APIkit 4.x の概要

APIkit 3.x ユーザは、APIkit 4.x の使用をすばやく開始できます。基本的使用方法に変更はありません。このリリースでの主要な改善と変更は、次のとおりです。

  • APIkit が Mule プラグインになりました。

    • MuleSoft は、Mule Runtime の更新とは関係なく、APIkit をタイムリーに更新できます。

    • 異なる APIkit バージョンを使用するには、POM の連動関係を変更するだけです。

      [Package Explorer] で pom.xml ファイルが強調表示されています。
  • API フォルダは resources の下にあります。API 定義ファイルはルートフォルダ内で重複しなくなりました。

    [Package Explorer] タブの対象フォルダで Pom ファイルが強調表示されています。
  • API コールをシミュレーションする API Console 4.0 は Studio に組み込まれていません。

    ブラウザで API Console を開くには、API を実行したときに表示される URL を入力します。

  • 「APIkit XML リファレンス」にリストされている APIkit XML 要素と属性の一部が変更されました。

  • エラー処理は Mule Runtime 4.0 と同じです。

  • APIkit 4.x では次の APIkit 3.x のプロパティが削除されます。

    • consolePath

    • consoleEnabled

APIkit の配布

将来の改善および修正のタイミングは、Studio または Mule Runtime のリリーススケジュールによって制限されなくなりました。Studio では、インストールウィザードを使用して更新を確認します。APIkit バージョンを変更するには、アプリケーションの POM の連動関係を最新バージョンのモジュールに変更するだけです。

<dependency>
  <groupId>org.mule.modules</groupId>
  <artifactId>mule-apikit-module</artifactId>
  <version>1.1.0</version>
  <classifier>mule-plugin</classifier>
</dependency>

APIkit をカスタマイズする

APIkit の設定をカスタマイズできます。たとえば、プロジェクトの configuration.xml 内の listener と listener-config を編集して、ホスト、ポート、パス、およびスキームを変更できます。