FAQ: Object Store v2

Object Store v2 を使用できるリージョンは?

Object Store v2 は、Runtime Manager (CloudHub) アプリケーションをデプロイできる​リージョンすべて​で使用できます。

Object Store v2 をサポートする Mule バージョンは?

  • Mule Runtime Engine 3.8.5 以降

  • すべての Mule Runtime Engine 4.x バージョン

    Mule 4 では Object Store v2 のみがサポートされます。

オンプレミスサーバにデプロイされたアプリケーションに Object Store v2 を使用できますか?

いいえ、Object Store v2 または Object Store v1 を使用できるのは CloudHub にデプロイされたアプリケーションのみです。

オンプレミスデプロイメントでは、Mule に含まれるオブジェクトストアを使用できます。 Mule オブジェクトストアについては、​「オブジェクトストアを使用したアプリケーションデータの保存」​を参照してください。

使用量データを表示する方法は?

API 要求データを表示するには、​「使用量グラフの表示」​を参照してください。

サブスクリプションのトランザクション制限に達した場合はどうなりますか?

Object Store v2 サブスクリプションパックによって、Anypoint Platform 組織に 1 か月あたり 1 億件のトランザクションが許可されます。この制限は、すべての本番環境と非本番環境に適用されます。 Object Store v2 Stats API​ を使用して使用状況を監視できます。

使用量がライセンスの上限に達しても、Object Store v2 は動作を続行します。 MuleSoft は、アカウント管理者とチームに請求関連の情報を通知します。

Object Store v2 はワーカーと同じリージョンで存続しますか?

はい、Object Store v2 は、アプリケーションが最初にデプロイされた、ワーカーと同じリージョンにあります。たとえば、シンガポールリージョンにデプロイした場合、オブジェクトストアはシンガポールリージョンで存続します。

最初のデプロイの後、アプリケーションを別のリージョンに移動した場合、Object Store v2 はデータが失われないように元のリージョンに残ります。使用する Object Store v2 が別のリージョンに移動することはありません。アプリケーションとオブジェクトストアの両方を別のリージョンにデプロイする必要がある場合は、アプリケーションを削除してから新しいリージョンに再アップロードする必要があります。この操作により、ストレージに存在するデータはすべて失われます。

オブジェクトストアエントリは、どのようにワーカーに分割されますか?

Object Store v2 は、CloudHub とは別個のリモートサービスです。​_defaultUserObjectStore​ に配置したすべてのエントリを、同じアプリケーションのすべてのワーカーが使用できます。​_defaultUserObjectStore​ を使用していない場合、データはワーカーのメモリ内オブジェクトストアに置かれ、ワーカーが再起動されたり、新しいアプリケーションバージョンがデプロイされたりするとデータは失われます。

使用可能なエントリ数の例として、50 個のエントリと 5 つのワーカーがある場合、アプリケーション内のすべてのワーカーが 50 個のエントリすべてを使用でき、Object Store v2 サービスはワーカーに影響を及ぼさずにすべてのデータの保存を処理します。

CloudHub にデプロイされたアプリケーションでは別の CloudHub アプリケーションのオブジェクトストアにアクセスできますか?

Object Store REST API を使用して別の Mule アプリケーションのオブジェクトストアからの値を保存および取得するように Mule アプリケーションを設定できます。

ただし、Object Store v2 はアプリケーション間の通信を目的として設計されていません。 2 つの Mule 4 アプリケーション間でデータを共有するには、​Anypoint MQ​ のキューを使用してください。

オブジェクトストアの制限事項についての詳細は、​「オブジェクトストアの制限事項」​を参照してください。

Object Store REST API については、Exchange の 「Object Store v2 API」​を参照してください。

オブジェクトストアの制限は?

オブジェクトストアの合計サイズに制限はありませんが、各値は 10 MB に制限されます。

(コネクタまたは API を介した) Object Store v2 への各 API コールが API レート制限 (トランザクション/秒 (TPS)) に含まれます。

  • 基本サブスクリプション: アプリケーションごとに 10 TPS

  • プレミアムアドオンサブスクリプション: アプリケーションごとに 100 TPS

Object Store v2 で存続できるキーの最大数は?

Object Store v2 では、アプリケーションごとのキー数に制限はありません。

キーに含めることができる文字数は?

キーの最大文字数は 256 です。

パーティションを使用するメリットは?

パーティションを使用することで、格納されたキーと取得されたキーの領域にオブジェクトストアを分割できます。 パーティションは、物理的ではなく論理的な構造です。 そのため、キーを 1 つのパーティションに格納しても複数のパーティションに格納しても、データのアクセス時間は同じです。

Object Store v2 でのデータ存続期間は?

最大存続期間 (TTL) は 2592000 秒 (30 日) です。

コネクタのグローバル設定パラメータで指定される ​entryTtl​ 値によって、ストアからキー-値ペアを削除するタイミングが決まります。

TTL は​ローリング​または​静的​のいずれかです。

ローリング

データにアクセスすると TTL が 30 日間延長されます。

最小ローリング TTL は 1 秒です。 最大ローリング TTL は、データにアクセスし続ける限り無制限です。

静的

entryTtl​ の値によってデータが削除されるタイミングが決まります。

最小静的 TTL は 1 秒です。 最大 (デフォルト) 静的 TTL は 2592000 秒 (30 日) です。 entryTtl​ 値が 30 日より大きい場合、TTL は最大値である 2592000 秒 (30 日) に設定され、エラーは返されません。

(たとえば、キーを上書きして) データを更新すると、TTL がリセットされます。

アプリケーションで ​entryTtl​ の値が指定されない場合、デフォルト値は Mule バージョンによって異なります。

  • Mule バージョン 4.2.1 以降:

    オブジェクトストアはデフォルトでローリング TTL になります。

    データに週 1 回以上アクセスした場合、TTL は 30 日間延長されます。 アクセスしなかった場合、直近の有効期限から 7 ~ 30 日後に削除されます。

    ローリング TTL は Mule バージョン 4.2.1 以降を使用しているすべてのアプリケーションで使用できます。
  • 4.2.1 より前の Mule バージョン:

    オブジェクトストアはデフォルトで 30 日の静的 TTL になります。

    (たとえば、キーを上書きして) データを更新すると、TTL がリセットされます。

TTL の設定については、​「カスタム存続期間を設定する」​を参照してください。

Object Store v2 REST API ポータルの場所は?

Object Store v2 API は、Anypoint Platform 開発者ポータルで使用できます。

Object Store Connector の場所は?

Anypoint Exchange で、Anypoint Studio 6 で使用される Mule 3 Object Store Connector および Studio 7 で使用される Mule 4 Object Store Connector のアセットを提供しています。

Object Store v2 と Object Store v1 で異なる Object Store Connector が必要ですか?

Mule の Object Store Connector は、すべてのバージョンが Object Store v1 と Object Store v2 の両方で動作します。

Object Store の値がバイナリ形式である理由は?

Runtime Manager で Object Store キーを表示すると、キーは ​[binary value] BINARY​ として表示されます。 Mule 4 では、値を Mule オブジェクトでラップして、Anypoint Platform で値がバイナリでのみ表示されるようにします。バックグラウンドでは、Mule 4 が Mule 内部シリアライザでバイナリ逐次化を実行します。ユーザインターフェースではオブジェクトを非逐次化できないため、値がバイナリになったことのみが伝えられます。

キー値を表示するには、アプリケーションのコネクタに次のような Object Store 取得フローが必要です。

<flow name="Retrieve" >
	<http:listener doc:name="Listener" config-ref="HTTP_Listener_config1"
		path="/retrieve">
		<ee:repeatable-file-store-stream />
	</http:listener>
	<os:retrieve doc:name="Retrieve"
		key="#[attributes.queryParams.key]"
		objectStore="Object_store1"/>
</flow>

詳細は、​「チュートリアル: Studio 7 プロジェクトを作成する」​を参照してください。

Object Store v2 にレート制限はありますか?

Object Store SKU を別途購入していないお客様には、アプリケーションあたり 10 TPS (トランザクション/秒) というレート制限があります。 Object Store v2 SKU を購入していないアカウントでアプリケーションがレート制限を超えると、それ以降しばらくの間、要求は処理されず、429 HTTP エラー状況コードが返されます。基本となる 10 TPS のレート制限を超える場合は、MuleSoft アカウントチームまでお問い合わせください。

Object Store v2 データの保護方法は?

Object Store v2 では、セキュアなトランスポートに TLS を使用します。保管時のデータは、FIPS 140-2 準拠の暗号化標準を使用して保存されます。 より高いレベルのセキュリティが必要な場合、機密データは暗号化してからオブジェクトストアに書き出すことをお勧めします。

Object Store ではデータはキャッシュされますか、それとも読み書きのたびに I/O が実行されますか?

Object Store v2 では読み書きのたびに I/O が実行されます。Object Store v2 では、API コールは、Runtime Manager アプリケーションと同じデータセンターに限定されます。

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