Object Store v2 の概要

Object Store v2 では、1 つの CloudHub アプリケーション内から、あらゆるバッチプロセスや Mule コンポーネントおよびアプリケーションにわたってデータと状態を保存できます。

デプロイメント時に Runtime Manager の ​[Object Store V2]​ チェックボックスをオンにすることで、CloudHub で Mule 3 と Mule 4 の実装として Object Store v2 を選択できます。Object Store に関する情報は、​FAQ​ を参照してください。

osv2 architecture

オンプレミス Mule アプリケーションでは Object Store v2 を使用できません。

Object Store v2 には、次のような特長があります。

  • 更新されない限り、30 日間存続する Object Store v2 キー。キーが更新された場合、存続期間 (TTL) は 30 日間延長されます。詳細は、​「Object Store v2 でのデータ存続期間は?」​を参照してください。

  • 無制限のエントリ数。v2 object-store の合計サイズに制限はありません。

  • 最大サイズ 10 MB (Base64 エンコードの場合) の値を保存。ペイロードの base64 サイズは CEILING(base10size ​* 1024/3)*​ 4で見積もることができます。ここで、base10size はオブジェクトサイズのバイト数です。 たとえば、base10 ペイロードサイズが 7.5 MB の場合、base64 では 10.24 MB に変換されます。

  • サポート対象リージョンと各リージョン内の可用性ゾーンのすべてで使用可能。

  • ワーカーと同じリージョンに存在。たとえば、シンガポールでホストされているワーカーは、シンガポールでホストされている Object Store v2 を使用します。

  • 外部アプリケーションがアクセスするための Mule コネクタと REST インターフェースを提供。

  • エンドツーエンドでセキュアな TLS トランスポートを提供。

  • 永続的ストレージを FIPS 140-2 準拠の標準を使用して暗号化。

v1 または v2 のいずれを使用していても、既存の Object Store Connector を使用してオブジェクトストアに書き込むことができます。

Object Store v2 のユーザインターフェースは、[Anypoint Platform] > [Runtime Manager] で使用できます。

Object Store v2 へのアップグレード

  • 現在のオブジェクトストアのデータすべてをバックアップします。

    データは Object Store v1 から v2 に引き継がれません。 Object Store v1 内にあるデータは、透かしやその他の Mule コンポーネントの状態を含め、v2 に移行されません。Object Store v1 に戻すと、Object Store v1 データは以前のまま残っています。
  • Object Store v2 にアクセスするには、Anypoint Platform で ​[Runtime Manager]​ をクリックします。アプリケーションの名前をクリックしてそのダッシュボードを表示し、​[Manage Application (アプリケーションを管理)]​ をクリックします。​[Settings (設定)]​ 画面で、​[Use Object Store v2 (Object Store v2 を使用)]​ をクリックします。プロンプトを受け入れます。Runtime Manager のダッシュボードで、​[Application Data (アプリケーションデータ)]​ セクションが ​[Object Store]​ に変わります。

    Runtime Manager で [Use Object Store v2 (Object Store v2 を使用)] をオンにします。

Object Store に関するメモ

  • Object Store v2 リージョンをどこで使用できるかは、​「Object Store v2 を使用できるリージョンは?」​を参照してください。

  • Object Store Connector は Object Store バージョン 1 と 2 の両方で動作します。

  • Object Store v2 では、作成時から最長 30 日間のデータ存続期間が適用されます。

  • Object Store v2 プレミアム SKU を購入していないアカウントは、アプリケーションあたり 10 TPS (トランザクション/秒) のレートに制限されます。基本となる 10 TPS のレート制限を超える場合は、MuleSoft アカウントチームまでお問い合わせください。

  • Mule 4 を使用する CloudHub アプリケーションでは、Object Store v2 を選択すると、Object Store v2 で ​_defaultPersistentObjectStore​ オブジェクトストアが上書きされます。

    Mule 3 を使用する CloudHub アプリケーションでは、Object Store v2 で ​_defaultUserObjectStore​ オブジェクトストアが上書きされます。Mule 3 CloudHub アプリケーションで Object Store v2 を使用するには、[Object Store Reference (オブジェクトストア参照)] 項目の値を「​_defaultUserObjectStore​」に設定します。

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