Anypoint Service Mesh を使用した API の管理

manage service mesh breadcrumb

Anypoint Service Mesh を設定したら、マイクロサービスを保護するためのポリシーを適用したり、API の使用に関する分析を表示したりすることで、Anypoint API Manager で Mule や Mule 以外のアプリケーションを管理できます。

API にポリシーを適用する

Anypoint Platform で使用できるすべてのポリシーが Anypoint Service Mesh に適用できるわけではありません。また、それぞれのポリシーで Anypoint Service Mesh に適用できる設定も、Anypoint Platform に適用できるものとは異なります。

たとえば、レート制限ポリシーを適用することで、指定期間内にサービスが受信できる要求数を定義できます。

ポリシーを適用する手順は次のとおりです。

  1. API Manager​ に移動して、自分の API インスタンスを選択します。

  2. 左側のナビゲーションから、​[Policies (ポリシー)] > [Apply New Policy (新規ポリシーを適用)]​ を選択します。

    API へのポリシーの適用
    Figure 1. API へのポリシーの適用方法を示す図。
1 API に適用するポリシーを指定するページが表示されます。
2 適用するポリシーを選択します。
  1. 次の中から API に適用するポリシーを選択します。

    • クライアント ID 適用

    • JWT 検証

    • レート制限

    • レート制限、SLA ベース

    • 基本認証: シンプル

    • 基本認証: LDAP

    • OpenID Connect OAuth 2.0 トークン適用

      OpenID Connect OAuth 2.0 トークン適用ポリシーを使用するには、OpenID をクライアント管理プロバイダーとして設定しておく必要があります。
      クライアント ID ベースポリシーの適用
      Figure 2. クライアント ID ベースポリシーの適用方法を示す図。
1 ポリシーの名前は、ポリシーページの一番上に表示されます。
2 クライアントログイン情報のオリジンを指定します。

ポリシーの適用方法は、それぞれのポリシードキュメントを参照してください。

API の分析データの表示

API の使用状況を監視することで、API パフォーマンスのいろいろな側面を調べることができます。分析データの表示方法は、​「API Analytics ダッシュボード」​を参照してください。