JSON Module リファレンス - Mule 4

JSON Module v2.4

JSON Module では、JSON ドキュメントを処理する追加機能を使用できます。DataWeave は Mule が JSON ドキュメントのデータへのアクセスに使用するツールですが、このモジュールはスキーマ検証など、DataWeave のスコープを超えた追加機能を備えています。

リリースノート: JSON Module リリースノート

設定


デフォルト設定

デフォルト設定

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

操作

Validate Schema

<json:validate-schema>

入力コンテンツが指定したスキーマに準拠していることを検証します。この操作では、相互を含む多数のスキーマの参照がサポートされます (カンマを区切り文字に使用)。

JSON ​Validate schema​ 操作では、スキーマバージョン Draft 3、Draft 4、Draft 6、Draft 7、Draft 2019-09、Draft 2020-12 がサポートされています。JSON スキーマノードでドラフトバージョンを指定しない場合のデフォルトバージョンは Draft 04 です。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Content (コンテンツ)

Any (いずれか)

検証する JSON ドキュメント。

#[payload]

Schema Redirects (スキーマのリダイレクト)

Array of ​Schema Redirect​ (SchemaRedirect の配列)

スキーマの指定した URI (あるいはスキーマの場所自体) を他の特定の URI にリダイレクトできます。この機能の最も一般的なユースケースは、ローカルリソースなしに、外部の名前空間 URI をマップすることです。

Dereferencing (参照解決)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。 CANONICAL INLINE

Draft v4 では、正規とインラインの 2 つの参照解決モードが定義されています。CANONICAL がデフォルトのオプションですが、INLINE を指定することもできます。この項目は、Draft v4 を使用する場合にのみ影響します。

CANONICAL

Allow Duplicate Keys (重複キーの許可)

Boolean (ブール)

true の場合、true の場合、バリデーターで重複するキーが許可されます。それ以外の場合は、検証に失敗します。

true

Allow Arbitrary Precision (任意の精度を許可)

Boolean (ブール)

true の場合、浮動小数点値を読み取るときにバリデーターで任意の精度が使用されます。それ以外の場合は、倍精度浮動小数点数が使用されます。

false

Schema (スキーマ)

String (文字列)

検証する validate schema の場所。この属性は、「http://org.mule/schema.json」や「resource:/schema.json」などの URI 表現をサポートします。また、単なる「schema.json」など、ごく一般的なクラスパス参照の大半もサポートします。

SchemaContent

String (文字列)

検証するスキーマのテキスト形式のコンテンツ。

スロー

  • JSON:INVALID_INPUT_JSON

  • JSON:INVALID_SCHEMA

  • JSON:SCHEMA_NOT_FOUND

  • JSON:SCHEMA_NOT_HONOURED

  • JSON:SCHEMA_INPUT_ERROR

Schema Redirect

項目 説明 デフォルト値 必須

From (送信元)

String (文字列)

元の場所。

x

To (宛先)

String (文字列)

リダイレクトする場所。

x