ドメインベースのアプリケーションの MUnit サポート

MUnit では、Mule ドメインを参照して実行されるアプリケーションをテストできます。
ドメインベースのアプリケーションの MUnit サポートは、最小限のコード変更で実装できるように設計されています。ただし、Mule アプリケーションが Mule ドメインに連動している場合、次の点を考慮してください。

  • Anypoint Studio で作業する場合、常に Mule ドメインがワークスペースに含まれている必要があります。

  • フォルダーの名前は、アーティファクトと同じにする必要があります。
    Mule アプリケーションであるか、Mule ドメインであるかに関係なく、Mule プロジェクトが含まれているワークスペースのフォルダーの名前は、pom ファイルで定義されているアーティファクト ID と同じにする必要があります。

    たとえば、プロジェクトのアーティファクト ID が次のようになっている場合、

    <artifactId>mule-project</artifactId>
    xml

    Studio ワークスペースのフォルダーの名前は、​mule-project​ にする必要があります。
    これは大文字と小文字が区別されます。フォルダーの名前が ​Mule-Project​ の場合、MUnit でプロジェクトが認識されません。

  • リソースは、M2 リポジトリにインストールされている必要があります。
    ドメインと Mule アプリケーションは、通常の連動関係として処理する必要があります。これらをアーティファクトとして設定するには、これらを M2 リポジトリにインストールする必要があります。

  • リソースは、テストスイートの pom ファイルに含まれている必要があります。

    次のような Mule ドメインプロジェクトの場合、

    <modelVersion>4.0.0</modelVersion>
    <groupId>org.mule.app</groupId>
    <artifactId>domain-project</artifactId>
    <packaging>mule-domain</packaging>
    <version>1.0.0-SNAPSHOT</version>
    <name>Domain domain-project Project</name>
    xml

    Mule アプリケーションの連動関係は次のようになっている必要があります。

    <dependency>
        <groupId>org.mule.app</groupId>
        <artifactId>domain-project</artifactId>
        <version>1.0.0-SNAPSHOT</version>
        <classifier>mule-domain</classifier>
        <scope>provided</scope>
    </dependency>
    xml

    リポジトリとテストスイートの pom ファイルで ​<version>​ アーティファクトとの一貫性を確保してください。