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Monitoring API Managerプロセスを自動化するための BPMN ダイアグラムの準備ができたので、今度は RPA Builder を使用して、このプロセスの実行時に RPA Bot が実行する各アクションを指定しましょう。RPA Recorder を使用してダイアグラムを作成したため、既存の各タスクにはすでにボットが実行するアクションステップが含まれています。このステップ中に、画面上の確認テキストを読み取って登録プロセスが成功したことを確認する新しいタスクを追加します。
アクションの定義を始める前に、設計をインポートしてビルドフェーズの完了後に再アップロードできるよう、RPA Manager に接続するように RPA Builder を設定します。
RPA Builder を RPA Manager リポジトリに接続する手順は、次のとおりです。
RPA Builder を開きます。
初めて RPA Builder を開くときは、接続ダイアログが自動的に表示されます。ダイアログが表示されなかった場合は、次の手順を実行します。
上部のメニューバーで [Options (オプション)] > [Repository (リポジトリ)] に移動します。
必須情報を入力します。
RPA Manager Address (RPA Manager アドレス): 接続先 RPA Manager インスタンスの URL。
例: myorganization.rpa.mulesoft.com。
User Name (ユーザー名): RPA Manager アカウントのユーザー名。
Password (パスワード): RPA Manager アカウントのパスワード。
[Test Connection (接続をテスト)] をクリックします。
テストに失敗した場合は、指定した情報が正しいことを確認してもう一度お試しください。
テストに成功した場合は、[OK] をクリックしてメッセージを閉じます。
[OK] をクリックします。
RPA Manager リポジトリからプロジェクトをインポートする手順は、次のとおりです。
RPA Builder で、[Repository Explorer (リポジトリエクスプローラー)] パネルをクリックします。
このパネルが表示されない場合は、上部のメニューバーにアクセスして [View (表示)] > [Show Repository Explorer (リポジトリエクスプローラーを表示)] をクリックします。
[Process (プロセス)] 列で自分のプロジェクトを見つけて、ダブルクリックします。
新しいアクションステップを自動化プロジェクトに追加する手順は、次のとおりです。
RPA Builder で、[Create bot task (ボットタスクを作成)] 要素 () を BPMN エディターからプロセスフローの 「Sign-up to newsletter (ニュースレターに登録)」 タスクの後にドラッグします。
ダイアグラムで自動的に新しいタスクが接続されない場合は、矢印を配置し直して新しいタスクが [Sign-up to newsletter (ニュースレターに登録)] タスクの後になり、[End recording (レコーディングを終了)] 要素に接続するようにします。
新しいタスク要素で、「Confirm sign-up」
(登録を確認) と記述します。
[Confirm sign-up (登録を確認)] タスクをダブルクリックしてワークフローを編集モードで開きます。
このアクションにより、[Workbench (ワークベンチ)] パネルで編集できるようにタスクが開きます。
[Workflow Initialization (ワークフロー初期化)] セクションで、[Activity Parameters (アクティビティパラメーター)] をダブルクリックします。
[generatedWebSession1] パラメーターをダブルクリックして [Used in this Workflow (このワークフローで使用)] セッションに移動します。
または、矢印ボタンを使用してこのパラメーターを移動することもできます。
このチュートリアルのステップ 4.2 で Web タスクを作成している間に [Continue with already existing web session (既存の Web セッションで続行)] オプションをオンにした場合は、RPA Recorder によってこのアクションパラメーターが生成されています。 |
[OK] をクリックします。
[Toolbox (ツールボックス)] パネルをクリックします。
このパネルが表示されない場合は、上部のメニューバーで [View (表示)] > [Show Toolbox (ツールボックスを表示)] に移動します。
[Web Automation (Web 自動化)] セクションから、[Web Session(Chrome) (Web セッション (Chrome))] 要素を [Activity Workflow (アクティビティワークフロー)] セクションにドラッグします。
別の Web ブラウザーをデフォルトに設定している場合は、デフォルトのブラウザーに合わせて対応する [Web session (Web セッション)] 要素を使用してください。
[Activity Workflow (アクティビティワークフロー)] で追加したばかりの [Web Session (Web セッション)] 要素をダブルクリックします。
[Reuse Web Session (Web セッションを再利用)] で、[Web Session id (Web セッション ID)] ドロップダウンメニューをクリックして [Activity Parameters (アクティビティパラメーター)] > [generatedWebSession1] を選択します。
[OK] をクリックします。
[Toolbox (ツールボックス)] パネルで [Text Recognition (OCR) (テキスト認識 (OCR))] セクションを検索し、[Intelligent OCR(2020) (インテリジェント OCR(2020))] 要素を [Activity Workflow (アクティビティワークフロー)] 内の [Web Session (Web セッション)] にドラッグします。
[Intelligent OC (2020) (インテリジェント OCR (2020))] 要素をダブルクリックします。
[Search Mode (検索モード)] で [Text Comparison (テキスト比較)] を選択します。
[Search Text (検索テキスト)] に「Thanks\sfor\ssigning\s*up」
(ご登録いただきありがとうございます) と記述します。
この正規表現は、複数行にまたがるテキストにも一致します。
[OK] をクリックします。
上部のメニューバーで [File (ファイル)] > [Save Project (プロジェクトを保存)] をクリックします。
テキスト認識タスクを追加してプロジェクトを保存したら、プロセスのローカルテストを実行します。
作成したプロセスのローカルテストを実行する手順は、次のとおりです。
プロジェクトが編集用に開いていることを確認します。
BPMN エディターで、[Run Process (プロセスを実行)] () ボタンをクリックします。
このアクションにより、プロセスの実行が開始され、[Test run information (テスト実行情報)] ウィンドウが表示されます。
タスクの実行が開始されると、このウィンドウに新しいエントリが表示され、完了すると [Run state (実行状態)] 列に [Task execution succeeded (タスク実行に成功しました)] () アイコンが表示されます。
RPA Bot では現在のデスクトップセッションを使用してテストが実行されるため、テストが完了するまで画面の要素は使用しないでください。そうしないと、テストが失敗する場合があります。 |
[Close (閉じる)] をクリックして [Test run information (テスト実行情報)] ウィンドウを閉じ、RPA Builder に戻ります。
テストに成功したことを確認したら、プロジェクトを RPA Manager にアップロードします。
更新した自動化プロジェクトを RPA Manager にアップロードする手順は、次のとおりです。
RPA Builder で [File (ファイル)] > [Upload Project (プロジェクトをアップロード)] に移動します。
[Changes: (変更内容:)] 項目に説明を入力し、[Upload (アップロード)] をクリックします。
アップロードに成功したことを確認して、[OK] をクリックします。
RPA Builder を閉じます。
自動化プロジェクトを変更し、プロセスに新しいタスクを追加して、自動化プロセスが想定どおりに機能することを確認しました。次に、RPA Manager でテストプランを作成し、このプロジェクトのテストを実行しましょう。