Anypoint Visualizer でのレイヤーの使用

ノードをレイヤーに関連付ける場合、ネットワークのアプリケーションの視覚表現を作成します。 Anypoint Visualizer によって提供されるデフォルトのレイヤーのいずれかを使用するか、カスタムレイヤーを作成します。

アプリケーションは、アプリケーションが含まれる各定義済みビューの割り当て済みレイヤーに表示されます。また、すべての視覚化種別の正しいレイヤーにも表示されます。

レイヤーへのサービスの追加

アプリケーションのプロパティファイルで、または Anypoint Visualizer UI を使用して、ノードをレイヤーにマップします。

プロパティを使用したレイヤーの設定

Runtime Manager UI、CI/CD (Maven)、または API を介してデプロイメント時に追加するアプリケーションのプロパティで、​anypoint.platform.visualizer.layer=<name>​ を使用することで、レイヤーへのノードの追加を自動化できます。このプロパティは、サーバープロパテではなくアプリケーションプロパティです。このプロパティを使用すると、指定されたレイヤーにノードが自動的に表示され、そのレイヤーが存在しない場合は自動的に作成されます。

アプリケーションプロパティを使用してノードレイヤーを割り当てている場合は、Anypoint Visualizer UI を使用してノードレイヤーを再割り当てすることはできません。

アーキテクチャ視覚化 UI を使用したレイヤーの設定

デプロイメント時に Runtime Manager UI または API を使用してノードをレイヤーに割り当てていない場合、デフォルトでは、Anypoint Visualizer でレイヤーにノードは割り当てられません。Anypoint Visualizer UI を使用して、次の作業を行います。

  • ノードを既存のレイヤーに割り当てるか、プロパティで設定されたレイヤーがノードにない場合は、割り当てられたレイヤーを変更する。

  • 新規レイヤーを作成する。

ノードにレイヤーを割り当てる

  1. アーキテクチャ視覚化で、レイヤーに追加するアプリケーションノードを選択します。
    Shift キーを押しながら複数のノードを選択すると、一度に選択したすべてのノードにレイヤーを適用できます。

    ノードの ​[Customization (カスタマイズ)]​ セクションがノードのカードの ​[Customization (カスタマイズ)]​ タブに表示されます。

    ノードの選択
  2. 次の画像のように、​[Customization (カスタマイズ)]​ セクションで ​[Layer (レイヤー)]​ の横にあるドロップダウンリストを展開します。

    レイヤーの選択
  3. ドロップダウンリストから、目的のレイヤーを選択します。

結果​: 次の画像のように、選択したノードがレイヤー内に表示されます。

レイヤーのノード

新規レイヤーの作成

Anypoint Visualizer によって提供されるデフォルトのレイヤーに加えて、アプリケーションネットワークのビューをカスタマイズするための新規レイヤーを作成できます。

  1. 新規レイヤーに追加するノードを選択します。

  2. [Customization (カスタマイズ)]​ セクションのドロップダウンリストから、​[New Layer (新規レイヤー)]​ を選択します。

  3. ダイアログボックスにレイヤーの名前を入力し、​[Create Layer (レイヤーを作成)]​ をクリックします。

結果​: ノードが新規レイヤーに表示されます。必要に応じて、新規レイヤーにノードを追加できます。

レイヤーの削除

レイヤーにサービスが割り当てられていない場合、そのレイヤーは Anypoint Visualizer によって自動的に削除されます。

  • レイヤーがデフォルトのレイヤーである場合、キャンバスには表示されませんが、ドロップダウンで使用できます。

  • レイヤーがカスタムレイヤーである場合、キャンバスにもドロップダウンにも表示されません。

Anypoint Visualizer によって自動的にネットワーク表示も調整されます。

レイヤーの並び替え

アーキテクチャ視覚化のキャンバスで、レイヤーの右側にある矢印を使用して、他のレイヤーに対してレイヤーを上下に移動します。