。

    コンポーザーで使用される IP アドレスは動的なため、Mulesoft では IP アドレスのリストを提供できません。

  • コンポーザーの設定手順で説明されているように、データ取得元とデータ取得先に対して作成した接続の IP 制限を緩和する必要があります。

  • 現在、コンポーザーではモバイルプラットフォームはサポートされていません。

ブラウザー要件:

  • コンポーザーへのアクセスにシークレットモードや非公開のブラウザーを使用しないでください。

  • Firefox または Chrome を使用する場合、サードパーティ Cookie を許可します。

  • 別のシステムに接続する場合、その接続に適用される要件と制限に従います。

  • 日付値を含むコンポーザー項目では ​YYYY-MM-DDThh:mmZ​ 形式が使用されます。

使用可能なリージョン

MuleSoft Composer では、組織の Anypoint Platform コントロールプレーンおよびランタイムプレーンは、プロビジョニング時 (見積プロセス中) に AE によって選択されます。ユーザーはマッピングを変更できません。MuleSoft Composer は、米国東部 (北バージニア) または EU (フランクフルト) リージョンで使用できます。

コンポーザーのセットアップ

MuleSoft Composer を購入したら、MuleSoft Composer 組織が自動的に作成され、歓迎メールを受信します。これで、MuleSoft Composer に初めてアクセスできます。

正常に接続したら、その MuleSoft Composer 組織にアクセスするユーザーを招待します。

初めて MuleSoft Composer にアクセスします。

組織のプライマリシステム管理者として、次の手順に従って MuleSoft Composer 組織を開始します。

  1. 自分のメールアカウントにログインし、MuleSoft Composer からの歓迎メールを見つけて、​[Accept invitation (招待を受け入れる)]​ をクリックします。

  2. [Create account (アカウントを作成)]​ フォームで、パスワードを含む必須項目を入力します。パスワードは 8 文字以上で、大文字、小文字、数字がそれぞれ 1 つ以上含まれている必要があります。

  3. [Create account (アカウントを作成)]​ をクリックします。

  4. 作成したユーザー名とパスワードを使用して Mulesoft Composer にログインします。

  5. [Register a Verification Method (検証方法を登録)]​ で検証方法を選択し、手順に従って多要素認証をセットアップしたら、​[Connect (接続)]​ をクリックします。
    Mulesoft Composer 概要ページが表示されます。

Mulesoft Composer にアクセスするユーザーを招待

システム管理者ログイン情報を使用して MuleSoft Composer 組織にアクセスしたら、組織のユーザーを新しい MuleSoft Composer アカウントに招待します。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Users (ユーザー)]​ をクリックします。

  2. [Users (ユーザー)]​ ページで、​[Add Users (ユーザーを追加)]​ をクリックします。

  3. [Invite New Users (新規ユーザーを招待)]​ ウィンドウで、名前をカンマで区切って、招待するユーザーのメールアドレスを入力します。

  4. このユーザーグループに適用する権限を選択し、​[Invite (招待)]​ をクリックします。

    次の権限を使用できます。

    • Builder (ビルダー)​: グループのすべてのユーザーがフローを作成および管理できます。

    • Administrator (管理者)​: グループのすべてのユーザーがユーザーの招待と管理に加えてフローの作成と管理ができます。

      招待されたユーザーは MuleSoft Composer の歓迎メールを受信します。

受け入れ保留中の招待の監視

ユーザーを招待したら、まだ受け入れられていない保留中の各招待を監視できます。

保留中の招待を監視する手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Users (ユーザー)]​ をクリックします。

  2. [Users (ユーザー)]​ ページで ​[Pending Invitations (保留中の招待)]​ タブを選択します。
    ユーザーの招待に関する情報が表示されます。メニュー:

    1. 監視するユーザー招待の右にあるオプションアイコンをクリックします。

    2. このユーザーへの招待を送信してから 14 日を超えており、招待がまもなく期限切れになる場合、招待を再送信するには ​[Resend Invite (招待を再送信)]​ をクリックします。

    3. このユーザーへの招待を取り消すには、​[Revoke Invite (招待を取り消し)]​ をクリックします。

システム管理者: ユーザーを管理する

システム管理者は、組織のビジネスニーズを満たすように Mulesoft Composer を管理する責任があります。使用可能なユーザー管理タスクは次のとおりです。

  • ユーザーロールの変更

  • ユーザーパスワードのリセット

  • ユーザーの多要素認証 (MFA) 方法のリセット

  • ユーザーの削除

ユーザーロールの変更

ユーザーのロールを変更する手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Users (ユーザー)]​ をクリックします。

  2. [Users (ユーザー)]​ ページで、ユーザーのメールアドレスの横にあるオプションアイコンをクリックして、​[Manage (管理)]​ をクリックします。
    ユーザーのページが表示されます。

  3. [Permissions (権限)]​ タブを選択します。

  4. ユーザーの権限設定を選択し、​[Save (保存)]​ をクリックします。

ユーザーパスワードのリセット

ユーザーのパスワードをリセットする手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Users (ユーザー)]​ をクリックします。

  2. [Users (ユーザー)]​ ページで、ユーザーのメールアドレスの横にあるオプションアイコンをクリックして、​[Reset Password (パスワードをリセット)]​ をクリックします。
    MuleSoft Composer の MFA 設定のリセット手順が記載されたメールがユーザーに送信されます。

ユーザーの多要素認証 (MFA) 方法のリセット

ユーザーの MFA 方法をリセットする手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Users (ユーザー)]​ をクリックします。

  2. [Users (ユーザー)]​ ページで、ユーザーのメールアドレスの横にあるオプションアイコンをクリックして、​[Reset Multi-factor Auth (多要素認証をリセット)]​ をクリックします。
    MuleSoft Composer のパスワードのリセット手順が記載されたメールがユーザーに送信されます。

ユーザーの削除

ユーザーを削除する手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Users (ユーザー)]​ をクリックします。

  2. [Users (ユーザー)]​ ページで、ユーザーのメールアドレスの横にあるオプションアイコンをクリックして、​[Delete (削除)]​ をクリックします。
    ユーザーの削除は元に戻すことができないことを警告するメッセージが表示されます。

  3. [Delete (削除)]​ をクリックします。

複数の ID プロバイダー (IDP) の有効化

システム管理者は、組織の ID プロバイダー (IDP) をユーザーが追加できるようにすることができます。注意:

  • MuleSoft Composer から IDP ユーザーが削除された後、そのユーザーが IDP を使用して MuleSoft Composer にログインすると、ユーザープロファイルは ​Disabled​ 状態に復元されます。ユーザーが再度認証できるようにするには、状態を ​Enabled​ に切り替えます。

  • [Users (ユーザー)]​ ページを介した新規ユーザーの作成は無効にできません。

  • IDP ユーザーを削除しても、そのユーザーによりアクティブ化されたフローは停止できません。

  • MuleSoft Composer が Okta で OpenID Connect SSO プロバイダーとして動的に登録されている場合、Okta では MuleSoft Composer の名前は「Anypoint Platform」です。

MuleSoft での ID 管理についての詳細は、​アクセス管理​のドキュメントを参照してください。

OpenID Connect (OIDC) IDP を有効にする手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Multiple IDP (複数の IDP)]​ をクリックします。

  2. [Identity Provider (ID プロバイダー)]​ ページで、​[Add Identity Provider (ID プロバイダーを追加)]​ > ​[OpenID Connect]​ をクリックします。

  3. [New Identity Provider (新規 ID プロバイダー)]​ ページで、必須項目に入力します。

    • Name (名前)​: この IDP のニックネーム。

    • Client Registration URL (クライアント登録 URL)​: ID プロバイダーのクライアントアプリケーションを動的に登録するための URL。この項目は、​[Dynamic Registration (動的登録)]​ が選択された場合に表示されます。

    • Authentication Header (認証ヘッダー)​: サーバーを認証するためのログイン情報を提供するヘッダー。このヘッダーは、プロバイダーが認証済みのクライアントに対する登録要求を制限している場合に必須です。この項目は、​[Dynamic Registration (動的登録)]​ が選択された場合に表示されます。

    • Client ID (クライアント ID)​: 手動で作成したクライアントアプリケーションに対して指定した一意の識別子。この項目は、​[Manual Registration (手動登録)]​ が選択された場合に表示されます。

    • Client Secret (クライアントシークレット)​: ID プロバイダーで MuleSoft Composer 組織を認証するためのパスワードまたはシークレット。この項目は、​[Manual Registration (手動登録)]​ が選択された場合に表示されます。

    • OpenID Connect Issuer (OpenID Connect 発行者)​: OpenID プロバイダーの場所。ほとんどのプロバイダーでは、​.well-known/openid-configuration​ が発行者に追加され、OpenID Connect 仕様のメタデータ URL が生成されます。OpenID プロバイダーが Salesforce の場合、​issuer​ の値を指定する必要があります。

    • Authorize URL (認証 URL)​: ユーザーが OpenID Connect クライアントアプリケーションを認証してユーザーの ID へのアクセスを許可する URL。

    • Token URL (トークン URL)​: 安全な JSON Web トークンでエンコードされたユーザーの ID を提供する URL。

    • User Info URL (ユーザー情報 URL)​: ユーザープロファイル情報をクライアントアプリケーションに返す URL。

  4. [Advanced Settings (詳細設定)]​ を展開し、必要に応じて以下の値を入力します。

    • Group Scope (グループスコープ)​: グループクレームを要求するための OIDC スコープ。

    • Group Attribute JSON Data Expression (グループ属性の JSON データ式)​: ユーザー情報または ID トークンからグループを選択するために使用する JSONata 式。結果は文字列の配列である必要があります。

    • [Disable server certificate validation (サーバー証明書の検証を無効化)]​ チェックボックス: OpenID クライアント管理インスタンスで自己署名証明書または内部認証機関によって署名される証明書が表示される場合にサーバー証明書の検証を無効にするには、これをオンにします。

  5. [Save (保存)]​ をクリックします。

  6. MuleSoft Composer からログアウトし、​[New Identity Provider (新規 ID プロバイダー)]​ ページで入力したサインオン URL に移動します。次に、ID プロバイダーを通じてログインして設定をテストします。

SAML 2.0 IDP を有効にする手順は、次のとおりです。

SAML 2.0 のファイルベースの設定はサポートされていません。

  1. MuleSoft Composer サイドバーで ​[Settings (設定)]​ をクリックし、​[Multiple IDP (複数の IDP)]​ をクリックします。

  2. [Identity Provider (ID プロバイダー)]​ ページで、​[Add Identity Provider (ID プロバイダーを追加)]​ > ​[SAML 2.0]​ をクリックします。

  3. [New Identity Provider (新規 ID プロバイダー)]​ ページで、必須項目に入力します。

    • Name (名前)​: この IDP のニックネームを入力します。

    • Sign On URL (サインオン URL)​: IDP から提供されたサインイン用のリダイレクト URL。 例: https://example.com/sso/saml​。

    • Sign Off URL (サインオフ URL)​: サインアウト要求をリダイレクトするための URL。これにより、ユーザーが MuleSoft Composer からサインアウトすると同時に、SAML ユーザーの状況が ​signed out​ に設定されます。

    • Issuer (発行者)​: SAML アサーションを送信する ID プロバイダーインスタンスの ID。

    • Public Key (公開キー)​: SAML アサーションに署名するために ID プロバイダーによって提供される公開キー。これは SAML 応答の ​X509Certificate​ 値です。

    • Audience (オーディエンス)​: MuleSoft Composer 組織を識別する任意の文字列値。この文字列の通常の値は ​<organizationDomain>.composer.mulesoft.com​ です。

      organizationDomain​ を見つけるには、MuleSoft Composer にログインし、​[Settings (設定)] > [Multiple IdP (複数の IDP)]​ に移動します。ページの下部には、​「Users can sign in through external IdPs by visiting your organization domain:」​ (ユーザーは外部 IdP を介して組織のドメインにアクセスしてサインインできます:) というステートメントとその後に URL が表示されます。URL の最後の ​/​ の後の部分が ​organizationDomain​ になります。たとえば、​「Users can sign in through external IdPs by visiting your organization domain: https://composer.mulesoft.com/login/domain/composer123」​ (ユーザーは外部 IdP を介して組織のドメインにアクセスしてサインインできます: https://composer.mulesoft.com/login/domain/composer123) というステートメントの場合、​organizationDomain​ は ​composer123​ になります。

    • Single Sign On Initiation (シングルサインオンの開始)​: MuleSoft Composer、ID プロバイダー (Okta など)、またはその両方で SSO を開始できるかどうかを指定します。

      • [Service Provider Only (サービスプロバイダーのみ)]​ オプションでは、Mulesoft Composer のみが SSO を開始できます。

      • [Identity Provider Only (ID プロバイダーのみ)]​ オプションでは、外部 ID プロバイダーのみが SSO を開始できます。

      • [Both (両方)]​ オプションでは、Mulesoft Composer または外部 ID プロバイダーが SSO を開始できます。
        新しく設定された ID プロバイダー設定の場合、この設定のデフォルト値は ​[Both (両方)]​ です。

  4. [Advanced Settings (詳細設定)]​ を展開し、必要に応じて以下の値を入力します。

    • Username Attribute (ユーザー名属性)​: ユーザーの名前にマップされる SAML ​AttributeStatements​ の項目名。値が設定されていない場合は、SAML ​Subject​ の ​NameID​ 属性が使用されます (注意: これは SAML ​AttributeStatements​ の外部となります)。

    • First Name Attribute (名属性)​: First Name​ にマップされる SAML ​AttributeStatements​ の項目名。

    • Last Name Attribute (姓属性)​: Last Name​ にマップされる SAML ​AttributeStatements​ の項目名。

    • Email Attribute (メール属性)​: Email​ にマップされる SAML ​AttributeStatements​ の項目名。

    • Group Attribute (グループ属性)​: Group​ にマップされる SAML ​AttributeStatements​ の項目名。

    • [Require encrypted SAMl assertions (暗号化された SAML アサーションが必須)]​ チェックボックス。有効化されている場合は、IDP から送信される SAML アサーションが暗号化されていて、前提条件に記述されているガイドラインに準拠している必要があります。

  5. [Save (保存)]​ をクリックします。

  6. MuleSoft Composer からログアウトし、​[New Identity Provider (新規 ID プロバイダー)]​ ページで入力したサインオン URL に移動します。次に、ID プロバイダーを通じてログインして設定をテストします。

フローの失敗通知の有効化

システム管理者はメールを介したフローの失敗通知を有効にできます。有効になっていると、15 分ごとまたはフローの実行時に実行をチェックします。フローが失敗すると、コンポーザーはフローのオーナーにメールを送信します。

注意:

  • 同じエラーに対して最大 4 個の連続するメールが送信されます。

  • フローのエラーログは 24 時間ごとにリセットされます。

  • エラーログはフローが実行されている間のみ実行されます。

メール通知を有効にする手順は、次のとおりです。

  1. コンポーザーの ​[Home (ホーム)]​ ページで、​[Settings (設定)]​ をクリックします。
    [Account (アカウント)]​ ページが表示されます。

  2. サイドバーで ​[Email Notification (メール通知)]​ をクリックします。

  3. [Receive email notifications when flows fail to run (フローの実行が失敗した場合にメール通知を受信)]​ 行で、メール通知を有効にするようにボタンを切り替えます。

Anypoint Platform へのコンポーザーの接続

MuleSoft Composer と Anypoint Platform の両方を使用している組織は 2 つの製品を接続できます。

Anypoint Platform にコンポーザーをリンクする手順は、次のとおりです。

  1. MuleSoft Composer のナビゲーションペインで、​[Settings (設定)]​ > ​[Account (アカウント)]​ をクリックします。
    [Account (アカウント)]​ ページが表示されます。

  2. [Account (アカウント)]​ ページで、​[Organization ID (組織 ID)]​ 項目の値をコピーします。

  3. MuleSoft Composer に接続する Anypoint Platform 組織にログインします。
    [Anypoint Platform]​ ページが表示されます。

  4. ナビゲーションペインで、​[Access Management (アクセス管理)]​ をクリックします。
    [Access Management (アクセス管理)]​ ページが表示されます。

  5. [Access Management (アクセス管理)]​ ページで、​[Composer Sync (コンポーザー同期)]​ をクリックします。​[Composer Sync (コンポーザー同期)]​ ボタンが使用できない場合は、​[Try New Features (新機能を試す)]​ をクリックしてボタンを有効化してください。
    [Add Composer Organization (コンポーザー組織を追加)]​ ウィンドウが表示されます。

  6. [Add Composer Organization (コンポーザー組織を追加)]​ ウィンドウの ​[Organization ID (組織 ID)]​ 項目で、MuleSoft Composer の ​[Account (アカウント)]​ ページからコピーした​組織 ID​ を貼り付けて、​[Add (追加)]​ をクリックします。

  7. MuleSoft Composer を開き、ページを更新します。

  8. MuleSoft Composer のナビゲーションペインで、​[Settings (設定)]​ > ​[Account (アカウント)]​ をクリックします。
    [Account (アカウント)]​ ページが表示され、Anypoint Platform からのリンク要求が表示されます。

  9. [Review and Confirm (レビューと確認)]​ をクリックします。

  10. [Access Token (アクセストークン)]​ セクションで、​[Authenticate in Anypoint (Anypoint で認証)]​ をクリックします。
    Anypoint Platform ログインページが表示されます。

  11. Anypoint Platform にログインします。Anypoint Platform にログインするユーザーが​クライアントアプリケーションを作成するための正しい権限​を持っていることを確認してください。

  12. [Client App (クライアントアプリケーション)]​ セクションで、​[Create Client App (クライアントアプリケーションを作成)]​ をクリックします。
    これで、コンポーザー組織が Anypoint 組織にリンクされました。

API 共有

MuleSoft Anypoint Platform ユーザーは、MuleSoft Composer フローでのコンシューム用に Anypoint Platform で管理されている外部で利用可能な API をビジネスユーザーと共有できます。

API を Anypoint Platform から MuleSoft Composer に共有する前に、次のことを確認してください。

  • 組織で API 管理に Anypoint Platform を使用している。

  • Anypoint 組織で​外部クライアントプロバイダー​を使用していない。

  • 現在、Anypoint 組織に「Composer」という名前のクライアントアプリケーションがない。

  • 組織に API Manager によって管理された以下に準拠する ​REST API​ がある。

    • API 仕様は、RAML または OpenAPI のいずれかを使用している。

    • API は、基本認証、ベアラートークン、またはクライアント ID とクライアントシークレットを組み合わせた API キーを使用している。

    • API に API Manager の ​[Consumer Endpoint (コンシューマーエンドポイント)]​ 項目の値がある。

  • コンポーザー組織が ​Anypoint 組織にリンク​されている。

  • 公開インターネットから API にアクセスできる。

  • API が​公開ポータル​にパブリッシュされている。

外部で使用可能な API を接続する方法についての詳細は、​「Rest Consumer Connector リファレンス」​を参照してください。

API インスタンスをコンポーザーと共有する

Anypoint API Manager で API を管理する場合、それらの API を MuleSoft Composer と共有できます。

API インスタンスを MuleSoft Composer と共有する手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Platform で API インスタンスを作成​します。

  2. Anypoint Platform のナビゲーションペインで、​[Exchange]​ をクリックします。

  3. リストで、共有する API インスタンスを見つけて ​[Request access (アクセス権を要求)]​ をクリックし、MuleSoft Composer によって作成されたクライアントアプリケーションをクリックします。
    [Request access (アクセス権を要求)]​ ウィンドウが表示されます。

  4. [Request access (アクセス権を要求)]​ ウィンドウで、​[Request access (アクセス権を要求)]​ をクリックします。

  5. MuleSoft Composer を開き、フローを開いて、共有 API がキャンバスの ​[Shared Apps (共有アプリケーション)]​ セクションに表示されていることを確認します。

Anypoint Platform へのコンポーザー接続を切断する

MuleSoft Composer から Anypoint Platform への接続を切断できます。ただし、この接続を削除しても、既存の設定は削除されません。

Anypoint Platform への MuleSoft Composer 接続を切断する手順は、次のとおりです。

  1. 切断する MuleSoft Composer への接続を含む Anypoint Platform 組織にログインします。
    [Anypoint Platform]​ ページが表示されます。

  2. ナビゲーションペインで、​[Access Management (アクセス管理)]​ をクリックします。
    [Access Management (アクセス管理)]​ ページが表示されます。

  3. ナビゲーションペインで、​[Connected Apps (接続アプリケーション)]​ をクリックします。
    [Connected Apps (接続アプリケーション)]​ ページが表示されます。

  4. 単一 API へのコンポーザーのアクセスを削除する場合は、必要に応じて、​[Connected Apps (接続アプリケーション)]​ ページで API のオプションボタンをクリックしてから ​[Remove (削除)]​ をクリックします。

  5. [Owned Apps (所有アプリケーション)]​ タブで、​[Composer API Sharing (コンポーザー API 共有)]​ の横にあるオプションボタンをクリックして、​[Delete (削除)]​ をクリックします。
    これで、MuleSoft Composer が Anypoint Platform から切断されました。