応答ログを使用したクエリのトラブルシューティング

Anypoint DataGraph には、クエリのトラブルシューティングに役立つ情報が記載された応答ログがあります。

応答ログには Anypoint DataGraph のクエリに関する情報のみが示されます。Anypoint DataGraph ではログデータが、最大 100 MB と最長 30 日間の制限のいずれか早いほうに到達するまで保存されます。

Titanium サブスクリプションに登録している場合は、​Titanium のログ制限が適用​されます。

Anypoint DataGraph の応答ログのログレベル

Anypoint DataGraph のログレベルには、DEBUG、INFO、WARN、ERROR があります。ログレベルは段階的で、各レベルに次の情報が示されます。

ログレベル 説明 含まれるレベル

DEBUG

リクエストヘッダーと要求クエリに関する情報をログします。

すべてのレベル

INFO

要求クエリ、応答時間、クエリで要求された各項目の基盤となる API URL に関する情報をログします。

INFO、WARN、ERROR

WARN

警告メッセージをリストします。

INFO、WARN

ERROR

無効なクエリ、タイムアウト、認証エラー、ペイロードエラーに関するエラーメッセージをリストします。

ERROR

デフォルトで、各環境のログレベルは INFO に設定されています。この設定はいつでも変更できます。ログレベルを変更すると、ユーザーに関係なく、​Anypoint DataGraph インスタンスに対する今後のすべてのクエリ​に一貫して適用されます。

操作の応答ログを表示する

応答ログを表示または検索するには、​「操作」または「管理」権限​が必要です。

Titanium のサブスクライバーの場合は、​Anypoint Monitoring​ でも応答ログを表示できます。

Anypoint DataGraph で応答ログを表示する手順は、次のとおりです。

  1. 操作を作成して実行します。

  2. アクションメニュー (​…​​) から、​[View Response Logs (応答ログを表示)]​ を選択します。

    このクエリの応答ログは次のように表示されます。

    クエリの応答ログページ

応答ログを検索する

特定の値を含むログを検索したり、日付や優先度でログを検索したりします。

[Date & Time (日時)]​ 検索条件を使用すると、次の値で日付範囲を指定してログを検索できます。

  • Last hour (過去 1 時間)

  • Last 24 hours (過去 24 時間)

  • Last week (先週)

  • Last month (先月)

また、優先度で検索結果を絞り込むこともできます。

  • All priorities (すべての優先度)

  • INFO

  • DEBUG

  • WARN

  • ERROR

既存のログを検索する手順は、次のとおりです。

  1. 検索ボックスに値を入力するか、[Advanced (詳細)] をクリックして、指定した時刻、日付、日付範囲、メッセージ優先度のログを検索します。

    クエリの応答ログの項目を検索
  2. [Apply (適用)]​ をクリックします。