Oracle E-Business Suite 12.2 コネクタ

Premium

Oracle E-Business Suite 12.2 コネクタは、Mule インテグレーションと Oracle E-Business Suite 12.2 アプリケーションの間の接続を促進します。

コネクタのアーキテクチャについて

Oracle EBS には、さまざまな種類のインテグレーションに対応するための各種のテクノロジや製品が含まれています。エンタープライズアプリケーションには、次のものが特に広く使用されています。

  • データ中心のインテグレーション。

  • Integrated SOA Gateway を使用した Web サービスによるインテグレーション。

次の図は、MuleSoft Oracle EBS コネクタのインテグレーションアーキテクチャを示しています。

Oracle EBS 12.2 - コネクタアーキテクチャ

前提条件

このドキュメントは、読者が Mule、Anypoint コネクタ、Anypoint Studio、Mule の概念、Mule フローの要素、グローバル要素に精通していることを前提としています。

対象リソースへの接続をテストするには、ログイン情報が必要です。

ハードウェアとソフトウェアの要件および互換性に関する情報は、「コネクタリリースノート」を参照してください。

Maven でこのコネクタを使用するには、Anypoint Exchange の [Dependency Snippets (連動関係スニペット)] で pom.xml の連動関係情報を確認してください。

このコネクタの新機能

Mule 4 のサポートが追加されました。

Design Center での接続方法

  1. Design Center で、[Set Up (セットアップ)] > [Upload (アップロード)] をクリックし、ファイルシステムにあるこのコネクタのドライバを参照して選択し、アップロードします。または、すでにアップロードされているドライバを検索して選択します。

  2. トリガをクリックします。トリガ時にこのコネクタを選択することで、グローバル要素を作成できます。 グローバル要素が不要な場合は、HTTP リスナまたはスケジューラトリガを使用できます。

    トリガオプション
  3. To create an HTTP global element for the connector, set these fields:

    HTTP リスナの設定
    項目 説明

    Protocol (プロトコル)

    HTTP エンドポイントのプロトコル。HTTP または HTTPS (セキュア) を選択できます。

    Host (ホスト)

    Mule アプリケーションが要求をリスンする IP アドレス。

    Port (ポート)

    Mule アプリケーションが要求をリスンするポートアドレス。

    Base Path (ベースパス)

    Mule アプリケーションが要求をリスンするパス。

  4. プラス記号を選択して、コンポーネントを追加します。

    コネクタの追加
  5. コンポーネントとしてコネクタを選択します。

  6. コネクタのグローバル要素を設定します。

    コネクタの設定
    項目 説明

    Host (ホスト)

    Oracle EBS インスタンスのホストを入力します。

    Port (ポート)

    Oracle EBS Web サービスのポートを入力します。

    SSL enabled (SSL が有効)

    オンの場合、HTTP ではなく HTTPS を使用して Web サービスコールの実行を試みます。

    Username (ユーザ名)

    Oracle EBS Web サービスにログインするためのユーザ名。

    Password (パスワード)

    そのユーザ名のパスワード。

    Rest Service Locator alias (REST サービスロケータの別名)

    デプロイ時に内部名 oracle.apps.fnd.rep.ws.service.EbsRestLocator を持つ Web サービスに割り当てられる名前。

    FND Web Sec alias (FND Web Sec 別名)

    デプロイ時に内部名 FND_WEB_SEC を持つ PL/SQL Web サービスに割り当てられる名前。

    Responsibility name (職責名)

    操作を実行するために必要な職責名を入力します。

    Responsibility application name (職責アプリケーション名)

    操作を実行するために必要なアプリケーションの短縮名を入力します。

    Security group name (セキュリティグループ名)

    Oracle EBS インスタンスのセキュリティグループキーを入力します (省略可能)。デフォルト値は STANDARD (標準) です。

    NLS language (NLS 言語)

    Oracle EBS インスタンスの NLS 言語を入力します (省略可能)。デフォルト値は AMERICAN (米国英語) です。

    Org. ID

    Oracle EBS インスタンスの組織 ID を入力します (省略可能)。

  7. 操作を選択します。

    コネクタの操作
    項目 説明

    PL/SQL

    WADL を設定します。

    Operation (操作)

    操作を設定します。

Anypoint Studio 7 で接続する方法

このコネクタは、連動関係として Mule アプリケーションに追加すれば Anypoint Studio で使用できます。

Studio でのコネクタのインストール

  1. Anypoint Studio で Mule プロジェクトを開きます。

  2. コネクタを連動関係として pom.xml ファイルに追加します。

    <dependency>
      <groupId>org.mule.modules</groupId>
      <artifactId>oracle-ebs-122-extension</artifactId>
      <version>2.0.0</version>
      <classifier>mule-plugin</classifier>
    </dependency>

コネクタの使用方法

  1. REST サービスの場所をデプロイして、コンシュームするコネクタの PL/SQL サービスを後で公開できるようにします。「関連情報」セクションの『Oracle Developer’s Guide Tutorial (オラクル開発者ガイドチュートリアル)』へのリンクを参照してください。

    次の手順は、PL/SQL Adjustment API を REST サービスとしてデプロイする方法を示しています。同じガイドがすべての PL/SQL に適用されます。

  2. [Integration Administrator (インテグレーション管理者)] ロールを持つユーザとして Oracle E-Business Suite にログインします。

  3. ナビゲーションメニューから [Integrated SOA Gateway] 職責と [Integration Repository (インテグレーションリポジトリ)] リンクを選択します。

  4. [Integration Repository (インテグレーションリポジトリ)] タブで [Search (検索)] をクリックして [Search (検索)] のメインページにアクセスします。

  5. [Show More Search Options (検索オプションをさらに表示)] をクリックして追加の検索項目を表示します。

  6. 次のキー検索値を検索条件として入力します。

    • Category (カテゴリ): Interface Subtype (インターフェースサブ種別)

    • Category Value (カテゴリ値): PL/SQL

    • Internal Name (内部名): FA_ADJUSTMENT_PUB

      PL/SQL のデプロイ - 検索
  7. [Go (実行)] をクリックして検索を実行します。

  8. [Adjustments API] リンクをクリックすると、インターフェースの詳細が表示されます。

    PL/SQL のデプロイ - Adjustment API
  9. [REST Service Locator (REST サービスロケータ)] インターフェース名リンクをクイックすると、インターフェースの詳細ページが開きます。

  10. [REST Web Service (REST Web サービス)] タブで、次の情報を入力します。

    PL/SQL のデプロイ - Adjustment API の設定

    重要: デプロイする Web サービスの別名は次の条件を満たす必要があります。
    1) 内部名である。
    2) 小文字である。別名情報は、[Service Alias (サービスの別名)] 表示ラベルにあります。この例では、別名は fa_adjustment_pub です。

  11. [Deploy (デプロイ)] をクリックして、サービスを Oracle E-Business Suite WebLogic 環境にデプロイします。

    REST サービスのデプロイが成功すると、[REST Service Status (REST サービスの状況)] 項目が [Deployed (デプロイ済み)] となり、[View WADL (WADL を表示)] リンクが表示されます。

  12. [View WADL (WADL を表示)] リンクをクリックすると、デプロイされたサービスの WADL 記述が表示されます。

    PL/SQL のデプロイ - Adjustment API デプロイ済み

Studio に設定する方法

  1. コネクタをドラッグして Anypoint Studio キャンバスにドロップします。

  2. コネクタのグローバル要素を設定します。

    コネクタの設定
    項目 説明

    Host (ホスト)

    Oracle EBS インスタンスのホストを入力します。

    Port (ポート)

    Oracle EBS Web サービスのポートを入力します。

    SSL enabled (SSL が有効)

    オンの場合、コネクタは HTTP ではなく HTTPS を使用して Web サービスコールを実行します。

    Username (ユーザ名)

    Oracle EBS Web サービスにログインするためのユーザ名。

    Password (パスワード)

    そのユーザ名のパスワード。

    Rest Service Locator alias (REST サービスロケータの別名)

    デプロイ時に内部名 oracle.apps.fnd.rep.ws.service.EbsRestLocator を持つ Web サービスに割り当てられる名前。

    FND Web Sec alias (FND Web Sec 別名)

    デプロイ時に内部名 FND_WEB_SEC を持つ PL/SQL Web サービスに割り当てられる名前。

    Responsibility name (職責名)

    操作を実行するために必要な職責名を入力します。

    Responsibility application name (職責アプリケーション名)

    操作を実行するために必要なアプリケーションの短縮名を入力します。

    Security group name (セキュリティグループ名)

    Oracle EBS インスタンスのセキュリティグループキーを入力します (省略可能)。デフォルト値は STANDARD (標準) です。

    NLS language (NLS 言語)

    Oracle EBS インスタンスの NLS 言語を入力します (省略可能)。デフォルト値は AMERICAN (米国英語) です。

    Org. ID

    Oracle EBS インスタンスの組織 ID を入力します (省略可能)。

ユースケース: Studio

次の手順に従って、Web サービスと PL/SQL の呼び出しの Oracle EBS 12.2 グローバル要素を作成します。

フローの例
  1. Studio で新しい Mule プロジェクトを作成し、新しいフローのソースとして HTTP リスナを選択します。

  2. 新しい HTTP リスナ設定のグローバル要素を追加します。

    1. [Host (ホスト)] パラメータと [Port (ポート)] パラメータに次の値を指定します。

      パラメータ

      Host (ホスト)

      0.0.0.0

      Port (ポート)

      8081

    2. [Save (保存)] ボタンをクリックします。

  3. 新しいグローバル設定を HTTP リスナに割り当てます。

  4. [HTTP Listener (HTTP リスナ)] で、[Path (パス)] に /start という値を設定します。

  5. [Transform Message (メッセージの変換)] 要素をドラッグしてドロップし、次のコードを追加します。

    %dw 2.0
    output application/xml
    ns ns0 http://xmlns.oracle.com/apps/per/rest/hr_location_api/create_location/
    ---
    {
      ns0#InputParameters: {
        ns0#P_VALIDATE: 0,
        ns0#P_EFFECTIVE_DATE: now,
        ns0#P_LOCATION_CODE: "HR- MuleSoft Office”,
        ns0#P_DESCRIPTION: "Description Office "
      }
    }
  6. 新しい Oracle E-Business Suite 12.2 コンポーネントをドラッグしてフローにドロップします。

  7. [General (全般)] タブで、Oracle E-Business Suite 12.2 コネクタのグローバル要素に次の環境値を設定します。

  8. Oracle E-Business Suite 12.2 コネクタのプロパティエディタで、[PL/SQL] を [hr_location_api]、[Operation (操作)] を [CREATE_LOCATION] に設定します。

    Oracle の Create Location
  9. 次の内容を [Message (メッセージ)] > [Body (本文)] セクションにコピーします。

    #[payload]
  10. プロジェクトを保存し、Mule アプリケーションとして実行します。

  11. http://127.0.0.1:8081/start に移動してアプリケーションをテストします。

ユースケース: XML

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

<mule xmlns:oracle-ebs122="http://www.mulesoft.org/schema/mule/oracle-ebs122"
xmlns:ee="http://www.mulesoft.org/schema/mule/ee/core"
xmlns:http="http://www.mulesoft.org/schema/mule/http"
xmlns="http://www.mulesoft.org/schema/mule/core"
xmlns:doc="http://www.mulesoft.org/schema/mule/documentation"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://www.mulesoft.org/schema/mule/core
http://www.mulesoft.org/schema/mule/core/current/mule.xsd
http://www.mulesoft.org/schema/mule/http
http://www.mulesoft.org/schema/mule/http/current/mule-http.xsd
http://www.mulesoft.org/schema/mule/ee/core
http://www.mulesoft.org/schema/mule/ee/core/current/mule-ee.xsd
http://www.mulesoft.org/schema/mule/oracle-ebs122
http://www.mulesoft.org/schema/mule/oracle-ebs122/current/mule-oracle-ebs122.xsd">
		<configuration-properties file="mule-app.properties"/>

	<http:listener-config name="HTTP_Listener_config" doc:name="HTTP Listener config" basePath="/" >
		<http:listener-connection host="0.0.0.0" port="8081" />
	</http:listener-config>
	<oracle-ebs122:config name="Oracle_ebs122_Config" doc:name="Oracle-ebs122 Config" >
		<oracle-ebs122:plsql-connection host="${config.host}"
		port="${config.port}" username="${config.username}"
		password="${config.password}"
		restServiceLocatorAlias="${config.restServiceLocatorAlias}"
		fndWebSecAlias="${config.fndWebSecAlias}"
		responsibility="${config.responsibility}"
		respApplication="${config.respApplication}"
		securityGroup="${config.securityGroup}"
		nlsLanguage="${config.nlsLanguage}"
		orgId="${config.orgId}"/>
	</oracle-ebs122:config>
	<flow name="oracle-ebs122Flow">
		<http:listener doc:name="Listener" config-ref="HTTP_Listener_config"
		path=“/start”/>
		<ee:transform doc:name="Transform Message" >
			<ee:message >
				<ee:set-payload ><![CDATA[%dw 2.0
output application/xml
ns ns0 http://xmlns.oracle.com/apps/per/rest/hr_location_api/create_location/
---
{
	ns0#InputParameters: {
		ns0#P_VALIDATE: 0,
		ns0#P_EFFECTIVE_DATE: now,
		ns0#P_LOCATION_CODE: "HR- MuleSoft BA”,
		ns0#P_DESCRIPTION: "Buenos Aires Office "
	}
}]]></ee:set-payload>
			</ee:message>
			<ee:variables >
				<ee:set-variable variableName=“payload" ><![CDATA[%dw 2.0
output application/xml
ns ns0 http://xmlns.oracle.com/apps/per/rest/hr_location_api/create_location/
---
{
	    ns0#InputParameters: {
        ns0#P_VALIDATE: 0,
        ns0#P_EFFECTIVE_DATE: now,
        ns0#P_LOCATION_CODE: 'LocCode001’,
        ns0#P_DESCRIPTION: 'Location 001’
    }
}]]></ee:set-variable>
			</ee:variables>
		</ee:transform>
		<oracle-ebs122:invoke-pl-sql-rest-service
		doc:name="Invoke PL/SQL REST Service"
		config-ref="Oracle_ebs122_Config"
		operation="CREATE_LOCATION" plSql="hr_location_api">
			<oracle-ebs122:input ><![CDATA[#[payload]]]></oracle-ebs122:input>
		</oracle-ebs122:invoke-pl-sql-rest-service>
	</flow>
</mule>

Was this article helpful?

💙 Thanks for your feedback!

Edit on GitHub