Apache Kafka Connector 4.9 リファレンス - Mule 4

Apache Kafka 用 Anypoint Connector (Apache Kafka Connector) を使用すると、Apache Kafka メッセージングシステムとやりとりでき、Mule Runtime Engine (Mule) を使用した Mule アプリケーションと Apache Kafka クラスター間のシームレスなインテグレーションを実現できます。

Message Listener​ または ​Batch Message Listener​ で ​MANUAL​ 肯定応答モードを使用する場合、フローの最後で (エラーがなかったため、またはフローに ​On Error Continue​ コンポーネントがあるために) フローが正常に完了した時点で ​Commit​ 操作を使用する必要があります。

制限事項

  • コネクタで使用する Kafka ライブラリではネットワークの中断が内部で管理されるため、Mule サーバーの通知はサポートされません。

  • Apache Kafka Connector では分散トレースはサポートされていません。

Consumer Configuration (コンシューマー設定)

Apache Kafka Connector のコンシューマーの設定。

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

この設定の接続種別。

x

Default acknowledgement mode (デフォルトの肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • AUTO

  • MANUAL

  • IMMEDIATE

  • DUPS_OK

Kafka ブローカーインスタンスにメッセージのコンシュームを通知する方法を定義します。

  • AUTO

    フローが正常に完了した場合にメッセージを自動的にコミットします。

  • MANUAL

    ユーザーは ​Commit​ 操作を使用して受信時にメッセージを手動でコミットする必要があります。

  • IMMEDIATE

    Mule は受信時にメッセージを自動的にコミットしてからフローをトリガーします。

  • DUPS_OK​

    [MANUAL] と同様に動作しますが、コミットが非同期のため、レコードが重複する可能性があります。

AUTO

Default listener poll timeout (デフォルトのリスナーポーリングタイムアウト)

Number

バッファでデータを使用 (フェッチ) できない場合にポーリングの実行を待機する時間。値が設定されていない場合は現在バッファで使用できるレコードと共にポーリングがすぐに返されされ、データがない場合は空が返されます。負数以外の値である必要があります。

100

Default listener poll timeout time unit (デフォルトのリスナーポーリングタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default listener poll timeout (デフォルトのリスナーポーリングタイムアウト)]​ 項目の時間単位。これを ​[Poll Timeout (ポーリングタイムアウト)]​ と組み合わせて、ポーリングの合計タイムアウトを定義します。

MILLISECONDS

Default operation poll timeout (デフォルトの操作ポーリングタイムアウト)

Number

操作が完了するのを待機する時間。値が設定されていない場合や負の値の場合、操作は永続的に待機します。

-1

Default operation poll timeout time unit (デフォルトの操作ポーリングタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default operation timeout (デフォルトの操作タイムアウト)]​ 項目の時間単位。これを ​[Operation Timeout (操作タイムアウト)]​ と組み合わせて、この設定を使用する操作のデフォルトの合計タイムアウトを定義します。

SECONDS

Zone ID (ゾーン ID)

String (文字列)

結果で指定のタイムスタンプを ​ZonedLocalDateTimes​ に変換します。デフォルト値は、システムによって提供されます。

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。

Consumer Plaintext (コンシューマープレーンテキスト) 接続種別

未認証の暗号化されていない接続種別を使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Group Id (グループ ID)

String (文字列)

この設定を使用するすべての Kafka コンシューマーのデフォルトのグループ ID。

Consumer Amount (コンシューマー数)

Number

接続で最初に作成されるコンシューマーの数を決定します。

1

Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)

Number

コンシューマーグループ管理を使用するときの poll() の呼び出し間の最大遅延。これにより、コンシューマーが他のレコードをフェッチするまでの許容アイドル時間の上限が設定されます。このタイムアウトの有効期限までに poll() がコールされないと、コンシューマーは失敗したとみなされ、パーティションを別のメンバーに再割り当てするためにグループが再調整されます。null でない ​group.instance.id​ を使用しているコンシューマーがこのタイムアウトに達しても、パーティションはすぐに再割り当てされません。代わりに、コンシューマーはハートビートの送信を停止します。​session.timeout.ms​ の有効期限が切れると、パーティションが再割り当てされます。

60

Maximum Polling Interval Time Unit (最大ポーリング間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Isolation Level (分離レベル)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • READ_UNCOMMITTED​

  • READ_COMMITTED

トランザクションとして書き込まれるメッセージの読み取り方法を制御します。

  • READ_COMMITTED

    consumer.poll()​ では、コミットされたトランザクションメッセージのみが返されます。

  • READ_UNCOMMITTED

    consumer.poll()​ では、中止されたトランザクションメッセージも含め、すべてのメッセージが返されます。

非トランザクションメッセージは、どちらのモードでも無条件に返されます。メッセージは常にオフセット順に返されます。そのため、​READ_COMMITTED​ モードの場合、​consumer.poll()​ で、開かれている最初のトランザクションよりも 1 つ少ない最終安定オフセット (LSO) までのメッセージのみが返されます。

具体的には、実行中のトランザクションに属するメッセージの後に表示されるメッセージは、関連するトランザクションが完了するまで表示されません。その結果、​READ_COMMITTED​ コンシューマーは、インフライトトランザクションがあるときにハイウォーターマークまで読み取ることができません。さらに、​READ_COMMITTED​ では、​seekToEnd​ メソッドで LSO が返されます。

READ_UNCOMMITTED

Exclude internal topics (内部トピックを除外)

Boolean

サブスクライブパターンに一致する内部トピックをサブスクリプションから除外するかどうかを決定します。常に明示的に内部トピックをサブスクライブできます。

true

Auto offset reset (自動オフセットリセット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • EARLIEST

  • LATEST

  • ERROR

Kafka に初期オフセットがない場合や、(データの削除などで) 現在のオフセットがサーバーに存在しない場合の処理を決定します。

  • EARLIEST

    自動的に最も早いオフセットにリセットします。

  • LATEST

    自動的に最も遅いオフセットにリセットします。

  • ERROR

    コンシューマーのグループの前のオフセットが見つからない場合、エラーをスローします。

LATEST

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Check CRC (CRC をチェック)

Boolean

コンシュームされるレコードの CRC32 を自動的にチェックします。これにより、ワイヤーまたはディスク上でメッセージに対するコンシュームが発生しなくなります。このチェックにより、オーバーヘッドが増えるため、非常に高いパフォーマンスが求められる状況では、これを無効にできます。

true

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Request Timeout (要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

30

Request Timeout Time Unit (要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Request Timeout (要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Default record limit (デフォルトのレコード制限)

Number

Kafka クラスターへのポーリングコールで返されるレコードの最大数。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

500

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Heartbeat interval (ハートビート間隔)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときのコンシューマーコーディネーターへのハートビート間の想定間隔。ハートビートは、コンシューマーのセッションがアクティブなままになっていることを確認したり、新しいコンシューマーがグループに参加したときやグループから脱退したときに再調整を容易にするために使用されます。値は ​session.timeout.ms​ 未満に設定する必要がありますが、通常はその値の 1/3 以下に設定することをお勧めします。通常の再調整の場合、さらに低い値に調整して、想定時間を制御できます。

3

Heartbeat Interval Time Unit (ハートビート間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Heartbeat interval (ハートビート間隔)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Session Timeout (セッションタイムアウト)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときにコンシューマーの失敗を検出するために使用されるタイムアウト。コンシューマーは定期的にハートビートを送信し、生存していることをブローカーに示します。このセッションタイムアウトの期限までにハートビートを受信できない場合、ブローカーはこのコンシューマーをグループから削除し、再調整を開始します。この値は、ブローカー設定の ​group.min.session.timeout.ms​ と ​group.max.session.timeout.ms​ で設定される許容範囲に収まっている必要があります。

10

Session timeout time unit (セッションタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Session Timeout (セッションタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Connection maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定されたミリ秒が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connection maximum idle time time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connection maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。デフォルト値は ​PLAINTEXT​ または ​SASL_PLAINTEXT​ (SASL 認証 (kerberos/scram/plain) の場合) です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素で少なくともキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Topic Subscription Patterns (トピックサブスクリプションパターン)

Array of String (文字列の配列)

サブスクライブするサブスクリプションの正規表現のリスト。トピックは、トピックコンシューマー間で自動的に再調整されます。

Assignments (割り当て)

割り当てるトピック-パーティションペアのリスト。コンシューマーは自動的に再調整されません。

Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最小量。十分なデータを使用できない場合、要求は指定された最小データ量が蓄積されて要求の応答が行われるまで待機します。デフォルトでは ​1​ バイトに設定されています。これは、データの到着を待機したままフェッチ要求がタイムアウトする場合を除き、1 バイトのデータが使用できるようになるとすぐにフェッチ要求の応答が返されることを意味します。これを ​1​ より大きな値に設定すると、サーバーはより大きなデータ量が蓄積されるまで待機します。これにより、レイテンシーは増えますが、サーバーのスループットは若干向上します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Fetch Minimum Size Unit (最小フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

BYTE

Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最大量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの値より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにレコードバッチが返されます。そのため、これは絶対最大値ではありません。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーは複数のフェッチを並列で実行します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum fetch size unit (デフォルトの最大フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)

Number

サーバーが返すパーティションあたりの最大データ量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの制限より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにバッチが返されます。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーの要求サイズの制限については、​fetch.max.bytes​ を参照してください。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum partition fetch unit (デフォルトの最大パーティションフェッチ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)

Number

fetch.min.bytes​ で指定された要件をすぐに満たすだけの十分なデータがない場合のフェッチ要求に応答するまでの最大サーバーブロック時間。

500

Fetch Maximum Wait Timeout Unit (最大フェッチ待機タイムアウト単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Consumer Kerberos (コンシューマー Kerberos) 接続種別

Kerberos 設定ファイルを使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Group Id (グループ ID)

String (文字列)

この設定を使用するすべての Kafka コンシューマーのデフォルトのグループ ID。

Consumer Amount (コンシューマー数)

Number

接続で最初に作成されるコンシューマーの数を決定します。

1

Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)

Number

コンシューマーグループ管理を使用するときの poll() の呼び出し間の最大遅延。これにより、コンシューマーが他のレコードをフェッチするまでの許容アイドル時間の上限が設定されます。このタイムアウトの有効期限までに poll() がコールされないと、コンシューマーは失敗したとみなされ、パーティションを別のメンバーに再割り当てするためにグループが再調整されます。null でない ​group.instance.id​ を使用しているコンシューマーがこのタイムアウトに達しても、パーティションはすぐに再割り当てされません。代わりに、コンシューマーはハートビートの送信を停止します。​session.timeout.ms​ の有効期限が切れると、パーティションが再割り当てされます。

60

Maximum Polling Interval Time Unit (最大ポーリング間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Isolation Level (分離レベル)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • READ_UNCOMMITTED​

  • READ_COMMITTED

トランザクションとして書き込まれるメッセージの読み取り方法を制御します。

  • READ_COMMITTED

    consumer.poll()​ では、コミットされたトランザクションメッセージのみが返されます。

  • READ_UNCOMMITTED

    consumer.poll()​ では、中止されたトランザクションメッセージも含め、すべてのメッセージが返されます。

非トランザクションメッセージは、どちらのモードでも無条件に返されます。メッセージは常にオフセット順に返されます。そのため、​READ_COMMITTED​ モードの場合、​consumer.poll()​ で、開かれている最初のトランザクションよりも 1 つ少ない最終安定オフセット (LSO) までのメッセージのみが返されます。

具体的には、実行中のトランザクションに属するメッセージの後に表示されるメッセージは、関連するトランザクションが完了するまで表示されません。その結果、​READ_COMMITTED​ コンシューマーは、インフライトトランザクションがあるときにハイウォーターマークまで読み取ることができません。さらに、​READ_COMMITTED​ では、​seekToEnd​ メソッドで LSO が返されます。

READ_UNCOMMITTED

Exclude internal topics (内部トピックを除外)

Boolean

サブスクライブパターンに一致する内部トピックをサブスクリプションから除外するかどうかを決定します。常に明示的に内部トピックをサブスクライブできます。

true

Auto offset reset (自動オフセットリセット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • EARLIEST

  • LATEST

  • ERROR

Kafka に初期オフセットがない場合や、(データの削除などで) 現在のオフセットがサーバーに存在しない場合の処理を決定します。

  • EARLIEST

    自動的に最も早いオフセットにリセットします。

  • LATEST

    自動的に最も遅いオフセットにリセットします。

  • ERROR

    コンシューマーのグループの前のオフセットが見つからない場合、エラーをスローします。

LATEST

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Check CRC (CRC をチェック)

Boolean

コンシュームされるレコードの CRC32 を自動的にチェックします。これにより、ワイヤーまたはディスク上でメッセージに対するコンシュームが発生しなくなります。このチェックにより、オーバーヘッドが増えるため、非常に高いパフォーマンスが求められる状況では、これを無効にできます。

true

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Request Timeout (要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

30

Request Timeout Time Unit (要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Request Timeout (要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Default record limit (デフォルトのレコード制限)

Number

Kafka クラスターへのポーリングコールで返されるレコードの最大数。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

500

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Heartbeat interval (ハートビート間隔)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときのコンシューマーコーディネーターへのハートビート間の想定間隔。ハートビートは、コンシューマーのセッションがアクティブなままになっていることを確認したり、新しいコンシューマーがグループに参加したときやグループから脱退したときに再調整を容易にするために使用されます。値は ​session.timeout.ms​ 未満に設定する必要がありますが、通常はその値の 1/3 以下に設定することをお勧めします。通常の再調整の場合、さらに低い値に調整して、想定時間を制御できます。

3

Heartbeat Interval Time Unit (ハートビート間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Heartbeat interval (ハートビート間隔)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Session Timeout (セッションタイムアウト)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときにコンシューマーの失敗を検出するために使用されるタイムアウト。コンシューマーは定期的にハートビートを送信し、生存していることをブローカーに示します。このセッションタイムアウトの期限までにハートビートを受信できない場合、ブローカーはこのコンシューマーをグループから削除し、再調整を開始します。この値は、ブローカー設定の ​group.min.session.timeout.ms​ と ​group.max.session.timeout.ms​ で設定される許容範囲に収まっている必要があります。

10

Session timeout time unit (セッションタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Session Timeout (セッションタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Connection maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定されたミリ秒が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connection maximum idle time time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connection maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。デフォルト値は ​PLAINTEXT​ または ​SASL_PLAINTEXT​ (SASL 認証 (kerberos/scram/plain) の場合) です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素で少なくともキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Topic Subscription Patterns (トピックサブスクリプションパターン)

Array of String (文字列の配列)

サブスクライブするサブスクリプションの正規表現のリスト。トピックは、トピックコンシューマー間で自動的に再調整されます。

Assignments (割り当て)

割り当てるトピック-パーティションペアのリスト。コンシューマーは自動的に再調整されません。

Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最小量。十分なデータを使用できない場合、要求は指定された最小データ量が蓄積されて要求の応答が行われるまで待機します。デフォルトでは ​1​ バイトに設定されています。これは、データの到着を待機したままフェッチ要求がタイムアウトする場合を除き、1 バイトのデータが使用できるようになるとすぐにフェッチ要求の応答が返されることを意味します。これを ​1​ より大きな値に設定すると、サーバーはより大きなデータ量が蓄積されるまで待機します。これにより、レイテンシーは増えますが、サーバーのスループットは若干向上します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Fetch Minimum Size Unit (最小フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

BYTE

Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最大量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの値より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにレコードバッチが返されます。そのため、これは絶対最大値ではありません。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーは複数のフェッチを並列で実行します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum fetch size unit (デフォルトの最大フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)

Number

サーバーが返すパーティションあたりの最大データ量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの制限より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにバッチが返されます。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーの要求サイズの制限については、​fetch.max.bytes​ を参照してください。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum partition fetch unit (デフォルトの最大パーティションフェッチ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)

Number

fetch.min.bytes​ で指定された要件をすぐに満たすだけの十分なデータがない場合のフェッチ要求に応答するまでの最大サーバーブロック時間。

500

Fetch Maximum Wait Timeout Unit (最大フェッチ待機タイムアウト単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Principal (プリンシパル)

String (文字列)

コンピューターシステムまたはネットワークで認証されるエンティティ。プリンシパルは、個人、コンピューター、サービス、計算エンティティ (プロセッサーやスレッドなど) になります。

x

Service name (サービス名)

String (文字列)

Kafka が実行時に使用する Kerberos プリンシパル名。

x

Kerberos 設定ファイル (krb5.conf)

String (文字列)

Kerberos 設定情報が格納されている ​krb5.conf​ ファイルへのパス。この情報には、KDC の場所、目的の Kerberos レルムの管理サーバー、現在のレルムのデフォルト、Kerberos アプリケーションのデフォルト、Kerberos レルムのホスト名のマッピングが含まれます。

Use ticket cache (チケットキャッシュを使用)

Boolean

チケットキャッシュからチケット保証チケット (TGT) を取得する場合は、このオプションを ​true​ に設定します。チケットキャッシュを使用しない場合は、このオプションを ​false​ に設定します。コネクタは、次のようにチケットキャッシュを検索します。

  • Solaris および Linux の場合、コネクタは ​/tmp/krb5cc_uid​ を検索します。​uid​ は数値のユーザー識別子です。

  • /tmp/krb5cc_uid​ でチケットキャッシュが使用できない場合や、アプリケーションが Windows プラットフォーム上にある場合、コネクタは ​{user.home}{file.separator}krb5cc_{user.name}​ を検索します。 チケットキャッシュの場所は、​[Ticket cache (チケットキャッシュ)]​ 項目の値を設定して上書きできます。

    Windows 環境では、ファイルチケットキャッシュからチケットを取得できない場合、ローカルセキュリティ機関 (LSA) API を使用してチケット保証チケット (TGT) を取得します。

false

Ticket cache (チケットキャッシュ)

String (文字列)

ユーザーのチケット保証チケット (TGT) が含まれるチケットキャッシュの名前。この値を設定する場合は、​[Use ticket cache (チケットキャッシュを使用)]​ も ​true​ に設定する必要があります。設定しない場合、設定エラーが返されます。

Use keytab (キータブを使用)

Boolean

コネクタでキータブからプリンシパルのキーを取得する場合は、このオプションを ​true​ に設定します。この値を設定しない場合、コネクタは Kerberos 設定ファイルを使用してキータブを探します。Kerberos 設定ファイルでキータブが指定されていない場合、コネクタは ​{user.home}{file.separator}krb5.keytab​ ファイルを探します。

false

Keytab (キータブ)

String (文字列)

このオプションには、プリンシパルの秘密鍵を取得するキータブのファイル名を設定します。

Store key (キーを保存)

Boolean

プリンシパルのサブジェクトの非公開ログイン情報を保存するには、このオプションを ​true​ に設定します。

false

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Consumer SASL/OAUTHBEARER - Client Credentials Connection (コンシューマー SASL/OAUTHBEARER - クライアントログイン情報接続) 型

OAuth ベアラー認証は、ベアラートークンを使用して要求を認証するメカニズムです。通常、これは、リソースにアクセスするユーザーとアプリケーションを認証するために使用されます。Apache Kafka® では、接続を安全に確立するための OAuth ベアラー認証をサポートしています。さらに、コネクタでは RFC6749 標準Leaving the Site​のみがサポートされます。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) はブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Group Id (グループ ID)

String (文字列)

この設定を使用するすべての Kafka コンシューマーのデフォルトのグループ ID。

Consumer Amount (コンシューマー数)

Number

接続で最初に作成されるコンシューマーの数を決定します。

1

Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)

Number

コンシューマーグループ管理を使用するときの poll() の呼び出し間の最大遅延。これにより、コンシューマーが他のレコードをフェッチするまでの許容アイドル時間の上限が設定されます。このタイムアウトの有効期限までに poll() がコールされないと、コンシューマーは失敗したとみなされ、パーティションを別のメンバーに再割り当てするためにグループが再調整されます。null でない ​group.instance.id​ を使用しているコンシューマーがこのタイムアウトに達しても、パーティションはすぐに再割り当てされません。代わりに、コンシューマーはハートビートの送信を停止します。​session.timeout.ms​ の有効期限が切れると、パーティションが再割り当てされます。

60

Maximum Polling Interval Time Unit (最大ポーリング間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

要求タイムアウトスカラーの時間単位を決定します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Isolation Level (分離レベル)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • READ_UNCOMMITTED​

  • READ_COMMITTED

トランザクションとして書き込まれるメッセージの読み取り方法を制御します。

  • READ_COMMITTED

    consumer.poll()​ では、コミットされたトランザクションメッセージのみが返されます。

  • READ_UNCOMMITTED

    consumer.poll()​ では、中止されたトランザクションメッセージも含め、すべてのメッセージが返されます。

非トランザクションメッセージは、どちらのモードでも無条件に返されます。メッセージは常にオフセット順に返されます。そのため、​READ_COMMITTED​ モードの場合、​consumer.poll()​ で、開かれている最初のトランザクションよりも 1 つ少ない最終安定オフセット (LSO) までのメッセージのみが返されます。

具体的には、実行中のトランザクションに属するメッセージの後に表示されるメッセージは、関連するトランザクションが完了するまで表示されません。その結果、​READ_COMMITTED​ コンシューマーは、インフライトトランザクションがあるときにハイウォーターマークまで読み取ることができません。さらに、​READ_COMMITTED​ では、​seekToEnd​ メソッドで LSO が返されます。

READ_UNCOMMITTED

Exclude internal topics (内部トピックを除外)

Boolean

サブスクライブパターンに一致する内部トピックをサブスクリプションから除外するかどうか。常に明示的に内部トピックをサブスクライブできます。

true

Auto offset reset (自動オフセットリセット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • EARLIEST

  • LATEST

  • ERROR

Kafka に初期オフセットがない場合や、(データの削除などで) 現在のオフセットがサーバーに存在しない場合の処理を決定します。

  • EARLIEST

    自動的に最も早いオフセットにリセットします。

  • LATEST

    自動的に最も遅いオフセットにリセットします。

  • ERROR

    コンシューマーのグループの前のオフセットが見つからない場合、エラーをスローします。

LATEST

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

再接続バックオフタイムアウトスカラーの時間単位を決定します。

MILLISECONDS

Check CRC (CRC をチェック)

Boolean

コンシュームされるレコードの CRC32 を自動的にチェックします。これにより、送信中またはディスク上でのメッセージの破損が発生しなくなります。このチェックにより、オーバーヘッドが増えるため、極端なパフォーマンスを求める場合はこれを無効にすることができます。

true

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が -1 の場合、OS のデフォルトが使用されます。この項目はソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

受信バッファサイズスカラーの測定単位。この項目はソースレベルで上書きできます。

KB

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が -1 の場合、OS のデフォルトが使用されます。この項目はソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

送信バッファサイズスカラーの測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Request Timeout (要求タイムアウト)

Number

この設定を使用して、クライアントが要求の応答を待機する最大時間を制御します。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数の上限に達すると要求は失敗します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

30

Request Timeout Time Unit (要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

要求タイムアウトスカラーの時間単位を決定します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Default record limit (デフォルトのレコード制限)

Number

Kafka クラスターへのポーリングコールで返されるレコードの最大数。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

500

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。use_all_dns_ips に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が resolve_canonical_bootstrap_servers_only の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Heartbeat interval (ハートビート間隔)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときのコンシューマーコーディネーターへのハートビート間の想定間隔。ハートビートは、コンシューマーのセッションがアクティブなままになっていることを確認したり、新しいコンシューマーがグループに参加したときやグループから脱退したときに再調整を容易にするために使用されます。値は session.timeout.ms 未満に設定する必要がありますが、通常はその値の 1/3 以下に設定することをお勧めします。通常の再調整の場合、さらに低い値に調整して、想定時間を制御できます。

3

Heartbeat Interval Time Unit (ハートビート間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

フェッチのハートビート間隔時間スカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Session timeout (セッションタイムアウト)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときにコンシューマーの失敗を検出するために使用されるタイムアウト。コンシューマーは定期的にハートビートを送信し、生存していることをブローカーに示します。このセッションタイムアウトの期限までにハートビートを受信できない場合、ブローカーはこのコンシューマーをグループから削除し、再調整を開始します。この値は、ブローカー設定の group.min.session.timeout.ms と group.max.session.timeout.ms で設定される許容範囲に収まっている必要があります。

10

Session timeout time unit (セッションタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

セッションタイムアウトスカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Connection maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定されたミリ秒が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connection maximum idle time time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

接続の最大アイドル時間スカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方から使用できる TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する「security.protocol」を自動的に設定します。有効な値は、PLAINTEXT / SSL / ​SASL_PLAINTEXT​ / ​SASL_SSL​ です。設定が指定されていない場合のデフォルト値は PLAINTEXT (SASL 認証 (kerberos/scram/plain/token) の場合は ​SASL_PLAINTEXT​) です。ブローカー側で SSL がプロトコルとして設定されている場合、ユーザーはこの設定の「tls:context」子要素で少なくともキーストアを設定する必要があります。コネクタは「security.protocol」として SSL (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Topic Subscription Patterns (トピックサブスクリプションパターン)

Array of String (文字列の配列)

サブスクライブするサブスクリプションの正規表現のリスト。トピックは、トピックのコンシューマー間で自動的に再調整されます。

Assignments (割り当て)

割り当てるトピック-パーティションペアのリスト。コンシューマーの自動再調整はありません

Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返す必要のあるデータの最小量。十分なデータを使用できない場合、要求はこの量のデータが蓄積されるまで待機してから要求に応答します。デフォルトでは 1 バイトに設定されています。これは、データの到着を待機したままフェッチ要求がタイムアウトする場合を除き、1 バイトのデータが使用できるようになるとすぐにフェッチ要求の応答が返されることを意味します。これを 1 より大きな値に設定すると、サーバーはより大きなデータ量が蓄積されるまで待機します。これにより、レイテンシーは増えますが、サーバーのスループットは若干向上します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Fetch Minimum Size Unit (最小フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

BYTE

Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返す必要のあるデータの最大量。レコードはコンシューマーにより一括でフェッチされます。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの値より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにレコードバッチが返されます。そのため、これは絶対最大値ではありません。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、message.max.bytes (ブローカー設定) または max.message.bytes (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーは複数のフェッチを並列で実行します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum fetch size unit (デフォルトの最大フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

最大パーティションフェッチサイズスカラーの測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)

Number

サーバーが返すことができるパーティションあたりの最大データ量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの制限より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにバッチが返されます。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、message.max.bytes (ブローカー設定) または max.message.bytes (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーの要求サイズの制限については、fetch.max.bytes を参照してください。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum partition fetch unit (デフォルトの最大パーティションフェッチ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

最大パーティションフェッチサイズスカラーの測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)

Number

fetch.min.bytes で指定された要件をすぐに満たすだけの十分なデータがない場合のフェッチ要求に応答するまでの最大サーバーブロック時間。

500

Fetch Maximum Wait Timeout Unit (最大フェッチ待機タイムアウト単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

フェッチの最大待機タイムアウトスカラーの時間単位を決定します。

MILLISECONDS

Client ID Key (クライアント ID キー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth クライアント ID を定義するために使用する設定キーを指定します。

clientId

Client ID (クライアント ID)

String (文字列)

OAuth クライアントに割り当てられた一意の識別子を参照するクライアント ID の値。セキュアな認証と認証プロセスが促進されます。

x

Client Secret Key (クライアント秘密鍵)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth クライアントの秘密を定義するために使用する設定キーを指定します。

clientSecret

Client Secret (クライアントシークレット)

String (文字列)

OAuth クライアントに割り当てられた機密の認証ログイン情報を参照するクライアントシークレットの値。

x

OAuth Token Endpoint Key (OAuth トークンエンドポイントキー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth トークンエンドポイントを定義するために使用する設定キーを指定します。

sasl.oauthbearer.token.endpoint.url

OAuth Token Endpoint (OAuth トークンエンドポイント)

String (文字列)

クライアントが認証サーバーにアクセストークンを要求できる URL を記述します。

x

Scope Key (スコープキー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth スコープを定義するために使用する設定キーを指定します。

scope

Scope (スコープ)

String (文字列)

認証サーバーによってクライアントアプリケーションに付与される特定の権限とアクセス権を定義します。

Audience Key (対象者キー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth 対象者を定義するために使用する設定キーを指定します。

audience

Audience (対象者)

String (文字列)

アクセストークンの 1 人以上の対象者のカンマ区切りリスト。

Max Token Expiration Seconds (最大トークン有効期限 (秒))

Number

アクセストークンが有効のままである最大期間 (秒) を設定します。

Principal Name (プリンシパル名)

String (文字列)

認証済みユーザーに関連付けられている一意の識別子。多くの場合、認証決定やリソースアクセスで使用されます。

Credentials Placement (ログイン情報の配置)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BASIC_AUTHENTICATION_HEADER​

  • BODY

クライアントログイン情報を基本認証ヘッダーまたは認証要求の本文のどちらに含めるかを定義します。

BASIC_AUTHENTICATION_HEADER

OAuth Module Required (OAuth Module が必要)

Boolean

OAuth 2.0 ベアラートークンを使用して Kafka クライアントで接続を確立するにはこのログインモジュールが正常に認証される必要があるかどうかを示します。

true

Include Accept Header (Accept ヘッダーを含める)

Boolean

「Accept-application/json」ヘッダーを認証要求に含めるかどうか。

true

OAuth Extensions (OAuth 拡張機能)

Object

カスタムブローカー OAuth 実装の拡張機能が含まれるキー-値ペアのマッピングを表します。[OAuth Extensions (OAuth 拡張機能)] 項目にキーを指定する場合は、入力に英字のみが含まれ、1 文字以上であることを確認します。[OAuth Extensions (OAuth 拡張機能)] 項目の値を指定する場合は、入力に印刷可能な ASCII 文字または空白 (スペース、タブ、復帰、改行を含む) のみが含まれ、値が 1 文字以上であることを確認します。

Login Refresh Window Factor (ログイン更新期間係数)

Number

ログイン情報の有効期間の特定の部分が経過してログイン情報の更新を試行するまでログイン更新スレッドが待機する期間。有効な値は (0.5) 50% ~ (1.0) 100%、指定しない場合のデフォルトは (0.8) 80% です。

0.8

Login Refresh Window Jitter (ログイン更新期間ジッター)

Number

ログイン情報の有効期間を基準としてログイン更新スレッドのスリープ時間に追加する相対的な最大ランダムジッターは (0) 0% ~ (0.25) 25%、指定しない場合のデフォルトは (0.05) 5% です。

0.05

Login Refresh Minimum Period (ログイン更新最小期間)

Number

ログイン情報を更新するまでログイン更新スレッドが待機する、目的の最小時間 (秒)。有効な値は 0 ~ 900 (15 分) です。

60

Login Refresh Buffer (ログイン更新バッファ)

Number

ログイン情報を更新するときに維持されるログイン情報有効期限までのバッファ時間 (秒)。有効な値は 0 ~ 3600 (1 時間) です。値を指定しない場合、デフォルト値の 300 (5 分) が使用されます。

300

Use Persistent Connections (永続接続を使用)

Boolean (ブール)

永続接続を使用するかどうかを示します。

  • true

Mule は永続接続を使用します。

  • false

Mule は最初の要求が完了すると接続を閉じます。

true

Max Connections (最大接続数)

Number (数値)

バックエンドに対して開く接続の最大数。HTTP 要求は、複数の接続を介して並行して送信されます。この値の設定が高すぎると、レイテンシーに影響し、スループットを高めることなく追加リソースがコンシュームされる可能性があります。デフォルトでは、接続数は無制限です。

-1

Connection Idle Timeout (接続アイドルタイムアウト)

Number (数値)

接続が終了するまでのアイドル状態を維持できるミリ秒。この属性の値は、永続接続が有効になっている場合にのみ使用されます。

30000

Stream Response (応答のストリーミング)

Boolean (ブール)

受信応答をストリーミングする必要があるかどうか。つまり、すべてのヘッダーが解析されたらすぐに処理を続行し、本文は到着するとストリーミングされます。設定されたバッファサイズによっては、メモリに収まらず、容量が空くまで処理が停止する可能性があるため、有効になっている場合は徐々に応答を読み取る必要があります。

false

Response Buffer Size (応答バッファサイズ)

Number (数値)

HTTP 応答が保存されるバッファのサイズ (バイト)。デフォルトでは、容量は制限されません。

-1

Client Socket Properties (クライアントソケットのプロパティ)

TCP クライアントソケット接続の設定可能なプロパティをカプセル化します。

Proxy Config Params (プロキシ設定パラメーター)

アウトバウンド接続のプロキシを設定します。

Follow Redirects (リダイレクトをフォロー)

Boolean

リダイレクトをフォローするかどうかを示します。

false

Response Timeout (応答タイムアウト)

Number (数値)

要求要素が HTTP 応答を待機中のフローの実行をブロックする最大時間。

60000

Reconnection (再接続)

アプリケーションがデプロイされると、すべてのコネクタで接続テストが実行されます。true に設定されている場合、関連する再接続戦略をすべて実行した後にテストに合格しないと、デプロイメントが失敗します。

Consumer SASL/SCRAM (コンシューマー SASL/SCRAM) 接続種別

Salted Challenge Response Authentication Mechanism (SCRAM) または SASL/SCRAM を使用します。これは、PLAIN のようなユーザー名とパスワード認証を実行する従来のメカニズムを使用してセキュリティ上の懸念に対処する SASL メカニズムのファミリーです。Apache Kafka では SCRAM-SHA-256 および SCRAM-SHA-512 がサポートされています。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Group Id (グループ ID)

String (文字列)

この設定を使用するすべての Kafka コンシューマーのデフォルトのグループ ID。

Consumer Amount (コンシューマー数)

Number

接続で最初に作成されるコンシューマーの数を決定します。

1

Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)

Number

コンシューマーグループ管理を使用するときの poll() の呼び出し間の最大遅延。これにより、コンシューマーが他のレコードをフェッチするまでの許容アイドル時間の上限が設定されます。このタイムアウトの有効期限までに poll() がコールされないと、コンシューマーは失敗したとみなされ、パーティションを別のメンバーに再割り当てするためにグループが再調整されます。null でない ​group.instance.id​ を使用しているコンシューマーがこのタイムアウトに達しても、パーティションはすぐに再割り当てされません。代わりに、コンシューマーはハートビートの送信を停止します。​session.timeout.ms​ の有効期限が切れると、パーティションが再割り当てされます。

60

Maximum Polling Interval Time Unit (最大ポーリング間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Isolation Level (分離レベル)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • READ_UNCOMMITTED​

  • READ_COMMITTED

トランザクションとして書き込まれるメッセージの読み取り方法を制御します。

  • READ_COMMITTED

    consumer.poll()​ では、コミットされたトランザクションメッセージのみが返されます。

  • READ_UNCOMMITTED

    consumer.poll()​ では、中止されたトランザクションメッセージも含め、すべてのメッセージが返されます。

非トランザクションメッセージは、どちらのモードでも無条件に返されます。メッセージは常にオフセット順に返されます。そのため、​READ_COMMITTED​ モードの場合、​consumer.poll()​ で、開かれている最初のトランザクションよりも 1 つ少ない最終安定オフセット (LSO) までのメッセージのみが返されます。

具体的には、実行中のトランザクションに属するメッセージの後に表示されるメッセージは、関連するトランザクションが完了するまで表示されません。その結果、​READ_COMMITTED​ コンシューマーは、インフライトトランザクションがあるときにハイウォーターマークまで読み取ることができません。さらに、​READ_COMMITTED​ では、​seekToEnd​ メソッドで LSO が返されます。

READ_UNCOMMITTED

Exclude internal topics (内部トピックを除外)

Boolean

サブスクライブパターンに一致する内部トピックをサブスクリプションから除外するかどうかを決定します。常に明示的に内部トピックをサブスクライブできます。

true

Auto offset reset (自動オフセットリセット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • EARLIEST

  • LATEST

  • ERROR

Kafka に初期オフセットがない場合や、(データの削除などで) 現在のオフセットがサーバーに存在しない場合の処理を決定します。

  • EARLIEST

    自動的に最も早いオフセットにリセットします。

  • LATEST

    自動的に最も遅いオフセットにリセットします。

  • ERROR

    コンシューマーのグループの前のオフセットが見つからない場合、エラーをスローします。

LATEST

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Check CRC (CRC をチェック)

Boolean

コンシュームされるレコードの CRC32 を自動的にチェックします。これにより、ワイヤーまたはディスク上でメッセージに対するコンシュームが発生しなくなります。このチェックにより、オーバーヘッドが増えるため、非常に高いパフォーマンスが求められる状況では、これを無効にできます。

true

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Request Timeout (要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

30

Request Timeout Time Unit (要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Request Timeout (要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Default record limit (デフォルトのレコード制限)

Number

Kafka クラスターへのポーリングコールで返されるレコードの最大数。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

500

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Heartbeat interval (ハートビート間隔)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときのコンシューマーコーディネーターへのハートビート間の想定間隔。ハートビートは、コンシューマーのセッションがアクティブなままになっていることを確認したり、新しいコンシューマーがグループに参加したときやグループから脱退したときに再調整を容易にするために使用されます。値は ​session.timeout.ms​ 未満に設定する必要がありますが、通常はその値の 1/3 以下に設定することをお勧めします。通常の再調整の場合、さらに低い値に調整して、想定時間を制御できます。

3

Heartbeat Interval Time Unit (ハートビート間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Heartbeat interval (ハートビート間隔)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Session Timeout (セッションタイムアウト)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときにコンシューマーの失敗を検出するために使用されるタイムアウト。コンシューマーは定期的にハートビートを送信し、生存していることをブローカーに示します。このセッションタイムアウトの期限までにハートビートを受信できない場合、ブローカーはこのコンシューマーをグループから削除し、再調整を開始します。この値は、ブローカー設定の ​group.min.session.timeout.ms​ と ​group.max.session.timeout.ms​ で設定される許容範囲に収まっている必要があります。

10

Session timeout time unit (セッションタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Session Timeout (セッションタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Connection maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定されたミリ秒が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connection maximum idle time time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connection maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。デフォルト値は ​PLAINTEXT​ または ​SASL_PLAINTEXT​ (SASL 認証 (kerberos/scram/plain) の場合) です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素で少なくともキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Topic Subscription Patterns (トピックサブスクリプションパターン)

Array of String (文字列の配列)

サブスクライブするサブスクリプションの正規表現のリスト。トピックは、トピックコンシューマー間で自動的に再調整されます。

Assignments (割り当て)

割り当てるトピック-パーティションペアのリスト。コンシューマーは自動的に再調整されません。

Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最小量。十分なデータを使用できない場合、要求は指定された最小データ量が蓄積されて要求の応答が行われるまで待機します。デフォルトでは ​1​ バイトに設定されています。これは、データの到着を待機したままフェッチ要求がタイムアウトする場合を除き、1 バイトのデータが使用できるようになるとすぐにフェッチ要求の応答が返されることを意味します。これを ​1​ より大きな値に設定すると、サーバーはより大きなデータ量が蓄積されるまで待機します。これにより、レイテンシーは増えますが、サーバーのスループットは若干向上します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Fetch Minimum Size Unit (最小フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

BYTE

Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最大量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの値より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにレコードバッチが返されます。そのため、これは絶対最大値ではありません。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーは複数のフェッチを並列で実行します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum fetch size unit (デフォルトの最大フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)

Number

サーバーが返すパーティションあたりの最大データ量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの制限より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにバッチが返されます。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーの要求サイズの制限については、​fetch.max.bytes​ を参照してください。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum partition fetch unit (デフォルトの最大パーティションフェッチ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)

Number

fetch.min.bytes​ で指定された要件をすぐに満たすだけの十分なデータがない場合のフェッチ要求に応答するまでの最大サーバーブロック時間。

500

Fetch Maximum Wait Timeout Unit (最大フェッチ待機タイムアウト単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Username (ユーザー名)

String (文字列)

ログインで使用するユーザー名。

x

Password (パスワード)

String (文字列)

ログインで使用するパスワード。

x

Encryption type (暗号化種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • SHA256

  • SHA512

SCRAM で使用される暗号化アルゴリズム。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Consumer SASL/PLAIN (コンシューマー SASL/PLAIN) 接続種別

ユーザー名とパスワードで認証する SASL を使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Group Id (グループ ID)

String (文字列)

この設定を使用するすべての Kafka コンシューマーのデフォルトのグループ ID。

Consumer Amount (コンシューマー数)

Number

接続で最初に作成されるコンシューマーの数を決定します。

1

Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)

Number

コンシューマーグループ管理を使用するときの poll() の呼び出し間の最大遅延。これにより、コンシューマーが他のレコードをフェッチするまでの許容アイドル時間の上限が設定されます。このタイムアウトの有効期限までに poll() がコールされないと、コンシューマーは失敗したとみなされ、パーティションを別のメンバーに再割り当てするためにグループが再調整されます。null でない ​group.instance.id​ を使用しているコンシューマーがこのタイムアウトに達しても、パーティションはすぐに再割り当てされません。代わりに、コンシューマーはハートビートの送信を停止します。​session.timeout.ms​ の有効期限が切れると、パーティションが再割り当てされます。

60

Maximum Polling Interval Time Unit (最大ポーリング間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Isolation Level (分離レベル)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • READ_UNCOMMITTED​

  • READ_COMMITTED

トランザクションとして書き込まれるメッセージの読み取り方法を制御します。

  • READ_COMMITTED

    consumer.poll()​ では、コミットされたトランザクションメッセージのみが返されます。

  • READ_UNCOMMITTED

    consumer.poll()​ では、中止されたトランザクションメッセージも含め、すべてのメッセージが返されます。

非トランザクションメッセージは、どちらのモードでも無条件に返されます。メッセージは常にオフセット順に返されます。そのため、​READ_COMMITTED​ モードの場合、​consumer.poll()​ で、開かれている最初のトランザクションよりも 1 つ少ない最終安定オフセット (LSO) までのメッセージのみが返されます。

具体的には、実行中のトランザクションに属するメッセージの後に表示されるメッセージは、関連するトランザクションが完了するまで表示されません。その結果、​READ_COMMITTED​ コンシューマーは、インフライトトランザクションがあるときにハイウォーターマークまで読み取ることができません。さらに、​READ_COMMITTED​ では、​seekToEnd​ メソッドで LSO が返されます。

READ_UNCOMMITTED

Exclude internal topics (内部トピックを除外)

Boolean

サブスクライブパターンに一致する内部トピックをサブスクリプションから除外するかどうかを決定します。常に明示的に内部トピックをサブスクライブできます。

true

Auto offset reset (自動オフセットリセット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • EARLIEST

  • LATEST

  • ERROR

Kafka に初期オフセットがない場合や、(データの削除などで) 現在のオフセットがサーバーに存在しない場合の処理を決定します。

  • EARLIEST

    自動的に最も早いオフセットにリセットします。

  • LATEST

    自動的に最も遅いオフセットにリセットします。

  • ERROR

    コンシューマーのグループの前のオフセットが見つからない場合、エラーをスローします。

LATEST

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Check CRC (CRC をチェック)

Boolean

コンシュームされるレコードの CRC32 を自動的にチェックします。これにより、ワイヤーまたはディスク上でメッセージに対するコンシュームが発生しなくなります。このチェックにより、オーバーヘッドが増えるため、非常に高いパフォーマンスが求められる状況では、これを無効にできます。

true

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Request Timeout (要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

30

Request Timeout Time Unit (要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Request Timeout (要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Default record limit (デフォルトのレコード制限)

Number

Kafka クラスターへのポーリングコールで返されるレコードの最大数。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

500

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Heartbeat interval (ハートビート間隔)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときのコンシューマーコーディネーターへのハートビート間の想定間隔。ハートビートは、コンシューマーのセッションがアクティブなままになっていることを確認したり、新しいコンシューマーがグループに参加したときやグループから脱退したときに再調整を容易にするために使用されます。値は ​session.timeout.ms​ 未満に設定する必要がありますが、通常はその値の 1/3 以下に設定することをお勧めします。通常の再調整の場合、さらに低い値に調整して、想定時間を制御できます。

3

Heartbeat Interval Time Unit (ハートビート間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Heartbeat interval (ハートビート間隔)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Session Timeout (セッションタイムアウト)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときにコンシューマーの失敗を検出するために使用されるタイムアウト。コンシューマーは定期的にハートビートを送信し、生存していることをブローカーに示します。このセッションタイムアウトの期限までにハートビートを受信できない場合、ブローカーはこのコンシューマーをグループから削除し、再調整を開始します。この値は、ブローカー設定の ​group.min.session.timeout.ms​ と ​group.max.session.timeout.ms​ で設定される許容範囲に収まっている必要があります。

10

Session timeout time unit (セッションタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Session Timeout (セッションタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Connection maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定されたミリ秒が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connection maximum idle time time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connection maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。デフォルト値は ​PLAINTEXT​ または ​SASL_PLAINTEXT​ (SASL 認証 (kerberos/scram/plain) の場合) です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素で少なくともキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Topic Subscription Patterns (トピックサブスクリプションパターン)

Array of String (文字列の配列)

サブスクライブするサブスクリプションの正規表現のリスト。トピックは、トピックコンシューマー間で自動的に再調整されます。

Assignments (割り当て)

割り当てるトピック-パーティションペアのリスト。コンシューマーは自動的に再調整されません。

Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最小量。十分なデータを使用できない場合、要求は指定された最小データ量が蓄積されて要求の応答が行われるまで待機します。デフォルトでは ​1​ バイトに設定されています。これは、データの到着を待機したままフェッチ要求がタイムアウトする場合を除き、1 バイトのデータが使用できるようになるとすぐにフェッチ要求の応答が返されることを意味します。これを ​1​ より大きな値に設定すると、サーバーはより大きなデータ量が蓄積されるまで待機します。これにより、レイテンシーは増えますが、サーバーのスループットは若干向上します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Fetch Minimum Size Unit (最小フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

BYTE

Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最大量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの値より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにレコードバッチが返されます。そのため、これは絶対最大値ではありません。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーは複数のフェッチを並列で実行します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum fetch size unit (デフォルトの最大フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)

Number

サーバーが返すパーティションあたりの最大データ量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの制限より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにバッチが返されます。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーの要求サイズの制限については、​fetch.max.bytes​ を参照してください。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum partition fetch unit (デフォルトの最大パーティションフェッチ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)

Number

fetch.min.bytes​ で指定された要件をすぐに満たすだけの十分なデータがない場合のフェッチ要求に応答するまでの最大サーバーブロック時間。

500

Fetch Maximum Wait Timeout Unit (最大フェッチ待機タイムアウト単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS

  • SECONDS

  • MINUTES

  • HOURS

  • DAYS

[Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Username (ユーザー名)

String (文字列)

クライアントが Kafka ブローカーに接続するときに使用するユーザー。

x

Password (パスワード)

String (文字列)

クライアントが Kafka ブローカーに接続するときに使用するパスワード。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Consumer SASL/TOKEN (コンシューマー SASL/TOKEN) 接続種別

委任トークンを使用して Kafka クラスターに認証します。

セキュリティ上の理由により、最初の認証で委任トークンが使用されている場合、委任トークンは更新できません。詳細は、 「Delegation Token Support for Kafka (Kafka の委任トークンサポート)」Leaving the Site​を参照してください。
名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Group Id (グループ ID)

String (文字列)

この設定を使用するすべての Kafka コンシューマーのデフォルトのグループ ID。

Consumer Amount (コンシューマー数)

Number

接続で最初に作成されるコンシューマーの数を決定します。

1

Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)

Number

コンシューマーグループ管理を使用するときの poll() の呼び出し間の最大遅延。これにより、コンシューマーが他のレコードをフェッチするまでの許容アイドル時間の上限が設定されます。このタイムアウトの有効期限までに poll() がコールされないと、コンシューマーは失敗したとみなされ、パーティションを別のメンバーに再割り当てするためにグループが再調整されます。null でない ​group.instance.id​ を使用しているコンシューマーがこのタイムアウトに達しても、パーティションはすぐに再割り当てされません。代わりに、コンシューマーはハートビートの送信を停止します。​session.timeout.ms​ の有効期限が切れると、パーティションが再割り当てされます。

60

Maximum Polling Interval Time Unit (最大ポーリング間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum polling interval (最大ポーリング間隔)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Isolation Level (分離レベル)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • READ_UNCOMMITTED​

  • READ_COMMITTED

トランザクションとして書き込まれるメッセージの読み取り方法を制御します。

  • READ_COMMITTED

    consumer.poll()​ では、コミットされたトランザクションメッセージのみが返されます。

  • READ_UNCOMMITTED

    consumer.poll()​ では、中止されたトランザクションメッセージも含め、すべてのメッセージが返されます。

非トランザクションメッセージは、どちらのモードでも無条件に返されます。メッセージは常にオフセット順に返されます。そのため、​READ_COMMITTED​ モードの場合、​consumer.poll()​ で、開かれている最初のトランザクションよりも 1 つ少ない最終安定オフセット (LSO) までのメッセージのみが返されます。

具体的には、実行中のトランザクションに属するメッセージの後に表示されるメッセージは、関連するトランザクションが完了するまで表示されません。その結果、​READ_COMMITTED​ コンシューマーは、インフライトトランザクションがあるときにハイウォーターマークまで読み取ることができません。さらに、​READ_COMMITTED​ では、​seekToEnd​ メソッドで LSO が返されます。

READ_UNCOMMITTED

Exclude internal topics (内部トピックを除外)

Boolean

サブスクライブパターンに一致する内部トピックをサブスクリプションから除外するかどうかを決定します。常に明示的に内部トピックをサブスクライブできます。

true

Auto offset reset (自動オフセットリセット)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • EARLIEST

  • LATEST

  • ERROR

Kafka に初期オフセットがない場合や、(データの削除などで) 現在のオフセットがサーバーに存在しない場合の処理を決定します。

  • EARLIEST

    自動的に最も早いオフセットにリセットします。

  • LATEST

    自動的に最も遅いオフセットにリセットします。

  • ERROR

    コンシューマーのグループの前のオフセットが見つからない場合、エラーをスローします。

LATEST

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Check CRC (CRC をチェック)

Boolean

コンシュームされるレコードの CRC32 を自動的にチェックします。これにより、ワイヤーまたはディスク上でメッセージに対するコンシュームが発生しなくなります。このチェックにより、オーバーヘッドが増えるため、非常に高いパフォーマンスが求められる状況では、これを無効にできます。

true

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Request Timeout (要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

30

Request Timeout Time Unit (要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Request Timeout (要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

SECONDS

Default record limit (デフォルトのレコード制限)

Number

Kafka クラスターへのポーリングコールで返されるレコードの最大数。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

500

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Heartbeat interval (ハートビート間隔)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときのコンシューマーコーディネーターへのハートビート間の想定間隔。ハートビートは、コンシューマーのセッションがアクティブなままになっていることを確認したり、新しいコンシューマーがグループに参加したときやグループから脱退したときに再調整を容易にするために使用されます。値は ​session.timeout.ms​ 未満に設定する必要がありますが、通常はその値の 1/3 以下に設定することをお勧めします。通常の再調整の場合、さらに低い値に調整して、想定時間を制御できます。

3

Heartbeat Interval Time Unit (ハートビート間隔時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Heartbeat interval (ハートビート間隔)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Session Timeout (セッションタイムアウト)

Number

Kafka のグループ管理機能を使用しているときにコンシューマーの失敗を検出するために使用されるタイムアウト。コンシューマーは定期的にハートビートを送信し、生存していることをブローカーに示します。このセッションタイムアウトの期限までにハートビートを受信できない場合、ブローカーはこのコンシューマーをグループから削除し、再調整を開始します。この値は、ブローカー設定の ​group.min.session.timeout.ms​ と ​group.max.session.timeout.ms​ で設定される許容範囲に収まっている必要があります。

10

Session timeout time unit (セッションタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Session Timeout (セッションタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Connection maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定されたミリ秒が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connection maximum idle time time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connection maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。デフォルト値は ​PLAINTEXT​ または ​SASL_PLAINTEXT​ (SASL 認証 (kerberos/scram/plain) の場合) です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素で少なくともキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Topic Subscription Patterns (トピックサブスクリプションパターン)

Array of String (文字列の配列)

サブスクライブするサブスクリプションの正規表現のリスト。トピックは、トピックコンシューマー間で自動的に再調整されます。

Assignments (割り当て)

割り当てるトピック-パーティションペアのリスト。コンシューマーは自動的に再調整されません。

Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最小量。十分なデータを使用できない場合、要求は指定された最小データ量が蓄積されて要求の応答が行われるまで待機します。デフォルトでは ​1​ バイトに設定されています。これは、データの到着を待機したままフェッチ要求がタイムアウトする場合を除き、1 バイトのデータが使用できるようになるとすぐにフェッチ要求の応答が返されることを意味します。これを ​1​ より大きな値に設定すると、サーバーはより大きなデータ量が蓄積されるまで待機します。これにより、レイテンシーは増えますが、サーバーのスループットは若干向上します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Fetch Minimum Size Unit (最小フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch minimum size (デフォルトの最小フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

BYTE

Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)

Number

フェッチ要求に対してサーバーが返すデータの最大量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの値より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにレコードバッチが返されます。そのため、これは絶対最大値ではありません。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーは複数のフェッチを並列で実行します。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum fetch size unit (デフォルトの最大フェッチサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default fetch maximum size (デフォルトの最大フェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)

Number

サーバーが返すパーティションあたりの最大データ量。コンシューマーは、まとめてレコードをフェッチします。フェッチの最初の空でないパーティションの最初のレコードバッチがこの制限より大きい場合でも、コンシューマーが処理を続行できるようにバッチが返されます。ブローカーで受け入れられる最大レコードバッチサイズは、​message.max.bytes​ (ブローカー設定) または ​max.message.bytes​ (トピック設定) を使用して定義されます。コンシューマーの要求サイズの制限については、​fetch.max.bytes​ を参照してください。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

1

Default maximum partition fetch unit (デフォルトの最大パーティションフェッチ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default maximum partition fetch size (デフォルトの最大パーティションフェッチサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

MB

Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)

Number

fetch.min.bytes​ で指定された要件をすぐに満たすだけの十分なデータがない場合のフェッチ要求に応答するまでの最大サーバーブロック時間。

500

Fetch Maximum Wait Timeout Unit (最大フェッチ待機タイムアウト単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Fetch Maximum Wait Timeout (最大フェッチ待機タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Token ID (トークン ID)

String (文字列)

トークンの ID。

x

Token HMAC (トークン HMAC)

String (文字列)

トークン HAMC。

x

Encryption type (暗号化種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • SCRAM_SHA_256​

  • SCRAM_SHA_512

SCRAM で使用される暗号化アルゴリズム。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。


プロデューサー設定

Apache Kafka Connector のプロデューサーの設定。

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

この設定の接続種別。

x

Default topic (デフォルトトピック)

String (文字列)

プロデューサーの操作で使用するデフォルトピック名。操作の設定レベルで上書きできます。

defaultTopicName

Zone ID (ゾーン ID)

String (文字列)

結果で指定のタイムスタンプを ​ZonedLocalDateTimes​ に変換します。デフォルト値は、システムによって提供されます。

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。

Producer Plaintext (プロデューサープレーンテキスト) 接続種別

未認証の暗号化されていない接続種別を使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Batch size (バッチサイズ)

Number

複数のレコードが同じパーティションに送信される場合、プロデューサーはレコードをまとめて要求を少なくしようとします。これは、クライアントとサーバーの両方のパフォーマンスに寄与します。この設定では、デフォルトのバッチサイズをバイト単位で制御します。このサイズより大きなレコードはまとめられません。ブローカーに送信される要求には、送信可能なデータが含まれる複数のバッチがあり、1 つのバッチは各パーティションに対応します。バッチサイズが小さいと、一括処理の頻度が少なくなり、スループットが低下する可能性があります。バッチサイズが ​0​ の場合、一括処理は完全に無効になります。レコードが追加されることを想定して指定のバッチサイズのバッファが常に割り当てられるため、バッチサイズが非常に大きいと、無駄に使用されるメモリが増加する可能性があります。

16

The batch size unit of measure (バッチサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Batch size (バッチサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

Buffer size (バッファサイズ)

Number

サーバーへの送信を待機しているレコードをバッファするためにプロデューサーが使用するメモリの合計バイト。レコードがサーバーに配信される前に送信されると、プロデューサーは ​max.block.ms​ の間ブロックされ、この期間が経過すると例外がスローされます。通常、この設定はプロデューサーが使用する合計メモリに対応しますが、プロデューサーが使用するメモリはバッファに使用されないこともあるため、この設定は正確ではありません。一部の追加メモリは、圧縮 (有効になっている場合) やインフライト要求の管理に使用されます。Apache Kafka ドキュメントのデフォルト値は ​33554432​ (32MB) ですが、CloudHub (v0.1 コア) の Mule インスタンスの想定値に合わせてこれに上限を設定する必要があります。

1

The buffer memory size unit of measure (バッファメモリサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Buffer size (バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Compression type (圧縮種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • GZIP

  • SNAPPY

  • LZ4

  • ZSTD

プロデューサーによって生成されるすべてのデータの圧縮種別。デフォルトは ​NONE​ (圧縮なし) です。圧縮は、データのバッチ全体に対して実行されるため、一括処理の効率性も圧縮率に影響します。一括処理の量が多いほど、圧縮率が高くなります。

NONE

Connections maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

指定された時間に達すると、アイドル接続が終了します。

540

Connections maximum idle time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connections maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Delivery Timeout (配信タイムアウト)

Number

send()​ へのコールが返されてから成功または失敗をレポートするまでの時間の上限。これにより、レコードの送信前の合計遅延時間、ブローカーからの肯定応答を待機する時間 (必要な場合)、失敗した送信を再試行できる時間が制限されます。回復不能なエラーが発生した場合、再試行回数に達した場合、以前の配信期限に達したバッチにレコードが追加された場合、プロデューサーは、この設定以内にレコードを送信できなかったことをレポートする可能性があります。この設定の値は、​request.timeout.ms​ と ​linger.ms​ の合計以上にする必要があります。

120

Delivery Timeout Time Unit (配信タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Delivery Timeout (配信タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Enable idempotence (冪等性を有効化)

Boolean

true​ に設定すると、プロデューサーはメッセージごとに 1 つのコピーストリームに書き込まれるようにします。​false​ の場合、プロデューサーはブローカーの失敗により再試行するため、再試行されたメッセージが重複してストリームに書き込まれる可能性があります。冪等性を有効にする場合、​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​5​ 以下、再試行回数を ​0​ より大きく、肯定応答を ​all​ にする必要があります。ユーザーがこれらの値を明示的に設定しない場合、適切な値が選択されます。互換性のない値が設定されると、​ConnectionException​ がスローされます。

false

Linger time (延長時間)

Number

プロデューサーは、要求トランスミッション間に到着するレコードを 1 つのバッチ要求にグループ化します。通常、これは負荷時 (レコードが送信される前に到着する場合) にのみ発生します。ただし、クライアントはそれほど負荷がかかっていなくても要求の数を削減したい場合があります。

この設定では、人為的にわずかに遅延させることでこれを実現します。プロデューサーは、送信をまとめることができるようにレコードをすぐに送信せずに指定された遅延が経過するまで待機し、他のレコードの送信を許可します。これは TCP の Nagle アルゴリズムに似ています。この設定により、一括処理の遅延に上限が設定されます。

パーティションで指定された ​batch.size​ 分のレコードを受信すると、この設定に関係なくすぐに送信されます。ただし、このパーティションで指定された蓄積バイト数よりも受信バイト数が少ないと、プロデューサーは指定された時間だけ「延長」して、他のレコードが到着するまで待機します。

この設定のデフォルトは ​0​ (遅延なし) です。たとえば、​linger.ms=5​ を設定すると、送信される要求数は減りますが、負荷がないときに送信されたレコードにも 5ms のレイテンシーが追加されます。

0

Linger Time Unit (延長時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Linger time (延長時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum block time (最大ブロック時間)

Number

KafkaProducer.send()​ および ​KafkaProducer.partitionsFor()​ をブロックする時間を制御します。これらのメソッドは、バッファがフルの場合や、ユーザー指定のシリアライザーまたはパーティショナーのメタデータ ​unavailable.Blocking​ がこのタイムアウトに対して考慮されない場合にブロックされる可能性があります。

60

Maximum block time unit (最大ブロック時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum block time (最大ブロック時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum in flight requests (最大インフライト要求)

Number

ブロックされる前に 1 つの接続でクライアントが送信する肯定応答されていない要求最大数。値が ​1​ より大きく、失敗した送信があると、再試行 (有効になっている場合) によってメッセージが並び替えられる可能性があります。

5

Maximum request size (最大要求サイズ)

Number

要求の最大サイズ (バイト)。この設定により、プロデューサーが 1 つの要求で送信するレコードバッチ数が制限され、大きな要求が送信されなくなります。また、これは実質的に最大レコードバッチサイズの上限になります。サーバーのレコードバッチサイズの上限がこれとは異なる場合もあります。

1

Maximum request size unit (最大要求サイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Maximum request size (最大要求サイズ)]​ 項目の測定単位。

MB

Producer Acknowledge Mode (プロデューサー肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • LEADER_ONLY​

  • ALL (すべて)

プロデューサーで要求が完了したとみなされるためにリーダーが受信する必要のある肯定応答の数。この設定では、送信されるレコードの永続性を制御します。

NONE

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Retries amount (再試行回数)

Number

0​ より大きな値を設定すると、クライアントは一時的なエラーが発生した可能性があるために送信に失敗したレコードを再送信します。この再試行は、エラーが発生したときにクライアントがレコードを再送信する場合と同じです。​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​1​ に設定せずに再試行できるようにすると、レコードの順序が変更される可能性があります。これは、2 つのバッチが 1 つのパーティションに送信された場合、最初のバッチが失敗して再試行され、2 番目のバッチが成功すると、2 番目のバッチのレコードが最初に表示される可能性があるためです。また、肯定応答に成功する前に ​delivery.timeout.ms​ で設定されたタイムアウトの期限が切れると、プロデューサーの要求は再試行回数に達する前に失敗します。ユーザーはこれを未設定のままにして、代わりに ​delivery.timeout.ms​ を使用して再試行の動作を制御することをお勧めします。

1

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。この値は、プロデューサーの不要な再試行によるメッセージの重複の可能性を下げるために ​replica.lag.time.max.ms​ (ブローカー設定) よりも長くする必要があります。

30

Default request timeout time unit (デフォルトの要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Partitioner (パーティショナー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • ROUND_ROBIN​

  • UNIFORM_STICKY

パーティション分割戦略を制御します。

DEFAULT

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で、使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素でキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Producer Kerberos (プロデューサー Kerberos) 接続種別

Kerberos 設定ファイルを使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Batch size (バッチサイズ)

Number

複数のレコードが同じパーティションに送信される場合、プロデューサーはレコードをまとめて要求を少なくしようとします。これは、クライアントとサーバーの両方のパフォーマンスに寄与します。この設定では、デフォルトのバッチサイズをバイト単位で制御します。このサイズより大きなレコードはまとめられません。ブローカーに送信される要求には、送信可能なデータが含まれる複数のバッチがあり、1 つのバッチは各パーティションに対応します。バッチサイズが小さいと、一括処理の頻度が少なくなり、スループットが低下する可能性があります。バッチサイズが ​0​ の場合、一括処理は完全に無効になります。レコードが追加されることを想定して指定のバッチサイズのバッファが常に割り当てられるため、バッチサイズが非常に大きいと、無駄に使用されるメモリが増加する可能性があります。

16

The batch size unit of measure (バッチサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Batch size (バッチサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

Buffer size (バッファサイズ)

Number

サーバーへの送信を待機しているレコードをバッファするためにプロデューサーが使用するメモリの合計バイト。レコードがサーバーに配信される前に送信されると、プロデューサーは ​max.block.ms​ の間ブロックされ、この期間が経過すると例外がスローされます。通常、この設定はプロデューサーが使用する合計メモリに対応しますが、プロデューサーが使用するメモリはバッファに使用されないこともあるため、この設定は正確ではありません。一部の追加メモリは、圧縮 (有効になっている場合) やインフライト要求の管理に使用されます。Apache Kafka ドキュメントのデフォルト値は ​33554432​ (32MB) ですが、CloudHub (v0.1 コア) の Mule インスタンスの想定値に合わせてこれに上限を設定する必要があります。

1

The buffer memory size unit of measure (バッファメモリサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Buffer size (バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Compression type (圧縮種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • GZIP

  • SNAPPY

  • LZ4

  • ZSTD

プロデューサーによって生成されるすべてのデータの圧縮種別。デフォルトは ​NONE​ (圧縮なし) です。圧縮は、データのバッチ全体に対して実行されるため、一括処理の効率性も圧縮率に影響します。一括処理の量が多いほど、圧縮率が高くなります。

NONE

Connections maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

指定された時間に達すると、アイドル接続が終了します。

540

Connections maximum idle time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connections maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Delivery Timeout (配信タイムアウト)

Number

send()​ へのコールが返されてから成功または失敗をレポートするまでの時間の上限。これにより、レコードの送信前の合計遅延時間、ブローカーからの肯定応答を待機する時間 (必要な場合)、失敗した送信を再試行できる時間が制限されます。回復不能なエラーが発生した場合、再試行回数に達した場合、以前の配信期限に達したバッチにレコードが追加された場合、プロデューサーは、この設定以内にレコードを送信できなかったことをレポートする可能性があります。この設定の値は、​request.timeout.ms​ と ​linger.ms​ の合計以上にする必要があります。

120

Delivery Timeout Time Unit (配信タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Delivery Timeout (配信タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Enable idempotence (冪等性を有効化)

Boolean

true​ に設定すると、プロデューサーはメッセージごとに 1 つのコピーストリームに書き込まれるようにします。​false​ の場合、プロデューサーはブローカーの失敗により再試行するため、再試行されたメッセージが重複してストリームに書き込まれる可能性があります。冪等性を有効にする場合、​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​5​ 以下、再試行回数を ​0​ より大きく、肯定応答を ​all​ にする必要があります。ユーザーがこれらの値を明示的に設定しない場合、適切な値が選択されます。互換性のない値が設定されると、​ConnectionException​ がスローされます。

false

Linger time (延長時間)

Number

プロデューサーは、要求トランスミッション間に到着するレコードを 1 つのバッチ要求にグループ化します。通常、これは負荷時 (レコードが送信される前に到着する場合) にのみ発生します。ただし、クライアントはそれほど負荷がかかっていなくても要求の数を削減したい場合があります。

この設定では、人為的にわずかに遅延させることでこれを実現します。プロデューサーは、送信をまとめることができるようにレコードをすぐに送信せずに指定された遅延が経過するまで待機し、他のレコードの送信を許可します。これは TCP の Nagle アルゴリズムに似ています。この設定により、一括処理の遅延に上限が設定されます。

パーティションで指定された ​batch.size​ 分のレコードを受信すると、この設定に関係なくすぐに送信されます。ただし、このパーティションで指定された蓄積バイト数よりも受信バイト数が少ないと、プロデューサーは指定された時間だけ「延長」して、他のレコードが到着するまで待機します。

この設定のデフォルトは ​0​ (遅延なし) です。たとえば、​linger.ms=5​ を設定すると、送信される要求数は減りますが、負荷がないときに送信されたレコードにも 5ms のレイテンシーが追加されます。

0

Linger Time Unit (延長時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Linger time (延長時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum block time (最大ブロック時間)

Number

KafkaProducer.send()​ および ​KafkaProducer.partitionsFor()​ をブロックする時間を制御します。これらのメソッドは、バッファがフルの場合や、ユーザー指定のシリアライザーまたはパーティショナーのメタデータ ​unavailable.Blocking​ がこのタイムアウトに対して考慮されない場合にブロックされる可能性があります。

60

Maximum block time unit (最大ブロック時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum block time (最大ブロック時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum in flight requests (最大インフライト要求)

Number

ブロックされる前に 1 つの接続でクライアントが送信する肯定応答されていない要求最大数。値が ​1​ より大きく、失敗した送信があると、再試行 (有効になっている場合) によってメッセージが並び替えられる可能性があります。

5

Maximum request size (最大要求サイズ)

Number

要求の最大サイズ (バイト)。この設定により、プロデューサーが 1 つの要求で送信するレコードバッチ数が制限され、大きな要求が送信されなくなります。また、これは実質的に最大レコードバッチサイズの上限になります。サーバーのレコードバッチサイズの上限がこれとは異なる場合もあります。

1

Maximum request size unit (最大要求サイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Maximum request size (最大要求サイズ)]​ 項目の測定単位。

MB

Producer Acknowledge Mode (プロデューサー肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • LEADER_ONLY​

  • ALL (すべて)

プロデューサーで要求が完了したとみなされるためにリーダーが受信する必要のある肯定応答の数。この設定では、送信されるレコードの永続性を制御します。

NONE

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Retries amount (再試行回数)

Number

0​ より大きな値を設定すると、クライアントは一時的なエラーが発生した可能性があるために送信に失敗したレコードを再送信します。この再試行は、エラーが発生したときにクライアントがレコードを再送信する場合と同じです。​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​1​ に設定せずに再試行できるようにすると、レコードの順序が変更される可能性があります。これは、2 つのバッチが 1 つのパーティションに送信された場合、最初のバッチが失敗して再試行され、2 番目のバッチが成功すると、2 番目のバッチのレコードが最初に表示される可能性があるためです。また、肯定応答に成功する前に ​delivery.timeout.ms​ で設定されたタイムアウトの期限が切れると、プロデューサーの要求は再試行回数に達する前に失敗します。ユーザーはこれを未設定のままにして、代わりに ​delivery.timeout.ms​ を使用して再試行の動作を制御することをお勧めします。

1

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。この値は、プロデューサーの不要な再試行によるメッセージの重複の可能性を下げるために ​replica.lag.time.max.ms​ (ブローカー設定) よりも長くする必要があります。

30

Default request timeout time unit (デフォルトの要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Partitioner (パーティショナー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • ROUND_ROBIN​

  • UNIFORM_STICKY

パーティション分割戦略を制御します。

DEFAULT

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で、使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素でキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Principal (プリンシパル)

String (文字列)

コンピューターシステムまたはネットワークで認証されるエンティティ。プリンシパルは、個人、コンピューター、サービス、計算エンティティ (プロセッサーやスレッドなど) になります。

x

Service name (サービス名)

String (文字列)

Kafka が実行時に使用する Kerberos プリンシパル名。

x

Kerberos 設定ファイル (krb5.conf)

String (文字列)

Kerberos 設定情報が格納されている ​krb5.conf​ ファイルへのパス。この情報には、KDC の場所、目的の Kerberos レルムの管理サーバー、現在のレルムのデフォルト、Kerberos アプリケーションのデフォルト、Kerberos レルムのホスト名のマッピングが含まれます。

Use ticket cache (チケットキャッシュを使用)

Boolean

チケットキャッシュからチケット保証チケット (TGT) を取得する場合は、このオプションを ​true​ に設定します。チケットキャッシュを使用しない場合は、このオプションを ​false​ に設定します。コネクタは、次のようにチケットキャッシュを検索します。

  • Solaris および Linux の場合、コネクタは ​/tmp/krb5cc_uid​ を検索します。​uid​ は数値のユーザー識別子です。

  • /tmp/krb5cc_uid​ でチケットキャッシュが使用できない場合や、アプリケーションが Windows プラットフォーム上にある場合、コネクタは ​{user.home}{file.separator}krb5cc_{user.name}​ を検索します。 チケットキャッシュの場所は、​[Ticket cache (チケットキャッシュ)]​ 項目の値を設定して上書きできます。

    Windows 環境では、ファイルチケットキャッシュからチケットを取得できない場合、ローカルセキュリティ機関 (LSA) API を使用してチケット保証チケット (TGT) を取得します。

false

Ticket cache (チケットキャッシュ)

String (文字列)

ユーザーのチケット保証チケット (TGT) が含まれるチケットキャッシュの名前。この値を設定する場合は、​[Use ticket cache (チケットキャッシュを使用)]​ も ​true​ に設定する必要があります。設定しない場合、設定エラーが返されます。

Use keytab (キータブを使用)

Boolean

コネクタでキータブからプリンシパルのキーを取得する場合は、このオプションを ​true​ に設定します。この値を設定しない場合、コネクタは Kerberos 設定ファイルを使用してキータブを探します。Kerberos 設定ファイルでキータブが指定されていない場合、コネクタは ​{user.home}{file.separator}krb5.keytab​ ファイルを探します。

false

Keytab (キータブ)

String (文字列)

このオプションには、プリンシパルのシークレットキーを取得するキータブのファイル名を設定します。

Store key (キーを保存)

Boolean

プリンシパルのサブジェクトの非公開ログイン情報を保存するには、このオプションを ​true​ に設定します。

false

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Producer SASL/OAUTHBEARER - Client Credentials Connection (プロデューサー SASL/OAUTHBEARER - クライアントログイン情報接続) 型

OAuth ベアラー認証は、ベアラートークンを使用して要求を認証するメカニズムです。通常、これは、リソースにアクセスするユーザーとアプリケーションを認証するために使用されます。Apache Kafka® では、接続を安全に確立するための OAuth ベアラー認証をサポートしています。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) はブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Batch size (バッチサイズ)

Number

複数のレコードが同じパーティションに送信される場合、プロデューサーはレコードをより少ない要求にまとめようとします。これは、クライアントとサーバーの両方のパフォーマンスに寄与します。この設定では、デフォルトのバッチサイズをバイト単位で制御します。このサイズより大きなレコードはまとめられません。ブローカーに送信される要求には、送信可能なデータが含まれる複数のバッチがあり、1 つのバッチは各パーティションに対応します。バッチサイズが小さいと、一括処理の頻度が少なくなり、スループットが低下する可能性があります。バッチサイズが 0 の場合、一括処理は完全に無効になります。レコードが追加されることを想定して指定のバッチサイズのバッファを常に割り当てているため、バッチサイズが非常に大きいと、無駄に使用されるメモリが少し増加する可能性があります。

16

The batch size unit of measure (バッチサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

バッチサイズスカラーの測定単位。

KB

Buffer size (バッファサイズ)

Number

サーバーに送信されるのを待機しているレコードをバッファするためにプロデューサーが使用できるメモリの合計バイト。サーバーに配信できるようになる前にレコードが送信されると、プロデューサーは max.block.ms の間ブロックされ、この期間が経過すると例外がスローされます。この設定はプロデューサーが使用する合計メモリにおおまかに対応しますが、プロデューサーが使用する一部のメモリはバッファに使用されないため、これは厳密な制限ではありません。一部の追加メモリは、圧縮 (有効になっている場合) やインフライト要求の管理に使用されます。Kafka ドキュメントのデフォルト値は 33554432 (32MB) ですが、CloudHub (v0.1 コア) の Mule インスタンスの想定値に合わせてこれに上限を設定する必要があります。

1000

The buffer memory size unit of measure (バッファメモリサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

最大要求サイズスカラーの測定単位。

KB

DNS lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。use_all_dns_ips に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が resolve_canonical_bootstrap_servers_only の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Compression type (圧縮種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • GZIP

  • SNAPPY

  • LZ4

  • ZSTD

プロデューサーによって生成されるすべてのデータの圧縮種別。デフォルトは NONE (圧縮なし) です。有効な値は、[none]、[gzip]、[snappy]、[lz4]、[zstd] です。圧縮は、データのバッチ全体を対象とするため、一括処理の効率性も圧縮率に影響します。一括処理の量が多いほど、圧縮率が高くなります。

NONE

Connections maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

この設定で指定された値が経過すると、アイドル接続が終了します。

540

Connections maximum idle time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

接続の最大アイドルスカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Delivery Timeout (配信タイムアウト)

Number

send() へのコールが返されてから成功または失敗をレポートするまでの時間の上限。これにより、レコードの送信前の合計遅延時間、ブローカーからの肯定応答を待機する時間 (必要な場合)、失敗した送信を再試行できる時間が制限されます。回復不能なエラーが発生した場合、再試行回数の上限に達した場合、以前の配信期限に達したバッチにレコードが追加された場合、プロデューサーは、この設定より前にレコードを送信できなかったことをレポートする可能性があります。この設定の値は、request.timeout.ms と linger.ms の合計以上にする必要があります。

120

Delivery Timeout Time Unit (配信タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

配信タイムアウトスカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Enable idempotence (冪等性を有効化)

Boolean

true に設定すると、プロデューサーはメッセージごとに 1 つのコピーがストリームに書き込まれるようにします。false の場合、プロデューサーはブローカーの失敗などにより再試行するため、再試行されたメッセージを重複してストリームに書き込む可能性があります。冪等性を有効にする場合、max.in.flight.requests.per.connection を 5 以下、再試行回数を 0 より大きく、肯定応答を all にする必要があります。ユーザーがこれらの値を明示的に設定しない場合、適切な値が選択されます。互換性のない値が設定されると、ConnectionException がスローされます。

false

Linger time (延長時間)

Number

プロデューサーは、要求トランスミッション間に到着するレコードを 1 つのバッチ要求にグループ化します。通常、これは負荷時 (送信できるようになる前にレコードが到着したとき) にのみ発生します。ただし、クライアントはそれほど負荷がかかっていなくても要求の数を削減したい場合があります。この設定では、人為的にわずかに遅延させることでこれを実現します。プロデューサーは、送信をまとめることができるようにレコードをすぐに送信せずに指定された遅延が経過するまで待機し、他のレコードの送信を許可します。これは TCP の Nagle アルゴリズムに似ていると考えることができます。この設定により、一括処理の遅延に上限が設定されます。パーティションの batch.size 分のレコードが取得されると、この設定に関係なくレコードはすぐに送信されます。ただし、このパーティションで蓄積された量がこのバイト数よりも少ない場合、指定された時間だけ「延長」して、他のレコードが出現するまで待機します。この設定のデフォルトは 0 (遅延なし) です。たとえば、linger.ms=5 を設定すると、送信される要求数は減りますが、負荷がないときに送信されたレコードにも 5ms のレイテンシーが追加されます。

0

Linger Time Unit (延長時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

延長時間スカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Maximum block time (最大ブロック時間)

Number

この設定では、KafkaProducer.send() および KafkaProducer.partitionsFor() がブロックされる時間を制御します。これらのメソッドは、バッファがフルの場合や、ユーザー指定のシリアライザーまたはパーティショナーのメタデータ unavailable.Blocking がこのタイムアウトに対して考慮されない場合にブロックされる可能性があります。

60

Maximum block time unit (最大ブロック時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

最大ブロック時間スカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Maximum in flight requests (最大インフライト要求)

Number

ブロックされる前に 1 つの接続でクライアントが送信する肯定応答されていない要求の最大数。この設定が 1 より大きい値に設定され、失敗した送信があると、再試行 (有効になっている場合) によってメッセージが並び替えられる可能性があります。

5

Maximum request size (最大要求サイズ)

Number

要求の最大サイズ (バイト)。この設定により、プロデューサーが 1 つの要求で送信するレコードバッチ数が制限され、大きな要求が送信されなくなります。また、これは実質的に最大レコードバッチサイズの上限になります。サーバーのレコードバッチサイズの上限がこれとは異なる場合もあります。

1

Maximum request size unit (最大要求サイズ単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

最大要求サイズスカラーの測定単位。

MB

Producer acknowledge mode (プロデューサー肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • LEADER_ONLY​

  • ALL (すべて)

プロデューサーで要求が完了したとみなされるまでにリーダーが受信している必要のある肯定応答の数。この設定では、送信されるレコードの永続性を制御します。

NONE

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が -1 の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

受信バッファサイズスカラーの測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Retries amount (再試行回数)

Number

0 より大きな値を設定すると、クライアントは一時的なエラーで送信に失敗した可能性のあるレコードを再送信します。この再試行は、エラーが発生したときにクライアントがレコードを再送信する場合と同じです。max.in.flight.requests.per.connection を 1 に設定せずに再試行できるようにすると、レコードの順序が変更される可能性があります。これは、2 つのバッチが 1 つのパーティションに送信された場合、最初のバッチが失敗して再試行され、2 番目のバッチが成功すると、2 番目のバッチのレコードが最初に表示される可能性があるためです。また、肯定応答に成功する前に delivery.timeout.ms で設定されたタイムアウトの期限が切れると、プロデューサーの要求は再試行回数の上限に達する前に失敗します。一般にユーザーはこれを未設定のままにして、代わりに delivery.timeout.ms を使用して再試行の動作を制御します。

1

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

再試行バックオフタイムアウト時間スカラーの時間単位を決定します。

MILLISECONDS

Retry backoff timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が -1 の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

送信バッファサイズスカラーの測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default request timeout time unit (デフォルトの要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

要求タイムアウト時間スカラーの時間単位を決定します。

SECONDS

Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)

Number

この設定を使用して、クライアントが要求の応答を待機する最大時間を制御します。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数の上限に達すると要求は失敗します。これは、プロデューサーの不要な再試行によるメッセージの重複の可能性を下げるために replica.lag.time.max.ms (ブローカー設定) よりも長くする必要があります。

30

Partitioner (パーティショナー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • ROUND_ROBIN​

  • UNIFORM_STICKY

この設定では、キーまたはパーティションを指定せずにメッセージを送信する場合にどのパーティション分割戦略を使用するかを制御します。

DEFAULT

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方から使用できる TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する「security.protocol」を自動的に設定します。有効な値は、PLAINTEXT / SSL / ​SASL_PLAINTEXT​ / ​SASL_SSL​ です。設定が指定されていない場合のデフォルト値は PLAINTEXT (SASL 認証 (kerberos/scram/plain/token) の場合は ​SASL_PLAINTEXT​) です。ブローカー側で SSL がプロトコルとして設定されている場合、ユーザーはこの設定の「tls:context」子要素で少なくともキーストアを設定する必要があります。コネクタは「security.protocol」として SSL (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Client ID Key (クライアント ID キー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth クライアント ID を定義するために使用する設定キーを指定します。

clientId

Client ID (クライアント ID)

String (文字列)

OAuth クライアントに割り当てられた一意の識別子を参照するクライアント ID の値。セキュアな認証と認証プロセスが促進されます。

x

Client Secret Key (クライアントシークレットキー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth クライアントシークレットを定義するために使用する設定キーを指定します。

clientSecret

Client Secret (クライアントシークレット)

String (文字列)

OAuth クライアントに割り当てられた機密の認証ログイン情報を参照するクライアントシークレットの値。

x

OAuth Token Endpoint Key (OAuth トークンエンドポイントキー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth トークンエンドポイントを定義するために使用する設定キーを指定します。

sasl.oauthbearer.token.endpoint.url

OAuth Token Endpoint (OAuth トークンエンドポイント)

String (文字列)

クライアントが認証サーバーにアクセストークンを要求できる URL を記述します。

x

Scope Key (スコープキー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth スコープを定義するために使用する設定キーを指定します。

scope

Scope (スコープ)

String (文字列)

認証サーバーによってクライアントアプリケーションに付与される特定の権限とアクセス権を定義します。

Audience Key (対象者キー)

String (文字列)

JAAS 設定内で OAuth 対象者を定義するために使用する設定キーを指定します。

audience

Audience (対象者)

String (文字列)

アクセストークンの 1 人以上の対象者のカンマ区切りリスト。

Max Token Expiration Seconds (最大トークン有効期限 (秒))

Number

アクセストークンが有効のままである最大期間 (秒) を設定します。

Principal Name (プリンシパル名)

String (文字列)

認証済みユーザーに関連付けられている一意の識別子。多くの場合、認証決定やリソースアクセスで使用されます。

Credentials Placement (ログイン情報の配置)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BASIC_AUTHENTICATION_HEADER​

  • BODY

クライアントログイン情報を基本認証ヘッダーまたは認証要求の本文のどちらに含めるかを定義します。

BASIC_AUTHENTICATION_HEADER

OAuth Module Required (OAuth Module が必要)

Boolean

OAuth 2.0 ベアラートークンを使用して Kafka クライアントで接続を確立するにはこのログインモジュールが正常に認証される必要があるかどうかを示します。

true

Include Accept Header (Accept ヘッダーを含める)

Boolean

「Accept-application/json」ヘッダーを認証要求に含めるかどうか。

true

OAuth Extensions (OAuth 拡張機能)

Object

カスタムブローカー OAuth 実装の拡張機能が含まれるキー-値ペアのマッピングを表します。[OAuth Extensions (OAuth 拡張機能)] 項目にキーを指定する場合は、入力に英字のみが含まれ、1 文字以上であることを確認します。[OAuth Extensions (OAuth 拡張機能)] 項目の値を指定する場合は、入力に印刷可能な ASCII 文字または空白 (スペース、タブ、復帰、改行を含む) のみが含まれ、値が 1 文字以上であることを確認します。

Login Refresh Window Factor (ログイン更新期間係数)

Number

ログイン情報の有効期間の特定の部分が経過してログイン情報の更新を試行するまでログイン更新スレッドが待機する期間。有効な値は (0.5) 50% ~ (1.0) 100%、指定しない場合のデフォルトは (0.8) 80% です。

0.8

Login Refresh Window Jitter (ログイン更新期間ジッター)

Number

ログイン情報の有効期間を基準としてログイン更新スレッドのスリープ時間に追加する相対的な最大ランダムジッターは (0) 0% ~ (0.25) 25%、指定しない場合のデフォルトは (0.05) 5% です。

0.05

Login Refresh Minimum Period (ログイン更新最小期間)

Number

ログイン情報を更新するまでログイン更新スレッドが待機する、目的の最小時間 (秒)。有効な値は 0 ~ 900 (15 分) です。

60

Login Refresh Buffer (ログイン更新バッファ)

Number

ログイン情報を更新するときに維持されるログイン情報有効期限までのバッファ時間 (秒)。有効な値は 0 ~ 3600 (1 時間) です。値を指定しない場合、デフォルト値の 300 (5 分) が使用されます。

300

Use Persistent Connections (永続接続を使用)

Boolean (ブール)

永続接続を使用するかどうかを示します。

  • true

Mule は永続接続を使用します。

  • false

Mule は最初の要求が完了すると接続を閉じます。

true

Max Connections (最大接続数)

Number (数値)

バックエンドに対して開く接続の最大数。HTTP 要求は、複数の接続を介して並行して送信されます。この値の設定が高すぎると、レイテンシーに影響し、スループットを高めることなく追加リソースがコンシュームされる可能性があります。デフォルトでは、接続数は無制限です。

-1

Connection Idle Timeout (接続アイドルタイムアウト)

Number (数値)

接続が終了するまでのアイドル状態を維持できるミリ秒。この属性の値は、永続接続が有効になっている場合にのみ使用されます。

30000

Stream Response (応答のストリーミング)

Boolean (ブール)

受信応答をストリーミングする必要があるかどうか。つまり、すべてのヘッダーが解析されたらすぐに処理を続行し、本文は到着するとストリーミングされます。設定されたバッファサイズによっては、メモリに収まらず、容量が空くまで処理が停止する可能性があるため、有効になっている場合は徐々に応答を読み取る必要があります。

false

Response Buffer Size (応答バッファサイズ)

Number (数値)

HTTP 応答が保存されるバッファのサイズ (バイト)。デフォルトでは、容量は制限されません。

-1

Client Socket Properties (クライアントソケットのプロパティ)

TCP クライアントソケット接続の設定可能なプロパティをカプセル化します。

Proxy Config Params (プロキシ設定パラメーター)

アウトバウンド接続のプロキシを設定します。

Follow Redirects (リダイレクトをフォロー)

Boolean

リダイレクトをフォローするかどうかを示します。

false

Response Timeout (応答タイムアウト)

Number (数値)

要求要素が HTTP 応答を待機中のフローの実行をブロックする最大時間。

60000

Reconnection (再接続)

アプリケーションがデプロイされると、すべてのコネクタで接続テストが実行されます。true に設定されている場合、関連する再接続戦略をすべて実行した後にテストに合格しないと、デプロイメントが失敗します。

Producer SASL/SCRAM (プロデューサー SASL/SCRAM) 接続種別

Salted Challenge Response Authentication Mechanism (SCRAM) または SASL/SCRAM を使用します。これは、PLAIN のようなユーザー名とパスワード認証を実行する従来のメカニズムを使用してセキュリティ上の懸念に対処する SASL メカニズムのファミリーです。Apache Kafka では SCRAM-SHA-256 および SCRAM-SHA-512 がサポートされています。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Batch size (バッチサイズ)

Number

複数のレコードが同じパーティションに送信される場合、プロデューサーはレコードをまとめて要求を少なくしようとします。これは、クライアントとサーバーの両方のパフォーマンスに寄与します。この設定では、デフォルトのバッチサイズをバイト単位で制御します。このサイズより大きなレコードはまとめられません。ブローカーに送信される要求には、送信可能なデータが含まれる複数のバッチがあり、1 つのバッチは各パーティションに対応します。バッチサイズが小さいと、一括処理の頻度が少なくなり、スループットが低下する可能性があります。バッチサイズが ​0​ の場合、一括処理は完全に無効になります。レコードが追加されることを想定して指定のバッチサイズのバッファが常に割り当てられるため、バッチサイズが非常に大きいと、無駄に使用されるメモリが増加する可能性があります。

16

The batch size unit of measure (バッチサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Batch size (バッチサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

Buffer size (バッファサイズ)

Number

サーバーへの送信を待機しているレコードをバッファするためにプロデューサーが使用するメモリの合計バイト。レコードがサーバーに配信される前に送信されると、プロデューサーは ​max.block.ms​ の間ブロックされ、この期間が経過すると例外がスローされます。通常、この設定はプロデューサーが使用する合計メモリに対応しますが、プロデューサーが使用するメモリはバッファに使用されないこともあるため、この設定は正確ではありません。一部の追加メモリは、圧縮 (有効になっている場合) やインフライト要求の管理に使用されます。Apache Kafka ドキュメントのデフォルト値は ​33554432​ (32MB) ですが、CloudHub (v0.1 コア) の Mule インスタンスの想定値に合わせてこれに上限を設定する必要があります。

1

The buffer memory size unit of measure (バッファメモリサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Buffer size (バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Compression type (圧縮種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • GZIP

  • SNAPPY

  • LZ4

  • ZSTD

プロデューサーによって生成されるすべてのデータの圧縮種別。デフォルトは ​NONE​ (圧縮なし) です。圧縮は、データのバッチ全体に対して実行されるため、一括処理の効率性も圧縮率に影響します。一括処理の量が多いほど、圧縮率が高くなります。

NONE

Connections maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

指定された時間に達すると、アイドル接続が終了します。

540

Connections maximum idle time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connections maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Delivery Timeout (配信タイムアウト)

Number

send()​ へのコールが返されてから成功または失敗をレポートするまでの時間の上限。これにより、レコードの送信前の合計遅延時間、ブローカーからの肯定応答を待機する時間 (必要な場合)、失敗した送信を再試行できる時間が制限されます。回復不能なエラーが発生した場合、再試行回数に達した場合、以前の配信期限に達したバッチにレコードが追加された場合、プロデューサーは、この設定以内にレコードを送信できなかったことをレポートする可能性があります。この設定の値は、​request.timeout.ms​ と ​linger.ms​ の合計以上にする必要があります。

120

Delivery Timeout Time Unit (配信タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Delivery Timeout (配信タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Enable idempotence (冪等性を有効化)

Boolean

true​ に設定すると、プロデューサーはメッセージごとに 1 つのコピーストリームに書き込まれるようにします。​false​ の場合、プロデューサーはブローカーの失敗により再試行するため、再試行されたメッセージが重複してストリームに書き込まれる可能性があります。冪等性を有効にする場合、​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​5​ 以下、再試行回数を ​0​ より大きく、肯定応答を ​all​ にする必要があります。ユーザーがこれらの値を明示的に設定しない場合、適切な値が選択されます。互換性のない値が設定されると、​ConnectionException​ がスローされます。

false

Linger time (延長時間)

Number

プロデューサーは、要求トランスミッション間に到着するレコードを 1 つのバッチ要求にグループ化します。通常、これは負荷時 (レコードが送信される前に到着する場合) にのみ発生します。ただし、クライアントはそれほど負荷がかかっていなくても要求の数を削減したい場合があります。

この設定では、人為的にわずかに遅延させることでこれを実現します。プロデューサーは、送信をまとめることができるようにレコードをすぐに送信せずに指定された遅延が経過するまで待機し、他のレコードの送信を許可します。これは TCP の Nagle アルゴリズムに似ています。この設定により、一括処理の遅延に上限が設定されます。

パーティションで指定された ​batch.size​ 分のレコードを受信すると、この設定に関係なくすぐに送信されます。ただし、このパーティションで指定された蓄積バイト数よりも受信バイト数が少ないと、プロデューサーは指定された時間だけ「延長」して、他のレコードが到着するまで待機します。

この設定のデフォルトは ​0​ (遅延なし) です。たとえば、​linger.ms=5​ を設定すると、送信される要求数は減りますが、負荷がないときに送信されたレコードにも 5ms のレイテンシーが追加されます。

0

Linger Time Unit (延長時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Linger time (延長時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum block time (最大ブロック時間)

Number

KafkaProducer.send()​ および ​KafkaProducer.partitionsFor()​ をブロックする時間を制御します。これらのメソッドは、バッファがフルの場合や、ユーザー指定のシリアライザーまたはパーティショナーのメタデータ ​unavailable.Blocking​ がこのタイムアウトに対して考慮されない場合にブロックされる可能性があります。

60

Maximum block time unit (最大ブロック時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum block time (最大ブロック時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum in flight requests (最大インフライト要求)

Number

ブロックされる前に 1 つの接続でクライアントが送信する肯定応答されていない要求最大数。値が ​1​ より大きく、失敗した送信があると、再試行 (有効になっている場合) によってメッセージが並び替えられる可能性があります。

5

Maximum request size (最大要求サイズ)

Number

要求の最大サイズ (バイト)。この設定により、プロデューサーが 1 つの要求で送信するレコードバッチ数が制限され、大きな要求が送信されなくなります。また、これは実質的に最大レコードバッチサイズの上限になります。サーバーのレコードバッチサイズの上限がこれとは異なる場合もあります。

1

Maximum request size unit (最大要求サイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Maximum request size (最大要求サイズ)]​ 項目の測定単位。

MB

Producer Acknowledge Mode (プロデューサー肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • LEADER_ONLY​

  • ALL (すべて)

プロデューサーで要求が完了したとみなされるためにリーダーが受信する必要のある肯定応答の数。この設定では、送信されるレコードの永続性を制御します。

NONE

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Retries amount (再試行回数)

Number

0​ より大きな値を設定すると、クライアントは一時的なエラーが発生した可能性があるために送信に失敗したレコードを再送信します。この再試行は、エラーが発生したときにクライアントがレコードを再送信する場合と同じです。​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​1​ に設定せずに再試行できるようにすると、レコードの順序が変更される可能性があります。これは、2 つのバッチが 1 つのパーティションに送信された場合、最初のバッチが失敗して再試行され、2 番目のバッチが成功すると、2 番目のバッチのレコードが最初に表示される可能性があるためです。また、肯定応答に成功する前に ​delivery.timeout.ms​ で設定されたタイムアウトの期限が切れると、プロデューサーの要求は再試行回数に達する前に失敗します。ユーザーはこれを未設定のままにして、代わりに ​delivery.timeout.ms​ を使用して再試行の動作を制御することをお勧めします。

1

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。この値は、プロデューサーの不要な再試行によるメッセージの重複の可能性を下げるために ​replica.lag.time.max.ms​ (ブローカー設定) よりも長くする必要があります。

30

Default request timeout time unit (デフォルトの要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Partitioner (パーティショナー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • ROUND_ROBIN​

  • UNIFORM_STICKY

パーティション分割戦略を制御します。

DEFAULT

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で、使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素でキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Username (ユーザー名)

String (文字列)

ログインで使用するユーザー名。

x

Password (パスワード)

String (文字列)

ログインで使用するパスワード。

x

EncryptionType

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • SHA256

  • SHA512

SCRAM で使用される暗号化アルゴリズム。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Producer SASL/PLAIN (プロデューサー SASL/PLAIN) 接続種別

ユーザー名とパスワードで認証する SASL を使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Batch size (バッチサイズ)

Number

複数のレコードが同じパーティションに送信される場合、プロデューサーはレコードをまとめて要求を少なくしようとします。これは、クライアントとサーバーの両方のパフォーマンスに寄与します。この設定では、デフォルトのバッチサイズをバイト単位で制御します。このサイズより大きなレコードはまとめられません。ブローカーに送信される要求には、送信可能なデータが含まれる複数のバッチがあり、1 つのバッチは各パーティションに対応します。バッチサイズが小さいと、一括処理の頻度が高くなり、スループットが低下する可能性があります。バッチサイズが 0 の場合、一括処理は完全に無効になります。レコードが追加されることを想定して指定のバッチサイズのバッファが常に割り当てられるため、バッチサイズが非常に大きいと、無駄に使用されるメモリが増加する可能性があります。

16

The batch size unit of measure (バッチサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Batch size (バッチサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

Buffer size (バッファサイズ)

Number

サーバーへの送信を待機しているレコードをバッファするためにプロデューサーが使用するメモリの合計バイト。レコードがサーバーに配信される前に送信されると、プロデューサーは ​max.block.ms​ の間ブロックされ、この期間が経過すると例外がスローされます。通常、この設定はプロデューサーが使用する合計メモリに対応しますが、プロデューサーが使用するメモリはバッファに使用されないこともあるため、この設定は正確ではありません。一部の追加メモリは、圧縮 (有効になっている場合) やインフライト要求の管理に使用されます。Apache Kafka ドキュメントのデフォルト値は ​33554432​ (32MB) ですが、CloudHub (v0.1 コア) の Mule インスタンスの想定値に合わせてこれに上限を設定する必要があります。

1

The buffer memory size unit of measure (バッファメモリサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Buffer size (バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Compression type (圧縮種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • GZIP

  • SNAPPY

  • LZ4

  • ZSTD

プロデューサーによって生成されるすべてのデータの圧縮種別。デフォルトは ​NONE​ (圧縮なし) です。圧縮は、データのバッチ全体に対して実行されるため、一括処理の効率性も圧縮率に影響します。一括処理の量が多いほど、圧縮率が高くなります。

NONE

Connections maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

指定された時間に達すると、アイドル接続が終了します。

540

Connections maximum idle time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connections maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Delivery Timeout (配信タイムアウト)

Number

send()​ へのコールが返されてから成功または失敗をレポートするまでの時間の上限。これにより、レコードの送信前の合計遅延時間、ブローカーからの肯定応答を待機する時間 (必要な場合)、失敗した送信を再試行できる時間が制限されます。回復不能なエラーが発生した場合、再試行回数に達した場合、以前の配信期限に達したバッチにレコードが追加された場合、プロデューサーは、この設定以内にレコードを送信できなかったことをレポートする可能性があります。この設定の値は、​request.timeout.ms​ と ​linger.ms​ の合計以上にする必要があります。

120

Delivery Timeout Time Unit (配信タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Delivery Timeout (配信タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Enable idempotence (冪等性を有効化)

Boolean

true​ に設定すると、プロデューサーはメッセージごとに 1 つのコピーストリームに書き込まれるようにします。​false​ の場合、プロデューサーはブローカーの失敗により再試行するため、再試行されたメッセージが重複してストリームに書き込まれる可能性があります。冪等性を有効にする場合、​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​5​ 以下、再試行回数を ​0​ より大きく、肯定応答を ​all​ にする必要があります。ユーザーがこれらの値を明示的に設定しない場合、適切な値が選択されます。互換性のない値が設定されると、​ConnectionException​ がスローされます。

false

Linger time (延長時間)

Number

プロデューサーは、要求トランスミッション間に到着するレコードを 1 つのバッチ要求にグループ化します。通常、これは負荷時 (レコードが送信される前に到着する場合) にのみ発生します。ただし、クライアントはそれほど負荷がかかっていなくても要求の数を削減したい場合があります。

この設定では、人為的にわずかに遅延させることでこれを実現します。プロデューサーは、送信をまとめることができるようにレコードをすぐに送信せずに指定された遅延が経過するまで待機し、他のレコードの送信を許可します。これは TCP の Nagle アルゴリズムに似ています。この設定により、一括処理の遅延に上限が設定されます。

パーティションで指定された ​batch.size​ 分のレコードを受信すると、この設定に関係なくすぐに送信されます。ただし、このパーティションで指定された蓄積バイト数よりも受信バイト数が少ないと、プロデューサーは指定された時間だけ「延長」して、他のレコードが到着するまで待機します。

この設定のデフォルトは ​0​ (遅延なし) です。たとえば、​linger.ms=5​ を設定すると、送信される要求数は減りますが、負荷がないときに送信されたレコードにも 5ms のレイテンシーが追加されます。

0

Linger Time Unit (延長時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS

[Linger time (延長時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum block time (最大ブロック時間)

Number

KafkaProducer.send()​ および ​KafkaProducer.partitionsFor()​ をブロックする時間を制御します。これらのメソッドは、バッファがフルの場合や、ユーザー指定のシリアライザーまたはパーティショナーのメタデータ ​unavailable.Blocking​ がこのタイムアウトに対して考慮されない場合にブロックされる可能性があります。

60

Maximum block time unit (最大ブロック時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum block time (最大ブロック時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum in flight requests (最大インフライト要求)

Number

ブロックされる前に 1 つの接続でクライアントが送信する肯定応答されていない要求最大数。値が ​1​ より大きく、失敗した送信があると、再試行 (有効になっている場合) によってメッセージが並び替えられる可能性があります。

5

Maximum request size (最大要求サイズ)

Number

要求の最大サイズ (バイト)。この設定により、プロデューサーが 1 つの要求で送信するレコードバッチ数が制限され、大きな要求が送信されなくなります。また、これは実質的に最大レコードバッチサイズの上限になります。サーバーのレコードバッチサイズの上限がこれとは異なる場合もあります。

1

Maximum request size unit (最大要求サイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Maximum request size (最大要求サイズ)]​ 項目の測定単位。

MB

Producer Acknowledge Mode (プロデューサー肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • LEADER_ONLY​

  • ALL (すべて)

プロデューサーで要求が完了したとみなされるためにリーダーが受信する必要のある肯定応答の数。この設定では、送信されるレコードの永続性を制御します。

NONE

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Retries amount (再試行回数)

Number

0​ より大きな値を設定すると、クライアントは一時的なエラーが発生した可能性があるために送信に失敗したレコードを再送信します。この再試行は、エラーが発生したときにクライアントがレコードを再送信する場合と同じです。​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​1​ に設定せずに再試行できるようにすると、レコードの順序が変更される可能性があります。これは、2 つのバッチが 1 つのパーティションに送信された場合、最初のバッチが失敗して再試行され、2 番目のバッチが成功すると、2 番目のバッチのレコードが最初に表示される可能性があるためです。また、肯定応答に成功する前に ​delivery.timeout.ms​ で設定されたタイムアウトの期限が切れると、プロデューサーの要求は再試行回数に達する前に失敗します。ユーザーはこれを未設定のままにして、代わりに ​delivery.timeout.ms​ を使用して再試行の動作を制御することをお勧めします。

1

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。この値は、プロデューサーの不要な再試行によるメッセージの重複の可能性を下げるために ​replica.lag.time.max.ms​ (ブローカー設定) よりも長くする必要があります。

30

Default request timeout time unit (デフォルトの要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Partitioner (パーティショナー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • ROUND_ROBIN​

  • UNIFORM_STICKY

パーティション分割戦略を制御します。

DEFAULT

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で、使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素でキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Username (ユーザー名)

String (文字列)

ログインで使用するユーザー名。

x

Password (パスワード)

String (文字列)

ログインで使用するパスワード。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Producer SASL/TOKEN (プロデューサー SASL/TOKEN) 接続種別

委任トークンを使用して Kafka クラスターに認証します。

セキュリティ上の理由により、最初の認証で委任トークンが使用されている場合、委任トークンは更新できません。詳細は、 「Delegation Token Support for Kafka (Kafka の委任トークンサポート)」Leaving the Site​を参照してください。
名前 説明 デフォルト値 必須

Bootstrap Server URLs (ブートストラップサーバー URL)

Array of String (文字列の配列)

Kafka クラスターとの接続をブートストラップするサーバーのリスト。これは、使用可能なサーバーの部分的なリストになる場合があります。

x

Batch size (バッチサイズ)

Number

複数のレコードが同じパーティションに送信される場合、プロデューサーはレコードをまとめて要求を少なくしようとします。これは、クライアントとサーバーの両方のパフォーマンスに寄与します。この設定では、デフォルトのバッチサイズをバイト単位で制御します。このサイズより大きなレコードはまとめられません。ブローカーに送信される要求には、送信可能なデータが含まれる複数のバッチがあり、1 つのバッチは各パーティションに対応します。バッチサイズが小さいと、一括処理の頻度が高くなり、スループットが低下する可能性があります。バッチサイズが 0 の場合、一括処理は完全に無効になります。レコードが追加されることを想定して指定のバッチサイズのバッファが常に割り当てられるため、バッチサイズが非常に大きいと、無駄に使用されるメモリが増加する可能性があります。

16

The batch size unit of measure (バッチサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Batch size (バッチサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

Buffer size (バッファサイズ)

Number

サーバーへの送信を待機しているレコードをバッファするためにプロデューサーが使用するメモリの合計バイト。レコードがサーバーに配信される前に送信されると、プロデューサーは ​max.block.ms​ の間ブロックされ、この期間が経過すると例外がスローされます。通常、この設定はプロデューサーが使用する合計メモリに対応しますが、プロデューサーが使用するメモリはバッファに使用されないこともあるため、この設定は正確ではありません。一部の追加メモリは、圧縮 (有効になっている場合) やインフライト要求の管理に使用されます。Apache Kafka ドキュメントのデフォルト値は ​33554432​ (32MB) ですが、CloudHub (v0.1 コア) の Mule インスタンスの想定値に合わせてこれに上限を設定する必要があります。

1

The buffer memory size unit of measure (バッファメモリサイズの測定単位)。

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Buffer size (バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。

KB

DNS Lookups (DNS ルックアップ)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • USE_ALL_DNS_IPS​

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

クライアントによる DNS ルックアップの使用方法を制御します。​USE_ALL_DNS_IPS​ に設定する場合、ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまで接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。値が ​RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY​ の場合、各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

  • USE_ALL_DNS_IPS

    ルックアップでホスト名の複数の IP アドレスが返されると、接続に失敗するまですべての IP アドレスへの接続が試行されます。ブートストラップサーバーとアドバタイズサーバーの両方に適用されます。

  • RESOLVE_CANONICAL_BOOTSTRAP_SERVERS_ONLY

    各エントリが解決されて、正規名のリストに展開されます。

USE_ALL_DNS_IPS

Compression type (圧縮種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • GZIP

  • SNAPPY

  • LZ4

  • ZSTD

プロデューサーによって生成されるすべてのデータの圧縮種別。デフォルトは ​NONE​ (圧縮なし) です。圧縮は、データのバッチ全体に対して実行されるため、一括処理の効率性も圧縮率に影響します。一括処理の量が多いほど、圧縮率が高くなります。

NONE

Connections maximum idle time (最大接続アイドル時間)

Number

指定された時間に達すると、アイドル接続が終了します。

540

Connections maximum idle time unit (最大接続アイドル時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Connections maximum idle time (接続の最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Delivery Timeout (配信タイムアウト)

Number

send()​ へのコールが返されてから成功または失敗をレポートするまでの時間の上限。これにより、レコードの送信前の合計遅延時間、ブローカーからの肯定応答を待機する時間 (必要な場合)、失敗した送信を再試行できる時間が制限されます。回復不能なエラーが発生した場合、再試行回数に達した場合、以前の配信期限に達したバッチにレコードが追加された場合、プロデューサーは、この設定以内にレコードを送信できなかったことをレポートする可能性があります。この設定の値は、​request.timeout.ms​ と ​linger.ms​ の合計以上にする必要があります。

120

Delivery Timeout Time Unit (配信タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Delivery Timeout (配信タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Enable idempotence (冪等性を有効化)

Boolean

true​ に設定すると、プロデューサーはメッセージごとに 1 つのコピーストリームに書き込まれるようにします。​false​ の場合、プロデューサーはブローカーの失敗により再試行するため、再試行されたメッセージが重複してストリームに書き込まれる可能性があります。冪等性を有効にする場合、​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​5​ 以下、再試行回数を ​0​ より大きく、肯定応答を ​all​ にする必要があります。ユーザーがこれらの値を明示的に設定しない場合、適切な値が選択されます。互換性のない値が設定されると、​ConnectionException​ がスローされます。

false

Linger time (延長時間)

Number

プロデューサーは、要求トランスミッション間に到着するレコードを 1 つのバッチ要求にグループ化します。通常、これは負荷時 (レコードが送信される前に到着する場合) にのみ発生します。ただし、クライアントはそれほど負荷がかかっていなくても要求の数を削減したい場合があります。

この設定では、人為的にわずかに遅延させることでこれを実現します。プロデューサーは、送信をまとめることができるようにレコードをすぐに送信せずに指定された遅延が経過するまで待機し、他のレコードの送信を許可します。これは TCP の Nagle アルゴリズムに似ています。この設定により、一括処理の遅延に上限が設定されます。

パーティションで指定された ​batch.size​ 分のレコードを受信すると、この設定に関係なくすぐに送信されます。ただし、このパーティションで指定された蓄積バイト数よりも受信バイト数が少ないと、プロデューサーは指定された時間だけ「延長」して、他のレコードが到着するまで待機します。

この設定のデフォルトは ​0​ (遅延なし) です。たとえば、​linger.ms=5​ を設定すると、送信される要求数は減りますが、負荷がないときに送信されたレコードにも 5ms のレイテンシーが追加されます。

0

Linger Time Unit (延長時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Linger time (延長時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum block time (最大ブロック時間)

Number

KafkaProducer.send()​ および ​KafkaProducer.partitionsFor()​ をブロックする時間を制御します。これらのメソッドは、バッファがフルの場合や、ユーザー指定のシリアライザーまたはパーティショナーのメタデータ ​unavailable.Blocking​ がこのタイムアウトに対して考慮されない場合にブロックされる可能性があります。

60

Maximum block time unit (最大ブロック時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Maximum block time (最大ブロック時間)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Maximum in flight requests (最大インフライト要求)

Number

ブロックされる前に 1 つの接続でクライアントが送信する肯定応答されていない要求最大数。値が ​1​ より大きく、失敗した送信があると、再試行 (有効になっている場合) によってメッセージが並び替えられる可能性があります。

5

Maximum request size (最大要求サイズ)

Number

要求の最大サイズ (バイト)。この設定により、プロデューサーが 1 つの要求で送信するレコードバッチ数が制限され、大きな要求が送信されなくなります。また、これは実質的に最大レコードバッチサイズの上限になります。サーバーのレコードバッチサイズの上限がこれとは異なる場合もあります。

1

Maximum request size unit (最大要求サイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Maximum request size (最大要求サイズ)]​ 項目の測定単位。

MB

Producer Acknowledge Mode (プロデューサー肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NONE

  • LEADER_ONLY​

  • ALL (すべて)

プロデューサーで要求が完了したとみなされるためにリーダーが受信する必要のある肯定応答の数。この設定では、送信されるレコードの永続性を制御します。

NONE

Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)

Number

データを読み込むときに使用する TCP 受信バッファのサイズ (​SO_RCVBUF​)。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

64

Default receive buffer size unit (デフォルトの受信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default receive buffer size (デフォルトの受信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Retries amount (再試行回数)

Number

0​ より大きな値を設定すると、クライアントは一時的なエラーが発生した可能性があるために送信に失敗したレコードを再送信します。この再試行は、エラーが発生したときにクライアントがレコードを再送信する場合と同じです。​max.in.flight.requests.per.connection​ を ​1​ に設定せずに再試行できるようにすると、レコードの順序が変更される可能性があります。これは、2 つのバッチが 1 つのパーティションに送信された場合、最初のバッチが失敗して再試行され、2 番目のバッチが成功すると、2 番目のバッチのレコードが最初に表示される可能性があるためです。また、肯定応答に成功する前に ​delivery.timeout.ms​ で設定されたタイムアウトの期限が切れると、プロデューサーの要求は再試行回数に達する前に失敗します。ユーザーはこれを未設定のままにして、代わりに ​delivery.timeout.ms​ を使用して再試行の動作を制御することをお勧めします。

1

Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)

Number

特定のトピックパーティションに対して失敗した要求を再試行するまでの待機時間。これにより、一部の失敗シナリオの緊密なループで繰り返し要求が送信されることを回避できます。

100

Retry Backoff Timeout Time Unit (再試行バックオフタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Retry Backoff Timeout (再試行バックオフタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

MILLISECONDS

Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)

Number

データを送信するときに使用する TCP 送信バッファ (​SO_SNDBUF​) のサイズ。値が ​-1​ の場合、OS のデフォルトが使用されます。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

128

Default send buffer size unit (デフォルトの送信バッファサイズ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Default send buffer size (デフォルトの送信バッファサイズ)]​ 項目の測定単位。このパラメーターはソースレベルで上書きできます。

KB

Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)

Number

クライアントが要求の応答を待機する最大時間。タイムアウトが経過する前に応答を受信できない場合、クライアントは必要に応じて要求を再送信します。再試行回数に達すると要求は失敗します。この値は、プロデューサーの不要な再試行によるメッセージの重複の可能性を下げるために ​replica.lag.time.max.ms​ (ブローカー設定) よりも長くする必要があります。

30

Default request timeout time unit (デフォルトの要求タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Default request timeout (デフォルトの要求タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

SECONDS

Partitioner (パーティショナー)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • DEFAULT

  • ROUND_ROBIN​

  • UNIFORM_STICKY

パーティション分割戦略を制御します。

DEFAULT

Additional Properties (追加プロパティ)

Object (オブジェクト)

Kafka 接続のカスタマイズに使用する追加のプロパティ。

次に例を示します。

  • シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.serializer​ または ​value.serializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​com.mulesoft.connectors.kafka.internal.model.serializer.MuleKafkaAvroSerializer​ に設定します。

  • 非シリアル化の場合、​[Key (キー)]​ を ​key.deserializer​ または ​value.deserializer​ に設定し、​[Value (値)]​ を ​io.confluent.kafka.serializers.KafkaAvroDeserializer​ に設定します。

TLS Configuration (TLS 設定)

TLS

Mule アプリケーションの通信を保護するためにクライアント側とサーバー側の両方で、使用される TLS 設定を定義します。コネクタは、通信で使用する ​security.protocol​ を自動的に設定します。有効な値は ​PLAINTEXT​、​SSL​、​SASL_PLAINTEXT​、​SASL_SSL​ です。ブローカーで ​SSL​ がプロトコルとして設定されている場合、設定の ​tls:context​ 子要素でキーストアを設定します。また、コネクタは ​security.protocol​ として ​SSL​ (SASL 認証の場合は ​SASL_SSL​) を自動的に使用します。

Endpoint identification algorithm (エンドポイント識別アルゴリズム)

String (文字列)

クライアントがサーバーのホスト名を検証するために使用するエンドポイント識別アルゴリズム。デフォルト値は空の文字列です。つまり、エンドポイント識別アルゴリズムは無効になっています。クライアント (ブローカーによって作成されたブローカー間の通信のクライアント接続を含む) は、ブローカーのホスト名がブローカーの証明書のホスト名と一致していることを確認します。

Token ID (トークン ID)

String (文字列)

トークンの ID。

x

Token HMAC (トークン HMAC)

String (文字列)

トークン HAMC。

x

Encryption type (暗号化種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • SCRAM_SHA_256​

  • SCRAM_SHA_512

SCRAM で使用される暗号化アルゴリズム。

x

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Consumer Sources (コンシューマーソース)

Batch Message Listener

<kafka:batch-message-listener>

このソースでは、Kafka クラスターからのメッセージのコンシュームがサポートされており、フローへのメッセージのリストが生成されます。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Poll timeout (ポーリングタイムアウト)

Number

ブロックする時間。ポーリングの合計タイムアウトを定義します。

Poll timeout time unit (ポーリングタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Poll timeout (ポーリングタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

Acknowledgement mode (肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • AUTO

  • MANUAL

  • IMMEDIATE

  • DUPS_OK

Kafka ブローカーインスタンスにメッセージのコンシュームを通知する方法を定義します。

  • AUTO

    フローが正常に完了した場合にメッセージを自動的にコミットします。

  • MANUAL

    ユーザーは ​Commit​ 操作を使用して受信時にメッセージを手動でコミットする必要があります。

  • IMMEDIATE

    Mule は受信時にメッセージを自動的にコミットしてからフローをトリガーします。

  • DUPS_OK​

    [MANUAL] と同様に動作しますが、コミットが非同期のため、レコードが重複する可能性があります。

並列コンシューマーの量。

Number

Number of parallel consumers (並列コンシューマー数)。

1

Primary Node Only (プライマリノードのみ)

Boolean (ブール)

クラスターでの Mule インスタンスの実行時、このソースをプライマリノード上でのみ実行するかどうかを決定します。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

同じメッセージの再配信を処理するためのポリシーを定義します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Type (型)

Record (レコード)​ の配列

Attributes Type (属性型)

関連する設定

Batch Message Listener​ ソースでは、入力ストリームとしてレコードのバッチを取得するため、設定可能なストリーミング戦略がサポートされません。デフォルトでは、このソースのストリーミング戦略設定は反復不可能ストリームです。

Message Listener

<kafka:message-listener>

このソースでは、Kafka クラスターからのメッセージのコンシュームがサポートされており、フローへの 1 つのメッセージが生成されます。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Poll timeout (ポーリングタイムアウト)

Number

ブロックする時間。ポーリングの合計タイムアウトを定義します。

Poll timeout time unit (ポーリングタイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Poll timeout (ポーリングタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

Acknowledgement mode (肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • AUTO

  • MANUAL

  • IMMEDIATE

  • DUPS_OK

Kafka ブローカーインスタンスにメッセージのコンシュームを通知する方法を定義します。

  • AUTO

    フローが正常に完了した場合にメッセージを自動的にコミットします。

  • MANUAL

    ユーザーは ​Commit​ 操作を使用して受信時にメッセージを手動でコミットする必要があります。

  • IMMEDIATE

    Mule は受信時にメッセージを自動的にコミットしてからフローをトリガーします。

  • DUPS_OK​

    [MANUAL] と同様に動作しますが、コミットが非同期のため、レコードが重複する可能性があります。

並列コンシューマーの量。

Number

Number of parallel consumers (並列コンシューマー数)。

1

Primary Node Only (プライマリノードのみ)

Boolean (ブール)

クラスターでの Mule インスタンスの実行時、このソースをプライマリノード上でのみ実行するかどうかを決定します。

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

同じメッセージの再配信を処理するためのポリシーを定義します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Type (型)

Binary (バイナリ)

Attributes Type (属性型)

Consumer Operations (コンシューマー操作)

Commit

<kafka:commit>

Message Listener​ でコンシュームされるメッセージまたはメッセージのバッチに関連付けられているオフセットをコミットします。これは、​Batch Message Listener​ ソースでコンシュームされるメッセージのリストまたは 1 つのメッセージになります。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Consumer commit key (コンシューマーコミットキー)

String (文字列)

前回のポーリングのコミットキー。この操作は、この値を属性として Mule イベントに挿入するソース (​Batch Message Listener​ または ​Message Listener​) のいずれかを使用しているフロー内で使用される場合のみ有効です。

x

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

スロー

  • KAFKA:INVALID_ACK_MODE

  • KAFKA:RETRY_EXHAUSTED

  • KAFKA:ALREADY_COMMITTED

  • KAFKA:TIMEOUT

  • KAFKA:SESSION_NOT_FOUND

  • KAFKA:NOT_FOUND

  • KAFKA:CONNECTIVITY

Consume

<kafka:consume>

1 つ以上の Kafka トピックからメッセージを受信します。この操作の機能は ​Message Listener​ ソースと似ているため、それに適用されるすべての操作がこの操作にも適用されます。

Consume​ 操作では ​consumerCommitKey​ は返されません。
名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Consumption timeout (コンシュームタイムアウト)

Number (数値)

この操作でメッセージの受信を待機する時間単位数。

Timeout time unit (タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Consumption timeout (コンシュームタイムアウト)]​ 項目の時間単位。

Operation Timeout (操作タイムアウト)

Number (数値)

実行を開始する操作のタイムアウト。

Operation Timeout Time Unit (操作タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Operation Timeout (操作タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

Acknowledgement mode (肯定応答モード)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • AUTO

  • MANUAL

  • IMMEDIATE

  • DUPS_OK

Kafka ブローカーインスタンスにメッセージのコンシュームを通知する方法を定義します。

  • AUTO

    フローが正常に完了した場合にメッセージを自動的にコミットします。

  • MANUAL

    ユーザーは ​Commit​ 操作を使用して受信時にメッセージを手動でコミットする必要があります。

  • IMMEDIATE

    Mule は受信時にメッセージを自動的にコミットしてからフローをトリガーします。

  • DUPS_OK​

    [MANUAL] と同様に動作しますが、コミットが非同期のため、レコードが重複する可能性があります。

IMMEDIATE

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Type (型)

Binary (バイナリ)

Attributes Type (属性型)

スロー

  • KAFKA:RETRY_EXHAUSTED

  • KAFKA:ILLEGAL_STATE

  • KAFKA:TIMEOUT

  • KAFKA:INVALID_OFFSET

  • KAFKA:INVALID_INPUT

  • KAFKA:NOT_FOUND

  • KAFKA:CONNECTIVITY

Seek

<kafka:seek>

特定のトピックおよびパーティションのコンシューマーの現在のオフセットを指定のオフセット値に設定します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Topic (トピック)

String (文字列)

Seek​ 操作が実行されるトピックの名前。

x

Partition (パーティション)

Number (数値)

オフセットが変更されるパーティション番号。

x

Offset (オフセット)

Number (数値)

設定済みパーティションに対してコミットするオフセット値。

x

Operation Timeout (操作タイムアウト)

Number (数値)

実行を開始する操作のタイムアウト。

Operation Timeout Time Unit (操作タイムアウト時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Operation Timeout (操作タイムアウト)]​ 項目の時間単位。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

スロー

  • KAFKA:INVALID_TOPIC

  • KAFKA:RETRY_EXHAUSTED

  • KAFKA:TIMEOUT

  • KAFKA:INVALID_OFFSET

  • KAFKA:INVALID_INPUT

  • KAFKA:NOT_FOUND

  • KAFKA:CONNECTIVITY

Producer Operation (Producer 操作)

Bulk Publish

<kafka:bulk-publish>

指定された Kafka トピックにバッチメッセージをパブリッシュします。必要に応じて、そのパーティション、キー、メッセージコンテンツを指定します。この操作では、トランザクションがサポートされています。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Messages

パブリッシュするメッセージのリスト。

#[payload]

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関する操作で実行できる結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

関連する設定

スロー

  • KAFKA:INVALID_TOPIC_PARTITION​

  • KAFKA:RETRY_EXHAUSTED​

  • KAFKA:TIMEOUT

  • KAFKA:AUTHENTICATION_ERROR​

  • KAFKA:INPUT_TOO_LARGE​

  • KAFKA:CONNECTIVITY

Publish

<kafka:publish>

指定された Kafka トピックにメッセージをパブリッシュします。必要に応じて、そのパーティション、キー、メッセージコンテンツを指定します。この操作では、トランザクションがサポートされています。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Topic (トピック)

String (文字列)

パブリッシュするトピック。

Partition (パーティション)

Number (数値)

(省略可能) トピックパーティション。

Key (キー)

Binary (バイナリ)

(省略可能) パブリッシュされたメッセージのキー。

Message (メッセージ)

Binary (バイナリ)

(省略可能) メッセージのメッセージコンテンツ。

#[payload]

Headers (ヘッダー)

Object (オブジェクト)

(省略可能) メッセージのヘッダー。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関する操作で実行できる結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

関連する設定

スロー

  • KAFKA:INVALID_TOPIC_PARTITION

  • KAFKA:RETRY_EXHAUSTED

  • KAFKA:TIMEOUT

  • KAFKA:INPUT_TOO_LARGE

  • KAFKA:CONNECTIVITY

Object Types (オブジェクト種別)

Consumer Context (コンシューマーコンテキスト)

コンシューマーコンテキストの種別。

項目 説明 デフォルト値 必須

Consumer Commit Key (コンシューマーコミットキー)

String (文字列)

コンシューマーコミットキー。

CRL File (CRL ファイル)

証明書失効リスト (CRL) ファイルの場所を指定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Path (パス)

String (文字列)

CRL ファイルへのパス。

Custom OCSP Responder (カスタム OCSP レスポンダー)

証明書の取り消し確認のカスタム OCSP レスポンダーを設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Url

String (文字列)

OCSP レスポンダーの URL。

Cert Alias (証明書の別名)

String (文字列)

OCSP 応答の署名証明書の別名。指定した場合、別名はトラストストアに存在する必要があります。

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

有効期限ポリシー戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Idle Time (最大アイドル時間)

Number (数値)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最大時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。

Time Unit (時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Max Idle Time (最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

Kafka Message (Kafka メッセージ)

Kafka メッセージを表します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Attributes (属性)

Kafka メッセージに関連付けられた属性。

Payload (ペイロード)

Binary (バイナリ)

Kafka メッセージのペイロード。InputStream として表されます。

Kafka Message Attributes (Kafka メッセージ属性)

Kafka メッセージの属性を表します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Headers (ヘッダー)

Object (オブジェクト)

Kafka メッセージのヘッダー。キーが文字列、値が InputStream のマップとして表されます。

Key (キー)

Binary (バイナリ)

Kafka メッセージのキー。InputStream として表されます。

Partition (パーティション)

Number (数値)

Kafka メッセージが送信されるトピックのパーティション。

Topic (トピック)

String (文字列)

Kafka メッセージが属するトピック。

Kafka Message Metadata (Kafka メッセージのメタデータ)

Kafka メッセージのメタデータ。

項目 説明 デフォルト値 必須

Offset (オフセット)

Number

メッセージのオフセット。

Partition (パーティション)

Number (数値)

メッセージのパーティション。

Serialized Key Size (シリアル化されたキーのサイズ)

Number

メッセージのシリアル化されたキーのサイズ。

Serialized Value Size (シリアル化された値のサイズ)

Number

メッセージのシリアル化された値のサイズ。

Timestamp (タイムスタンプ)

DateTime

メッセージのタイムスタンプ。

Topic (トピック)

String (文字列)

メッセージのトピック。

Kafka Record Attributes (Kafka レコード属性)

Kafka レコードの属性。

項目 説明 デフォルト値 必須

Consumer Commit Key (コンシューマーコミットキー)

String (文字列)

コンシューマーコミットキー。

Creation Timestamp (作成時のタイムスタンプ)

DateTime

レコード作成のタイムスタンプ。

Headers (ヘッダー)

Object (オブジェクト)

メッセージ内の HTTP ヘッダーのマッピング。

Key (キー)

Binary (バイナリ)

レコードのキー。

Leader Epoch (リーダーエポック)

Number

レコードのリーダーエポック。

Log Append Timestamp (ログに追加されるタイムスタンプ)

DateTime

レコードのログに追加されるタイムスタンプ。

Offset (オフセット)

Number

レコードのオフセット。

Partition (パーティション)

Number (数値)

レコードのパーティション。

Serialized Key Size (シリアル化されたキーのサイズ)

Number

レコードのシリアル化されたキーのサイズ。

Serialized Value Size (シリアル化された値のサイズ)

Number

レコードのシリアル化された値のサイズ。

Topic (トピック)

String (文字列)

レコードのトピック。

キーストア

TLS プロトコル用のキーストアを設定します。生成したキーストアには、非公開キーと公開証明書が格納されます。

項目 説明 デフォルト値 必須

Path (パス)

String (文字列)

キーストアへのパス。Mule では、現在のクラスパスとファイルシステムへの相対的なパスを解決します。

Type (型)

String (文字列)

キーストアの型。

Alias (別名)

String (文字列)

キーストアに複数の非公開キーが含まれている場合に使用するキーの別名。デフォルトでは、Mule はファイル内の最初のキーを使用します。

Key Password (キーパスワード)

String (文字列)

非公開キーを保護するために使用するパスワード。

Password (パスワード)

String (文字列)

キーストアを保護するために使用するパスワード。

Algorithm (アルゴリズム)

String (文字列)

キーストアで使用する暗号化アルゴリズム。

Proxy Config Params (プロキシ設定パラメーター)

プロキシ設定パラメーターを設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Host (ホスト)

String (文字列)

プロキシサーバーのホスト名または IP アドレス。

Port (ポート)

Number (数値)

プロキシサーバーのポート。

Username (ユーザー名)

String (文字列)

プロキシサーバーに対して認証するユーザー名。

Password (パスワード)

String (文字列)

プロキシサーバーに対して認証するパスワード。

Reconnect (再接続)

標準再接続戦略を設定し、再接続の頻度と、コネクタソースまたは操作で実行できる再接続の試行回数を指定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続を試行する頻度 (ミリ秒)。

Blocking (ブロック)

Boolean (ブール)

false​ の場合、再接続戦略が個別の非ブロックスレッドで実行されます。

Count (数)

Number (数値)

Mule アプリケーションで実行できる再接続の試行回数。

Reconnect Forever (繰り返し再接続)

Mule アプリケーションが実行されている間はコネクタソースや操作によって指定された頻度で再接続が試行される Forever 再接続戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続を試行する頻度 (ミリ秒)。

Blocking (ブロック)

Boolean (ブール)

false​ の場合、再接続戦略が個別の非ブロックスレッドで実行されます。

Reconnection (再接続)

操作の再接続戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Fails Deployment (デプロイに失敗)

Boolean (ブール)

アプリケーションのデプロイ時に、関連する再接続戦略をすべて実行した後、接続テストに合格しない場合の処理:

  • true

    デプロイの失敗を許可します。

  • false

    接続テストの結果を無視します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

使用する再接続戦略。

Record (レコード)

レコードのタイプ。

項目 説明 デフォルト値 必須

Attributes (属性)

Kafka レコード属性。

Payload (ペイロード)

Binary (バイナリ)

レコードのペイロード。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

エラーを生成する要求を実行するための再配信ポリシーを設定します。再配信ポリシーは、フロー内のあらゆる提供元に追加できます。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Redelivery Count (最大再配信数)

Number (数値)

REDELIVERY_EXHAUSTED​ エラーが返されるまでに、再配信された要求が処理に失敗できる最大回数。

Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)

Boolean (ブール)

true​ の場合、再配信されたメッセージの識別にセキュアハッシュアルゴリズムが使用されます。

Message Digest Algorithm (メッセージダイジェストアルゴリズム)

String (文字列)

[Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)]​ 項目が ​true​ の場合に使用するセキュアハッシュアルゴリズム。メッセージのペイロードが Java オブジェクトの場合、Mule ではこの値が無視され、ペイロードの ​hashCode()​ が返した値が返されます。

Id Expression (ID 式)

String (文字列)

メッセージがいつ再配信されたのかを判断するために使用する 1 つ以上の式を定義します。このプロパティは、​[Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)]​ が ​false​ の場合にのみ設定できます。

Object Store (オブジェクトストア)

ObjectStore

各メッセージの再配信カウンターが保存されるオブジェクトストアを設定します。

Repeatable File Store Stream (反復可能なファイルストアストリーム)

反復可能なファイルストアストリーミング戦略を設定します。この戦略では、ストリームコンテンツの一部がメモリ内に格納されます。ストリームのコンテンツが、設定されたバッファサイズよりも大きい場合、Mule はバッファのコンテンツをディスクにバックアップしてからメモリをクリアします。

項目 説明 デフォルト値 必須

In Memory Size (メモリ内サイズ)

Number (数値)

ストリームのデータで使用できるメモリの最大量。メモリ量がこの値を超えると、コンテンツはディスクにバッファされます。パフォーマンスを最適化する方法は、次のとおりです。

  • バッファサイズを大きくすると、Mule がバッファをディスクに書き込む回数を減らせます。これによってパフォーマンスが高まりますが、より多くのメモリが必要になるため、アプリケーションが処理できる同時要求数が制限されます。

  • バッファサイズを小さくすると、メモリの負荷は低減しますが、応答時間が長くなります。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[In Memory Size (メモリ内サイズ)]​ 項目の単位。

Repeatable In Memory Stream (反復可能なメモリ内ストリーム)

データが最大バッファサイズを超えた場合に要求が失敗するメモリ内ストリーミング戦略を設定します。ユースケースで最適なバッファサイズは、必ずパフォーマンステストを実施して決めてください。

項目 説明 デフォルト値 必須

Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)

Number (数値)

データストリームに割り当てるメモリの初期容量。ストリーミングされたデータがこの値を超える場合は、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ の単位で ​[Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)]​ 値を上限としてバッファが拡張されます。

Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)

Number (数値)

バッファサイズが初期サイズを超えた場合に、拡張する量。値を ​0​ またはそれ以下に設定すると、バッファは拡張されません。

Max Buffer Size (最大バッファサイズ)

Number (数値)

使用するメモリの最大量。これを超えると、​STREAM_MAXIMUM_SIZE_EXCEEDED​ エラーが発生します。0 以下の値は無制限を意味します。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)]​ 項目、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ 項目、​[Buffer Unit (バッファ単位)]​ 項目の単位。

Standard Revocation Check (標準の取り消し確認)

TLS 証明書の標準取り消し確認を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Only End Entities (最後のエンティティのみ)

Boolean (ブール)

証明書チェーン内で確認する要素:

  • true

    証明書チェーンの最後の要素のみを確認します。

  • false

    証明書チェーンのすべての要素を確認します。

Prefer Crls (CRL を優先)

Boolean (ブール)

証明書の有効性を確認する方法:

  • true

    証明書失効リスト (CRL) で証明書の有効性を確認します。

  • false

    オンライン証明書状況プロトコル (OCSP) を使用して証明書の有効性を確認します。

No Fallback (代替なし)

Boolean (ブール)

証明書の有効性を確認するための第 2 の方法を使用するかどうか:

  • true

    [Prefer Crls (CRL を優先)]​ 項目で指定されていない方法 (第 2 の方法) を使用して証明書の有効性を確認します。

  • false

    証明書の有効性を確認するための第 2 の方法を使用しません。

Soft Fail (ソフトフェール)

Boolean (ブール)

取り消しサーバーに到達できない場合や取り消しサーバーが混雑している場合の処理:

  • true

    検証エラーを回避します。

  • false

    検証の失敗を許可します。

TCP クライアントソケットのパラメーター

TCP クライアントソケットのパラメーターを設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Send Buffer Size (送信バッファサイズ)

Number (数値)

データ送信時に使用するバッファのサイズ (バイト) で、ソケット自体に設定されます。

Receive Buffer Size (受信バッファサイズ)

Number (数値)

バッファサイズ。

Client Timeout (クライアントタイムアウト)

Number (数値)

ソケットの ​SO_TIMEOUT​ 値を設定します。ブロック操作で失敗するまでにソケットが待機する時間 (ミリ秒) を示します。値が 0 (デフォルト) の場合、無限に待機します。

0

Send Tcp No Delay (遅延なく TCP を送信)

Boolean (ブール)

設定されている場合、効率化のためにデータは収集されずにすぐに送信され、ネットワークトラフィックの削減よりもレイテンシーが優先されます。ソケットのデフォルトは false ですが、ネットワークトラフィックの削減は一般に大きな問題ではないため、このオプションのデフォルトは true に設定されています。

true

Linger (延長)

Number (数値)

SO_LINGER​ 値をミリ秒単位で設定します。これによりソケットを開いたままにする時間が決まり、閉じる前に残りのデータがすべて正しく送信されるようにします。

Keep Alive (キープアライブ)

Boolean (ブール)

開いているソケットで ​SO_KEEPALIVE​ 動作を有効にします。このオプションは、アイドル状態のソケット接続を定期的にチェックし、使用できなくなった場合は閉じます。これは、接続がリサイクルされるまでキープアライブで維持されるかどうかを制御するためにサーバーソケットで使用されます。

false

Connection Timeout (接続タイムアウト)

Number (数値)

リモートサーバーへの接続を確立するときのコネクタの待機時間。この時間を経過するとタイムアウトします。

30000

TLS

Mule アプリケーションのセキュアな通信を提供するように TLS を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Enabled Protocols (有効化されたプロトコル)

String (文字列)

このコンテキストで有効化されたプロトコルのカンマ区切りリスト。

Enabled Cipher Suites (有効化された暗号化スイート)

String (文字列)

このコンテキストで有効化された暗号化スイートのカンマ区切りリスト。

Trust Store (トラストストア)

TLS トラストストアを設定します。

Key Store (キーストア)

TLS キーストアを設定します。

Revocation Check (取り消し確認)

取り消し確認メカニズムを設定します。

Topic Partition (トピックパーティション)

トピックパーティションの種別。

項目 説明 デフォルト値 必須

Topic (トピック)

String (文字列)

トピック名。

x

Partition (パーティション)

Number (数値)

パーティションの数。

x

Truststore (トラストストア)

TLS 用のトラストストアを設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Path (パス)

String (文字列)

トラストストアへのパス。Mule では、現在のクラスパスとファイルシステムへの相対的なパスを解決します。

Password (パスワード)

String (文字列)

トラストストアを保護するために使用するパスワード。

Type (型)

String (文字列)

トラストストアの型。

Algorithm (アルゴリズム)

String (文字列)

トラストストアで使用する暗号化アルゴリズム。

Insecure (安全ではない)

Boolean (ブール)

true​ の場合、Mule では証明書の検証の実行を停止します。これを ​true​ に設定すると、接続が攻撃に対して脆弱になる可能性があります。