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Monitoring API ManagerAnypoint Studio (Studio) エディターは、Mule アプリケーション、プロパティ、および設定ファイルの設計と更新に役立ちます。
Studio でコネクタを追加および設定する手順は、次のとおりです。
Studio で初めてコネクタを設定する場合は、「Anypoint Studio を使用したコネクタの設定」を参照してください。このトピックを参照した後、コネクタ項目についての詳細情報が必要な場合は、「MongoDB Connector リファレンス」を参照してください。
Studio で、コネクタを追加および設定する新しい Mule プロジェクトを作成します。
Studio で、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
Mule プロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] をクリックします。
<コネクタ名> を Mule プロジェクトに追加すると、コネクタの名前空間およびスキーマの場所が XML コードに自動的に入力され、必要な連動関係がプロジェクトの pom.xml
ファイルに追加されます。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[(X) Search in Exchange ((X) Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Modules to Project (モジュールをプロジェクトに追加)] で、検索項目に「mongodb
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で、[MongoDB] をクリックします。
[Add (追加)] をクリックします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Studio でコネクタを Mule プロジェクトに追加しても、Studio ワークスペースの他のプロジェクトはそのコネクタを使用できません。
コネクタの入力元 (Object Listener 操作、HTTP リスナー、Scheduler など) を設定します。Object Listener 操作は、検索条件に適用される新しいドキュメントについて指定した MongoDB コレクションをポーリングし、見つかったときにアプリケーションを呼び出します。
たとえば、HTTP Listener
を設定するには、次の手順に従います。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[HTTP] > [Listener] を選択します。
[Listener] を Studio キャンバスにドラッグします。
[Listener (リスナー)] 設定画面で、必要に応じて [Display Name (表示名)] 項目の値を変更します。
[Path (パス)] 項目の値を指定します。
[Connector configuration (コネクタ設定)] 項目の横にあるプラス記号 (+) をクリックして、アプリケーション内のすべての HTTP Listener
インスタンスで使用できるグローバル要素を設定します。
[General (一般)] タブで、接続情報を指定します。
[TLS] タブで、必要に応じて TLS 情報を指定します。
[Advanced (詳細)] タブで、必要に応じて再接続戦略を含む再接続情報を指定します。
[Test Connection (接続をテスト)] をクリックして、Mule が特定のサーバーに接続できることを確認します。
[OK] をクリックします。
フローにコネクタの操作を追加すると、そのコネクタで実行する特定の操作をすぐに定義できます。
MongoDB の操作を追加する手順は、次のとおりです。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで [MongoDB] を選択し、目的の操作を選択します。
その操作を Studio キャンバスの入力元の右にドラッグします。
コネクタを設定する場合、アプリケーション内のそのコネクタのすべてのインスタンスで使用できるグローバル要素を設定することをお勧めします。グローバル要素を設定するには、対象の MongoDB システムにアクセスするためにコネクタが使用する認証ログイン情報を提供する必要があります。
MongoDB Connector のグローバル要素を設定する手順は、次のとおりです。
[Global Elements (グローバル要素)] タブで、[Create (作成)] をクリックします。
[Connector Configuration (コネクタ設定)] を展開し、MongoDB config
を検索します。
[OK] をクリックします。
次のプロパティの値を入力します。
Servers (host:port) (サーバー (host:port))
1 つ以上の host:port ペアで指定する、MongoDB インスタンスが配置されるサーバー。デフォルト値は localhost:27017
です。次の手順に従って、1 つ以上の host:port インスタンスを追加します。
[Edit inline (インライン編集)] を選択します。
緑のプラス記号 (+) をクリックします。
host:port インスタンスを追加して、[Finish (完了)] をクリックします。
追加する host:port インスタンスごとにステップ 2 と 3 を繰り返します。
データベース
MongoDB インスタンスからのデータの送受信に使用するデータベース
Username (ユーザー名)
MongoDB インスタンスにアクセスするためのユーザー名
Password (パスワード)
対応するパスワード
アプリケーションを CloudHub または Mule Runtime Engine にデプロイする予定の場合は、[Connection (接続)] 項目値に Spring プロパティのプレースホルダーを指定した MongoDB 設定を使用します。開発段階で、開発プロセスを加速したいだけの場合は、グローバル要素のプロパティで接続ログイン情報をハードコード化することもできます。
MongoDB Connector v6.0.0 以降では、MongoDB インスタンスでサポートされていれば、SSL を使用できます。SSL のグローバル設定をセットアップするには、MongoDB 接続の [Security (セキュリティ)] タブで [TLS context (TLS コンテキスト)] 項目を選択します。
デフォルトでは、ログ記録は SLF4J API を介して有効になります。ドライバーは、次のロガー名を使用します。
org.mongodb.driver
: ルートロガー
cluster
: ドライバーが接続する MongoDB サーバーの監視に関連するログ用
connection
: 接続および接続プールに関連するログ用
protocol
: MongoDB サーバーに送信または MongoDB サーバーから受信するプロトコルメッセージに関連するログ用
insert
: 挿入メッセージおよび応答の関連するログ用
update
: 更新メッセージおよび応答に関連するログ用
delete
: 削除メッセージおよび応答に関連するログ用
query
: クエリメッセージおよび応答に関連するログ用
getmore
: getmore メッセージおよび応答に関連するログ用
killcursor
: killcursor メッセージおよび応答に関連するログ用
command
: コマンドメッセージおよび応答に関連するログ用
uri
: 接続文字列の解析に関連するログ用
management
: JMX に関連するログ用
Studio を設定したら、「例」トピックで詳細な設定アイデアを参照してください。