ユースケース特有の視覚化

Anypoint Visualizer を使用して、アプリケーションネットワークのグラフを表示します。​ベースユニット​は、サポート対象の Mule インスタンスにデプロイされて実行されている Mule アプリケーションです。

視覚化を見やすくするため、コンシューマノード (アウトバウンド接続のみのノード) が上部に表示されます。バックエンドシステム (インバウンド接続のみのノード) は下部に表示されます。

コンシューマノードで ​ClientId​ カテゴリが検出された場合、ノードは ​ClientId​ でグループ化されます。それ以外の場合、​[External Traffic (外部トラフィック)]​ ノードの下でグループ化されます。 application/API/proxy​ で指定されている対象が ​ClientId​ 値を検出するには ​ClientId​ 適用ポリシーが必要です。 使い勝手をよくするため、キャンバスでは ​ClientIds​ 値の代わりにアプリケーション名が表示されます。 同じ Mule アプリケーションを呼び出すすべてのクライアントアプリケーションは、単一のクライアントアプリケーショングループノードでグループ化されます。 グループ内のクライアントアプリケーション数は、表示名に指定されます。

グラフを表示または変更するときに、Anypoint Visualizer で次の機能を使用できます。

  • ズームコントロール: キャンバスの右下隅にあるズームインボタン、ズームアウトボタン、サイズに合わせたズームボタンを使用して、ズームを制御します。スクロールを使用してズームインおよびズームアウトすることもできます。

  • 視覚化のパン: キャンバスをクリックしてドラッグし、視覚化をパンします。

  • 検索: キャンバスでサービスの名前を検索し、検索を含むノードが強調表示されます。

ユースケースの選択

Anypoint Visualizer には、アーキテクチャ、トラブルシューティング、そしてポリシーの 3 種類のユースケース (​視覚化​) があります。ユースケースを特定することで、ニーズに適した視覚化を選択できます。

アーキテクチャ視覚化​は、アプリケーションと API のトポロジを表示します。この視覚化は、システムアーキテクチャを理解するのに最も便利です。サービスの名前を表示、変更したり、特定のタグを追加したり、レイヤに割り当てたりできます。

トラブルシューティング視覚化​では、システムの健全性を表示して、パフォーマンスベースのメトリクスを評価できます。この視覚化により、アプリケーションや API の問題や異常な挙動を特定できます。

ポリシー視覚化​では、アプリケーションネットワークでのポリシーの適用状況を一目で確認できます。選択したポリシーに準拠しているコンポーネントを表示して、セキュリティ違反やポリシー違反が発生している可能性のある場所を特定できます。

組織のアプリケーションネットワークの表示

  1. Anypoint Platform にログインします。

  2. ナビゲーションバーまたは Anypoint Platform のメイン画面で ​[Visualizer]​ をクリックします。

    Anypoint Visualizer が使用できない場合は、システム管理者に連絡して、アプリケーションにアクセスするための適切な権限があることを確認してください。

  3. キャンバスのリストで、使用する視覚化を選択します。

  4. [View (ビュー)]​ カードの環境検索条件で、環境を選択します。

    Anypoint Visualizer には、参照権限がある環境のみが表示されます。

  5. 表示するビジネスグループのチェックボックスをクリックします。

組織と環境グループを選択したら、Anypoint Visualizer にアプリケーションネットワークのグラフが表示されます。

ビュー

「Visualizer Editor (Visualizer エディタ)」権限を持つユーザは、絞り込まれた環境とタグに基づいてビューを定義できます。これらの定義済みビューは自動的に検出でき、含まれる環境の権限を持つすべての Anypoint Visualizer ユーザが使用できます。これらのビューは、ユースケース固有の視覚化で開くことができます。

詳細は、​「Anypoint Visualizer ビュー」​を参照してください。