Anypoint Visualizer のセットアップ

Anypoint Visualizer を使用するために必要なロールと権限を設定し、アプリケーションをデプロイするときに考慮すべき点を理解します。

権限の設定

Anypoint Visualizer でコンテンツを表示するには、次のいずれかの権限を持つロールが割り当てられている必要があります。

  • [Runtime Manager] > [Read Applications (アプリケーションの参照)] ユーザはアプリケーションネットワークのグラフを表示できますが、変更することはできません。

  • [API Manager] > [View Policies (ポリシーの参照)] または [Manage Policies (ポリシーの管理)] Mule アプリケーションにリンクされている API と、これらの API に適用されるポリシーを表示できます。ポリシー視覚化にのみ関連します。

  • [Visualizer] > [Visualizer Editor (Visualizer エディタ)] アプリケーションネットワークの特定の側面をユーザが管理およびカスタマイズできるようにします。 カスタムロール​を作成して「Visualizer Editor (Visualizer エディタ)」権限を割り当てることができます。

    「Visualizer Editor (Visualizer エディタ)」​権限は、マスタ組織内でのみ割り当てることができます。

デプロイ種別の選択

Anypoint Visualizer は次のデプロイ種別をサポートしています。

セットアッププロセスとサポートされる Mule ランタイムは、デプロイメント種別によって異なります。詳細は各セクションを参照してください。

アプリケーションのデプロイ

Anypoint Visualizer で表示するアプリケーションをデプロイする場合、デプロイメント対象としてサポートされているバージョンの Mule を選択していることを確認してください。詳細は、​「Runtime Manager」​を参照してください。

アプリケーションを再デプロイすると、Anypoint Visualizer によって収集されたすべてのメタデータはそのアプリケーションから削除されます。アプリケーションノードのインバウンド接続数はリセットされます。

サポートされているコネクタの確認

Anypoint Visualizer は、特定のコネクタ上のアウトバウンド接続のアクティビティを監視できます。

Mule バージョン 3.9.x では、次のコネクタがサポートされています。

  • Salesforce

  • HTTP/HTTPS

  • データベース

  • Connector DevKit に基づくすべてのコネクタ

Mule バージョン 4.x では、次のコネクタがサポートされています。

  • Salesforce

  • HTTP/HTTPS

  • データベース

  • Mule 4 拡張コネクタ

パフォーマンスとデータ収集の管理

Anypoint Visualizer でメタデータを収集するために使用されるエージェントは、パフォーマンスに影響することがあります。

データ収集とパフォーマンスの詳細は、​「パフォーマンスとデータ収集の管理」​を参照してください。