高度なソース設定

@ClusterSupport

バージョン 1.1 以降で使用可能

Mule Runtime がクラスターモードで実行されている場合、このアノテーションを使用してソースの動作を指定できます。次に例を示します。

@ClusterSupport(DEFAULT_PRIMARY_NODE_ONLY)
public class JmsListener extends Source<Object, JmsAttributes> {
// ...
}

@ClusterSupport​ アノテーションは、次の値を取ることができる ​SourceClusterSupport​ 型のパラメーターを取ります。

  • NOT_SUPPORTED​: ソースノードでクラスターモードがサポートされないため、プライマリノードでのみ実行されます。プライマリノードがクラッシュすると、新しいプライマリノードが指定され、ソースはそのノードで開始されます。

  • DEFAULT_ALL_NODES​: デフォルトではすべてのクラスターノードで実行されますが、ユーザーはプライマリノードのみで実行するように選択できます。

  • DEFAULT_PRIMARY_NODE_ONLY​: デフォルトではプライマリノードでのみ実行されますが、ユーザーはすべてのノードで実行するように選択できます。

NOT_SUPPORTED​ 以外の値を選択すると、​primaryNodeOnly​ という名前のパラメーターが自動的に追加されるため、ソースをすべてのノードで実行する必要があるのか、プライマリノードでのみ実行する必要があるのかを設定できます。

このパラメーターが追加された場合、省略可能になり、そのデフォルト値は選択したクラスターサポートモードによって異なります。