MQTT Connector に関する FAQ

MQTT Connector に関するよくある質問 (FAQ) を次に示します。

MQTT Connector では [Enable File Persistence (ファイル永続性を有効化)] 機能でオブジェクトストアを使用しますか?

[Enable file persistence (ファイル永続性を有効化)]​ 機能はオンプレミスインストールでのみ使用でき、永続的なメッセージ用にファイルを使用します。オブジェクトストアでは、CloudHub アプリケーション用の永続的なストレージが可能になります。詳細は、​『オブジェクトストア』​のドキュメントを参照してください。

MQTT Connector は CloudHub とクラスター環境でサポートされますか?

はい、MQTT Connector は CloudHub とクラスター環境でサポートされます。

MQTT Connector はクラスター対応ですか?

MQTT Connector はクラスター対応です。通常、MQTT ブローカーでは、既存の (古い) 接続と同じクライアント ID を使用する新しい接続要求を受信した場合に古い接続を閉じて新しい接続を受け入れるクライアントテークオーバーメカニズムが実装されます。 アプリケーションをクラスターにデプロイし、クライアントを識別する明示的なクライアント ID を提供する場合、このクライアントテークオーバーメカニズムが問題になる可能性があります。MQTT Connector により提供されるクライアント ID ジェネレーターを使用して、ユーザーは静的クライアント ID を設定したり、動的コンポーネントを使用するクライアント ID を設定してさまざまなデプロイメントシナリオに対応したり、カスタムクライアント ID ジェネレーターを定義したりできます。

詳細は、​「MQTT Connector を使用したクライアント ID の設定」​を参照してください。

サポートされる認証種別は?

MQTT Connector 認証ではユーザーとパスワード、および証明書ベースの認証 (TLS または WSS) がサポートされます。​「認証用のログイン情報の設定」​を参照してください。

MQTT Connector では接続と操作の実行が追跡されますか?

コネクタ、Eclipse Paho ドライバー、Mosquitto ブローカーの DEBUG モードでの冗長ログを有効にする方法は、​「MQTT Connector のトラブルシューティング」​を参照してください。

MQTT Connector を動作するために必要なサーバー側の設定は?

MQTT Connector は、任意の MQTT バージョン 3.x 準拠のサーバー (MQTT ブローカーとも呼ばれる) で動作します。 このサーバーを設定するには、MQTT ブローカーのドキュメント ( Eclipse MosquittoLeaving the Site​ ブローカーのドキュメントなど) を参照してください。

MQTT Connector では、外部システムとの接続にサードパーティライブラリを使用しますか?

MQTT Connector では Eclipse Mosquitto ライブラリを使用します。ArtifactID は ​org.eclipse.paho.client.mqttv3​ です。

Eclipse Mosquitto 外部ライブラリに関するドキュメントやリリースノートはありますか?

Eclipse Mosquitto ライブラリのリリースノートを取得するには、 Eclipse 公開リポジトリLeaving the Site​を参照してください。

MQTT Connector を使用し、ログイン情報を使用して接続するのに、ブローカー側で必要な権限、ロール、または追加の設定はありますか?

いいえ、MQTT バージョン 3.x 準拠の MQTT ブローカーに接続するための追加の権限や設定要件はありません。MQTT ブローカー側では、リスナーを適切に設定する必要があります。