はじめに

Anypoint Monitoring は、CloudHub またはオンプレミスサーバーで実行されている Mule アプリケーションに関するデータを提供します。Anypoint Platform の Management Center の一部であり、使用するには​必須権限​が必要です。

機能監視については、​API 機能監視​を参照してください。

Mule Runtime Engine のサポート対象バージョン

次の Mule Runtime Engine バージョンと Anypoint Monitoring を使用してください。

  • Mule 3 バージョン 3.8.7 以降
    バージョン 3.8.6 以前はサポートされていません。さらに、​-AM​ サフィックスがあるすべてのランタイムバージョンは非推奨です。
    インバウンドおよびアウトバウンドのメトリクスは、Mule Runtime Engine バージョン 3.9.5 以前を使用するハイブリッドプロキシアプリケーションでは使用できません。

  • Mule 4
    API Analytics の拡張メトリクスを使用するには、Mule Runtime Engine バージョン 4.1.6 以降を使用してください。

Anypoint Monitoring の使用

  1. Anypoint Platform にログインします。

  2. ナビゲーションバーまたは Anypoint Platform のメイン画面で ​[Monitoring (監視)]​ をクリックします。

    Management Center メニュー

    [Anypoint Monitoring] が表示されないか、使用できない場合、権限の問題である可能性があります。「​必須権限​」を参照してください。

  3. [Anypoint Monitoring] から、監視ツールを見つけて使用できます。

設定

カスタムダッシュボードとアラートを使用するには設定が必要です。案内については、以下を参照してください。

必須権限

Anypoint Monitoring を使用するには、次の権限が必要です。

  • Anypoint Monitoring ユーザー

通常、システム管理者が [Access Management (アクセス管理)] で権限を設定します。​「Granting Permissions and Roles to Users」​ (ユーザーへの権限とロールの付与) を参照してください。

CloudHub での Anypoint Monitoring の有効化

Anypoint Monitoring が Mule アプリケーションの監視を開始できるようにするには、適切なバージョンの Mule runtime engine にデプロイする必要があります。 ​「Mule アプリケーションの Anypoint Monitoring の設定 (CloudHub)」​を参照してください。

オンプレミスでの Anypoint Monitoring の有効化

オンプレミスサーバーに ​Anypoint Monitoring をインストール​し、そのサーバー上で実行されていて、Runtime Manager で管理されているアプリケーション (ハイブリッドアプリケーション) を監視できます。