API ゲートウェイへのトークナイゼーションポリシーの適用

このトークナイゼーション実装では、Edge と Mule アプリケーション間の仲介役として機能する Mule 4 の API ゲートウェイ機能にトークナイゼーションポリシーを適用します。このケースのトークナイゼーションサービスは暗黙的で、API ゲートウェイとの内部インテグレーションを介して使用できるようになります。

前提条件

トークナイゼーションサービスのこの実装を設定し、使用するには、以下が必要です。

トークナイゼーションポリシーを適用する

トークナイゼーションサービスポリシーが API ゲートウェイに直接適用されている場合、トークナイゼーション RAML を使用しなくても、トークナイゼーションサービスを公開できます。Mule アプリケーションがプロキシとして機能するように API ゲートウェイをセットアップするだけで済みます。

API ゲートウェイにトークナイゼーションポリシーを適用する手順は、次のとおりです。

  1. VM/ベアメタルの Runtime Fabric のインストールの開始.

  2. Runtime Fabric で​インバウンドトラフィックを有効化​します。

  3. トークナイゼーション形式を作成​します。

  4. トークナイゼーションサービスを作成​します。

  5. API Manager で、Mule アプリケーションがプロキシとして機能するように ​API ゲートウェイをセットアップ​します。

    API ゲートウェイバージョン 4.0 以降を使用する必要があります。API を実装する Mule アプリケーションはどのバージョンでも問題ありません。
  6. API ゲートウェイを設定したら、API Manager で、​[Apply New Policy (新規ポリシーを適用)]​ をクリックして、適用するトークナイゼーションサービスポリシーを選択します。
    [Policies (ポリシー)] > [Tokenization (トークナイゼーション)]​ に使用可能な​トークナイゼーションサービスポリシー​が表示されます。 これで、トークナイゼーションサービスを使用して、要求ペイロードや応答ペイロードをトークナイズおよびデトークナイズできるようになります。