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Monitoring API Managerバックエンドシステムからアプリケーションメッセージを受け取り、これらのメッセージを検証してパートナーが想定する形式に変換してから、取引パートナーに直接またはサードパーティ接続経由で送信するアウトバウンドメッセージフローを作成します。
最初のメッセージフローを作成する前に、ペイロードストレージ API を設定します。
アウトバウンドメッセージフローを作成する手順は、次のとおりです。
Anypoint Partner Manager のナビゲーションメニューから [Message Flows (メッセージフロー)] を選択します。
[New message flow (新規メッセージフロー)] > [Send to partner (パートナーに送信)] をクリックします。
既存のパートナーを選択するか、[New (新規)] を選択し、「パートナーの作成」の説明に従って新しいパートナーを作成します。
受信エンドポイントを設定します。
送信元メッセージ種別を設定します。
パートナーとホストのリファレンス ID を設定します。
変換マップをインポートします。
送信先メッセージ種別を設定します。
送信先エンドポイントを設定します。
メッセージフローが完成したことを検証します。
アウトバウンドメッセージフローの受信エンドポイント ([Source at Host (ホストの送信元)] エンドポイント) は、バックエンドアプリケーションからアプリケーションメッセージを受信します。Partner Manager は、受信エンドポイントで FTP、HTTP、HTTPS、SFTP 形式をサポートしています。
受信エンドポイントを設定する手順は、次のとおりです。
メッセージフローで、[Source at <host-name> (<ホスト名> の送信元)] セクションを展開し、[Select (選択)] をクリックします。
[Select an endpoint: Source at <host-name> (エンドポイントを選択: <ホスト名> の送信元)] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
既存の [Source at Host (ホストの送信元)] エンドポイントを選択して [Select (選択)] をクリックする。
[New (新規)] をクリックし、「エンドポイントの作成」の説明に従って新しい [Source at Host (ホストの送信元)] エンドポイントを作成する。
アウトバウンドメッセージフローの送信元メッセージ種別 ([Source at Host (ホストの送信元)] メッセージ種別) は、Partner Manager がバックエンドアプリケーションから受信するメッセージの構造を定義します。Partner Manager は、これらのメッセージを設定済みの [Send to partners (パートナーに送信)] メッセージ種別に変換して、パートナーに直接またはサードパーティ接続経由で送信します。
Partner Manager は、アウトバウンドメッセージフローの送信元メッセージ種別に CSV、JSON、XML 形式をサポートしています。
送信元メッセージ種別を作成する手順は、次のとおりです。
メッセージフローで、[Source message type (送信元メッセージ種別)] セクションを展開し、[Select (選択)] をクリックします。
[Source message type (送信元メッセージ種別)] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
既存の [Source at Host (ホストの送信元)] メッセージ種別を選択して [Select (選択)] をクリックする。
[New (新規)] をクリックし、「メッセージ種別の作成と設定」の説明に従って新しい [Source at Host (ホストの送信元)] メッセージ種別を作成する。
Partner Manager は、パートナーリファレンス ID とホストリファレンス ID を使用して、アウトバウンドメッセージのルーティングに適したメッセージフローを特定します。このルーティングプロセスのしくみについては、「送信者および受信者識別子」および「アウトバウンドメッセージのルーティング」を参照してください。
パートナーリファレンス ID を設定するには、[All available identifiers (使用可能なすべての識別子)] を選択するか、特定のパートナー識別子を選択します。
ホストリファレンス ID を設定するには、[Ignore (無視)] を選択するか、バックエンドシステムからの送信元 JSON または XML メッセージのデータ要素に表示されている、組織の内部リファレンス ID (ビジネスユニット名など) を選択します。
アウトバウンドメッセージフローの変換マップは、アウトバウンドメッセージを組織のエンタープライズアプリケーションの形式からパートナーが想定する形式に変換します。DataWeave を使用して変換マップを作成します。詳細は、「変換マップ」を参照してください。
変換マップをインポートする手順は、次のとおりです。
メッセージフローで [Map (マップ)] セクションを展開します。
[Import (インポート)] > [Choose file (ファイルを選択)] をクリックします。
使用する DataWeave マップに移動して、[Open (開く)] をクリックします。
[Upload mapping (マッピングをアップロード)] をクリックします。
アウトバウンドメッセージフロー用として開発している変換マップ内でソースメッセージ属性にアクセスでき、その属性をメッセージペイロードで使用できます。アクセスできる属性は、ソースエンドポイントのプロトコルによって異なります。詳細は、「ソースメッセージ属性へのアクセス」を参照してください。
アウトバウンドメッセージフローの送信先メッセージ種別 ([Send to Partners (パートナーに送信)] メッセージ種別) は、Partner Manager がパートナーに直接またはサードパーティ接続経由で送信するメッセージの構造を定義します。Partner Manager は、送信先メッセージ種別で CSV、EDIFACT、JSON、X12、XML 形式をサポートしています。
EDIFACT および X12 メッセージ種別については、送信先メッセージ種別を設定するときに、次の作業も行います。
肯定応答の設定 (省略可能)
カスタム EDIFACT 設定の作成 (省略可能)
アウトバウンドメッセージのルーティングに使用する EDIFACT 識別子の選択
送信先メッセージ種別を設定する手順は、次のとおりです。
[Message Type (メッセージ種別)] セクションを展開して [Select (選択)] をクリックします。
[Select message type (メッセージ種別の選択)] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
既存の [Send to Partners (パートナーに送信)] メッセージ種別を選択して [Select (選択)] をクリックする。
[New (新規)] をクリックし、「メッセージ種別の作成」の説明に従って新しい [Send to Partners (パートナーに送信)] メッセージ種別を作成する。
[Save (保存)] をクリックします。
メッセージ種別と検証設定がメッセージフローに追加されます。
必要に応じて、アウトバウンドメッセージの肯定応答設定を定義します。
必要に応じて、カスタム検証設定の区切り文字と文字エンコードをアウトバウンドメッセージフローに適用します。
[<protocol> Identifiers (<プロトコル> 識別子)] セクションで、X12 ISA セグメントと GS セグメント、または EDIFACT UNB セグメントで使用する送信者識別子と受信者識別子を選択します。
この 2 つの識別子は、ホストプロファイルとパートナープロファイルで設定されます。
メッセージフローを使用するアウトバウンドメッセージの肯定応答設定を定義する手順は、次のとおりです。
[Acknowledgement (肯定応答)] セクションで [Expect functional acknowledgement (機能肯定応答を想定)] (X12) または [Expect CONTRL functional acknowledgement (CONTRL 機能肯定応答を想定)] (EDIFACT) を選択します。
次のいずれかの操作を実行します。
パートナーの肯定応答トランザクションを受信する既存のエンドポイントを選択する。
[New (新規)] をクリックし、「エンドポイントの作成」の説明に従って新しいエンドポイントを作成する。
[Mark overdue after (期限切れとしてマークする時間)] 項目で、デフォルト値の [24 Hours (24 時間)] を受け入れるか、パートナーとの間で交わされている SLA に基づいて、アウトバウンドトランザクションを肯定応答の期限切れとマークするタイミングを設定します。
デフォルトで、Partner Manager はメッセージの検証、区切り文字、文字エンコードに、パートナーまたはサードパーティ接続に指定されている EDIFACT または X12 送信設定を使用します。
カスタム検証設定と区切り文字をアウトバウンドメッセージフローに適用するには、次の手順を実行します。
[EDIFACT Settings (EDIFACT 設定)] セクションで、[Custom X12 settings (カスタム X12 設定)] または [Custom EDIFACT settings (カスタム EDIFACT 設定)] を選択し、カスタム設定値を指定します。
[<protocol> Identifiers (<プロトコル> 識別子)] セクションで、X12 ISA セグメントと GS セグメント、または EDIFACT UNB セグメントで使用する送信者識別子と受信者識別子を選択します。
この 2 つの識別子は、ホストプロファイルとパートナープロファイルで設定されます。
送信先エンドポイント ([Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイント) は、変換済みのメッセージがパートナーに直接またはサードパーティ接続経由で送信される送信先エンドポイントです。サードパーティ接続を使用するパートナーには、サードパーティが所有する [Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントを使用します。
Partner Manager は、[Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントで EDIFACT および X12 プロトコルをサポートしています。
送信先エンドポイントを設定する手順は、次のとおりです。
メッセージフローで、[Send to <partner> (<パートナー> に送信)] セクションを展開し、[Select (選択)] をクリックします。
次のいずれかの操作を実行します。
既存の [Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントを選択して [Select (選択)] をクリックする。
ホスト、メッセージフローの設定対象であるパートナー、サードパーティ接続のいずれかが所有する設定済みの [Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントを選択できます。
[New (新規)] をクリックし、「エンドポイントの作成」の説明に従って新しい [Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントを作成する。
プロトコルに AS2 を選択したが、パートナープロファイルまたはサードパーティプロファイルに関連付けられている証明書がない場合は、エンドポイントを所有するパートナーまたはサードパーティ接続の証明書をインポートします。