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Monitoring API ManagerAPI 機能監視は、アプリケーションネットワークで使用される公開および非公開 API の品質および信頼性を保証するための Anypoint Platform のコンポーネントです。
開発者やオペレーターは API 機能監視ソリューションを使用して、テスト環境でも本番環境でも、API ライフサイクルの最初から最後まで、API の機能動作およびパフォーマンスの一貫したテストを実行できます。次の作業を行うことができます。
Anypoint Monitoring UI から、または BAT コマンドラインインターフェース (BAT CLI) を使用して公開 API または非公開 API を監視する
監視実行の結果を表示してレポートする
次の画像には、監視が選択されている [Functional Monitoring (機能監視)] ページが表示されています。
1 | 選択された監視のテストの期間。 |
2 | すべてのエンドポイントに対するすべてのテストの 1 日あたりの平均応答時間 (ミリ秒)。各棒の色は、テストの各ステップの平均時間の内訳を示しています。棒にマウスポインターを置くと、内訳の詳細が表示されます。 |
3 | スケジュール情報 (次の実行がいつスケジュールされているのか、スケジュール間隔、テストの実行がスケジュールされている場所に関する情報など)。 |
4 | 前回の実行に関する詳細 (実行されたメソッドやアサーションなど)。 |
5 | 最後の数個の実行の概要リスト。 |
6 | 選択された監視にスケジュールを追加するオプション。 |
API 機能監視を使用するために知っておく必要のある概念を次に示します。
監視とは、1 つ以上のテストの繰り返しのスケジュールです。監視は、テストスイートとも呼ばれます。
監視のテストは、定義されたスケジュールに基づいて実行されます。テストケースはすべてビヘイビア駆動開発 (BDD) 言語 (共通の宣言型の使いやすい動作記述言語) で定義されます。
BDD 言語は、テストを記述するために使用されます。この言語は DataWeave に基づき、「given-when-then」アプローチに従って条件および期待される結果に関して動作を記述します。
「監視」を参照してください。
スケジュールは、実行するテストスイートの監視で設定された指定の間隔や期間です。
ブラックボックステストでは、入力と出力のみに基づいて、API の全体的な動作およびその全体的な live 連動関係を検証します。これらのテストは、API 内部を理解または変更したり、シミュレーションまたはモッキングしたりせずに行われます。
ホワイトボックステストでは、内部での仕組みを理解するために各 API の動作を検証します。このタイプのテストの一環で、連動関係をモッキングしてシミュレーションします (たとえば、バックエンドシステムなどの API)。
実行時監視では、デプロイされた API が本番環境で期待されるパフォーマンスレベル内で稼働することを確認します。実行時監視では、実際の入力、想定される出力、live 連動関係が含まれる動作テストケースが使用されます。
非公開 API は、Anypoint VPC 内部のネットワーク内でのみアクセスできるエンドポイントを使用する API です。
公開 API は、公開インターネットに公開されているエンドポイントを使用する API です。公開された場所または非公開の場所で実行されるワーカーによってそのようなエンドポイントのテストが実行されます。
非公開の場所は、CloudHub 1.0 の環境で実行される Mule アプリケーションです。非公開の場所内でのみアクセスできる API に対してテストを実行できます。非公開の場所の環境には、Anypoint VPC を関連付けることができます。Anypoint VPC の 1 つのインスタンスに複数の非公開の場所を作成できます。
公開された場所は、他の MuleSoft ユーザーと共有するリージョンで、リソースプールとして考えることができます。そのようなリージョンの例として us-east-1
、us-east-2
、eu-central-1
などが挙げられます。
「API 機能監視入門」に進みます。