Flex Gateway新着情報
Governance新着情報
Monitoring API ManagerSAP S/4HANA OData への接続に OAuth 2.0 認証を使用することによるセキュリティ強化を活用するには、SAP S/4HANA OData 用 Anypoint Connector (SAP S/4HANA OData Connector) をアップグレードします。
コネクタでカスタム名前空間がサポートされるようになりました。カスタム名前空間をサポートするために、コネクタに接続種別の新しい [Scoped service discovery relative path (スコープ設定されたサービス検出相対パス)] および [Services attributes (サービス属性)] 項目と新しい [Service Attribute (サービス属性)] 種別が追加されました。
カスタム名前空間を使用して、カスタムオブジェクトやカスタム開発 (プログラム、関数モジュール、テーブルなど) を定義および整理できます。カスタム名前空間の命名規則では、Z
または Y
の後に識別子が続きます。たとえば、顧客データを管理するカスタムプログラムがある場合、ZCUST
というカスタム名前空間を作成して、顧客データに関連するすべてのカスタムプログラムを整理できます。
カスタム名前空間を使用すると、カスタムオブジェクトやカスタム開発をより適切に管理して、SAP 標準オブジェクトまたはカスタムオブジェクトの命名が他の組織と競合しないようにでき、システムのメンテナンス性とアップグレード性を改善できます。
OAuth 2.0 がサポートされるようになりました。
[OAuth 2.0 Application Connection Provider (OAuth 2.0 アプリケーション接続プロバイダー)] オプションが [Connection (接続)] 種別に追加されました。この接続種別の設定パラメーターについては、「SAP S/4HANA OData Connector リファレンス」を参照してください。
Mule Runtime Engine (Mule) 4.2.1 以降が必要です。
[Service directory (サービスディレクトリ)] 項目のデフォルト値が削除されました。
ベースパッケージが変更されているため、エクスポートされるすべてのクラスで異なる完全修飾名を持つようになりました。
コネクタの JAR のグループ ID が変更されました。
以下の手順でアップグレードを実行します。
Anypoint Studio で、Mule プロジェクトを作成します。
[Mule Palette (Mule パレット)] ビューで、[Search in Exchange (Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)] で、検索項目に「sap s/4hana odata
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で、[SAP S/4HANA OData Connector (SAP S/4HANA OData Connector)] を選択し、[Add (追加)] をクリックします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Mule プロジェクトの pom.xml
ファイルで mule-sap-s4hana-cloud-connector
連動関係のバージョンが使用しているコネクタのバージョンに更新されていることを確認します。
Studio はコネクタを自動的にアップグレードします。
コネクタの最新バージョンをインストールしたら、アップグレードを確認します。
Studio の [Problems (問題)] または [Console (コンソール)] ビューでエラーがないことを確認します。
プロジェクトの pom.xml
ファイルに問題がないことを確認します。
接続をテストして、操作が機能することを確認します。
以前のバージョンの SAP S/4HANA OData Connector に戻す必要がある場合、プロジェクトの pom.xml
の mule-sap-s4hana-cloud-connector
連動関係バージョンを戻すバージョンに変更します。