VM コネクタ - Mule 4

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仮想マシン用 Anypoint コネクタ (VM コネクタ) は、一時的または永続的な非同期キューを介してアプリケーション内およびアプリケーション間での通信を管理します。

  • 一時的なキューは永続的なキューより高速ですが、システムがクラッシュした場合は信頼できません。

  • 永続的なキューは速度は劣りますが、信頼できます。

    Mule アプリケーションを単一ランタイムインスタンスモードで実行した場合、永続的なキューは内容をシリアル化してディスクに保存します。ただし、Mule アプリケーションをクラスタランタイムインスタンスモードで実行した場合は、永続的なキューはメモリグリッドにバックアップされます。したがって、フローが VM コネクタを使用して内容をキューにパブリッシュする場合、メッセージを同じ発生元ノードで処理するのか、別のノードを選択するためにメッセージをクラスタに送信するのかは、Mule Runtime Engine によって判断されます。VM コネクタを使用するとクラスタ全体に負荷を分散しやすくなります。
    単一またはクラスタのランタイムインスタンスモードで永続的なキューを使用する場合は、送信するデータをシリアル化する必要があります。Kryo シリアル化を有効にして、より広範なシリアル化可能な値を取得できますが、Kryo にはいくつかの制限があります。

    永続的なキューを使用する場合は、次の点に留意してください。

    • 構造が複雑すぎると、シリアル化しにくい場合に、シリアル化エラーやパフォーマンス上の問題が発生する可能性があるため、値は単純なものにしてください。

    • 複雑な Java オブジェクトでは ​Serializable​ インターフェースを実装し、Java Bean コントラクトに準拠してください。

    • ストリーム、JSON オブジェクト、マップなどは、関連する値が上記の推奨事項に準拠している場合にのみ使用してください。

前提条件

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Anypoint コネクタ

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成するには、Anypoint Studio へのアクセスが必要です。

コネクタの一般的なユースケース

VM コネクタは次の場合に使用します。

  • 直接 ​<flow-ref />​ を使用する代わりに、キューメカニズムを使用してフロー間でメッセージを渡す場合。

  • クラスタ全体で作業を分散する場合。

  • 同じ Mule ドメインで実行中の異なるアプリケーションと通信する場合。

  • 完全な JMS ブローカーの使用が妥当でない単純なキューを実行する場合。

例については、​「例」​を参照してください。

対象者

次のステップ

前提条件を満たし、テンプレートおよびサンプルを試したら、​Anypoint Studio​ で独自のアプリケーションを作成してコネクタを設定できます。