Anypoint Visualizer

Anypoint Visualizer には、アプリケーションネットワークグラフのさまざまな側面のビューが表示されます。グラフを使用してアプリケーションネットワークを調査できます。Anypoint Visualizer のユースケースには、アーキテクチャのレビュー、トラブルシューティング、ポリシーコンプライアンスなどがあります。

Anypoint Visualizer では、実行中で検出可能な API および Mule アプリケーションがリアルタイムに視覚的に表現されます。アプリケーションネットワーク内の Mule API、プロキシ、またはアプリケーションによって起動されるサードパーティシステムも表示されます。グラフに表示されるデータは動的に更新され、事前の設定は不要です。さらに、適切な権限を持つユーザのみがアプリケーションネットワークグラフを表示できるため、データは安全に表示されます。

次の画像は、一般的なアプリケーションネットワークが Anypoint Visualizer にどのように表示されるかを示しています。

アプリケーションネットワーク

ノード間の接続は、過去 7 日間に発生したアプリケーションまたは API 間のトラフィックに基づきます。アプリケーションが複数のワーカーに表示される場合、グラフ内で 2 つの異なるノードとして表示されます。

Anypoint Visualizer は、スタンドアロン Mule Runtime エンジン (Mule インスタンス) または Runtime Fabric から CloudHub にデプロイされた Mule アプリケーション、API、およびプロキシからデータを収集し、組み込みプラグインを介してすべての受信および送信接続を検出します。サポートされている Mule インスタンスでアプリケーション、API、またはプロキシが実行されている限り、関連する連動関係と共に検出されます。Anypoint Visualizer でグラフに表示されるデータが収集される方法についての詳細は、「Anypoint Visualizer でのアプリケーションデータの収集方法」​を参照してください。

特にこれらのアプリケーションに関する追加のデータをネットワーク図にオーバーレイできる場合には、これらの連動関係を理解しておくと役に立ちます。Visualizer と、アーキテクチャ、トラブルシューティング、ポリシーに合わせて調整された視覚化のパワーは、このデータをアプリケーションネットワークのコンテキストに沿って把握できるということです。Anypoint Visualizer から、パフォーマンスメトリクスやポリシー情報を調査したり、ビューを定義したり、アプリケーションをレイヤに配置したり、ノードや接続の表示ラベルをカスタマイズしたりできます。詳細は、「キャンバスのカスタマイズ」​を参照してください。

ユースケース

次のユースケースは、Anypoint Visualizer と各種の視覚化の使用方法の例を示しています。

  • 現在の設計状態についてのディカッション: エンタープライズアーキテクトの Kara は、自分が担当しているアーキテクチャがどのようにして新製品に対応できるかについて計画を立てました。移行を計画し、提案に対して関係者から賛同を得るため、その現状を把握する必要があります。そこで彼女は、アーキテクチャ視覚化を使用して自分のネットワーク構造を評価し、データをエクスポートして他の同僚と共有できます。

  • API 主導の接続性の実装: サイト信頼性エンジニアの Tom は、複数の Salesforce への接続を個別に管理することにうんざりしています。新しいプロセス API の要件を定義できるように、冗長なポイントツーポイント接続を識別したいと考えています。そのため Tom は、アーキテクチャ視覚化を使用してネットワークトポロジを表示し、冗長な接続がないかを確認します。

  • アプリケーションネットワークの調査 Anypoint Visualizer では、アプリケーションネットワークのリアルタイムのビューが提供されます。アーキテクトやプロダクトオーナーは、視覚化が常に最新の状態であることを把握したうえで、アプリケーションネットワークがどのように進化しているかを確認したり、アプリケーションネットワークを調査してデータのロックを解除する方法を見つけて計画を立て、サイロ化されたシステムを分類したりできます。アーキテクチャ視覚化を使用すれば、システムの接続をより効率的に計画できます。

  • API 主導の接続性の分類を定義: Anypoint Visualizer では、グラフのノードをレイヤに割り当てることができます。レイヤは、API が正しく分類されているかどうか、および API 主導の接続のアーキテクチャ上の原則に従っているかどうかをすばやく判断するのに役立ちます。アーキテクチャ視覚化により、ノードを効率的に編成し、API 手動の接続を解釈しやすくすることができます。

  • 本番までの時間の短縮 アーキテクトの Kara は、テスト、ステージング、および本番フェーズを通じて、開発環境からプロジェクトがどのように構築されているかを確認できます。コードがデプロイされるときにアーキテクチャを確認し、ドキュメントが生成されるのを待たずに、ベストプラクティスおよび取り決められたアーキテクチャが遵守されていることを確認します。アーキテクチャ視覚化を使用することで、アセットのデプロイメントと編成をリアルタイムで監視できます。また、ポリシー視覚化を使用することで、プロジェクトを本番に昇格する前に、すべての API が InfoSec のルールに準拠していることを確認できます。

  • 本番の問題解決の迅速化 Anypoint Visualizer を使用すると、すべての API の動作とその連動関係を 1 つのビューで把握できるため、エラーの根本原因を特定したり、特定の API がクライアントのパフォーマンスに与える影響を理解したりするために必要な時間が削減されます。トラブルシューティング視覚化は、パフォーマンスの問題に関するインサイトを提供することで、エラーを特定して、Anypoint Monitoring が提供する情報にすばやく移動できるようにします。

  • ポリシーコンプライアンスの保証 リード API アーキテクトである Ayesha は、InfoSec が規定するポリシーに準拠している API と準拠していない API を見極める必要があります。彼女は、ポリシー視覚化を使用してポリシーのセットを選択することで、それらのポリシーが適用されていない API、1 つだけ適用されている API、そしてすべてが適用されている API を見つけ出して、API やプロジェクトを本番に昇格する前に会社の標準へのコンプライアンスを保証できます。

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