SAP Connector 5.9 リファレンス - Mule 4

SAP 用 Anypoint Connector (SAP Connector) を使用すると、SAP NetWeaver に基づいてデータを外部システムと統合できます。

バージョン 5.0 以降、SAP Connector では、SAP S/4HANA のオンプレミスインスタンスへの接続もサポートされるようになりました。

制限事項

  • バージョン 5.4.0 以前の SAP Connector では、同じ ​PROGRAM_ID​、​GATEWAY_SERVICE​、​GATEWAY_HOST​ を持つ同じ Mule Runtime Engine にデプロイされた複数のサーバーを JCo ライブラリによって作成することはできません。同じ ​PROGRAM_ID​、​GATEWAY_SERVICE​、および ​GATEWAY_HOST​ を持つ 2 つのサーバーを作成しようとすると、1 つのサーバーのみが作成されます。この問題を回避するには、2 つの異なる Mule Runtime Engine を使用するか、2 つの異なる ​GATEWAY_HOST​ を持つ同じ ​PROGRAM_ID​ を使用します。

  • SAP Connector では Bitronix トランザクションマネージャーはサポートされていません。

  • Document Listener​ および ​Function Listener​ ソースでは、Mule トランザクションはサポートされていません。(​[Advanced (詳細)] タブ​の) ​[Transactional action (トランザクションアクション)]​ および ​[Transaction type (トランザクション種別)]​ パラメーターは両方のソースで使用できますが、トランザクション機能は実装されていません。

  • SAP リスナー (​[Document Listener]​ と ​[Function Listener]​) の再接続戦略では JCo ライブラリのみに依存しています。つまり、Mule の再接続メカニズムは再接続に影響しません。

  • 接続に問題がある場合、バックグラウンドで実行される JCO サーバーによって再接続が管理されます。JCo RFC プロバイダーにより、Java サーバーと ABAP ゲートウェイ間の通信エラーが認識され、再接続が再試行されます。最初の再接続に失敗すると、1 秒待機して次の再接続試行が行われます。再度再接続に失敗すると、再接続の待機時間は 1 秒から 2 秒と 2 倍になり、最終的にデフォルトの最大待機期間である 3600 秒 (1 時間) になるまで続きます。​-Djco.server.max_startup_delay=<reconnect delay in seconds>​ JMV パラメーターを使用して最大再接続タイムアウトを設定します。

  • SAP の ​XSTRING​ データ形式はバイナリ blop 形式です。​XSTRING​ 項目の値を送信するには、RFC ステップに送信する XML 内で ​『toHex』​ 関数を使用してバイナリを base-32 でエンコードする必要があります。

設定

SAP Connector のデフォルト設定。

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

この設定の接続種別。

x

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Default Idocument Version (デフォルトの IDoc バージョン)

String (文字列)

デフォルトの IDoc バージョン。

0

Disable Jco Internal Cache (Jco 内部キャッシュを無効化)

Boolean (ブール)

JCo 内部キャッシュを使用するかどうかを示すフラグ。SAP JCo 内部キャッシュを無効にするには、このフラグを ​true​ に設定します。デフォルトでは、JCo は最初のコールの後にメタデータを保存し、後続のコールでそのテンプレートを入力します。このフラグは関数とソースの両方に適用されます。

false

Evaluate Response Flag ([応答を評価] フラグ)

Boolean (ブール)

エラー応答で例外をスローするか、ユーザーがエラー応答を別の結果として処理できるようにするのかを示すフラグ。このフラグは、メッセージで例外 (E) をスローするのか、警告 (W) 付きの結果として処理するのかを指定するために使用される例外またはログメカニズムです。

フラグを ​true​ に設定した場合、例外 (E) メッセージが返されると、そのメッセージと共に例外がスローされます。

フラグを ​true​ に設定した場合、警告 (W) メッセージが返されると、警告メッセージが記録されます。

false

Log Trace Flag ([トレースを記録] フラグ)

Boolean (ブール)

トレースを Mule サーバーに記録するかどうかを示すフラグ。トレースを記録するには、このフラグを ​true​ に設定します。

false

Use SAP Format (SAP 形式の使用)

Boolean (ブール)

SAP 値を返すための Mule 3 形式をサポートするかどうかを決定します。​JCoField​ を解析するときに ​JCoToBusinessObjectParser​ クラスで使用されます。BAPIFunctions over sRFC を使用する場合にのみ SAP デフォルト形式を使用します。

  • true

    値は元の SAP 形式の文字列として返されます。

  • false

    元の値が対応する Java オブジェクトに変換され、シリアル化されて返されます。

false

Use SAP Format On Function Listener (関数リスナーでの SAP 形式の使用)

Boolean (ブール)

SAP 値を返すための Mule 3 形式をサポートするかどうかを決定します。​JCoField​ を解析するために使用されます。BAPI 関数リスナーを使用する場合にのみ SAP デフォルト形式を使用します。

  • true

    値は元の SAP 形式の文字列として返されます。

  • false

    元の値が対応する Java オブジェクトに変換され、シリアル化されて返されます。

false

[Certificate (証明書)] 接続種別

X509 証明書を使用してユーザーを認証します。

名前 説明 デフォルト値 必須

SAP system number (SAP システム番号)

String (文字列)

SAP システムの 2 桁のシステム番号 (sysnr)。

x

SAP client ID (SAP クライアント ID)

String (文字列)

3 桁のクライアント番号。数値で表示する場合は先行ゼロを保持します。

x

Destination Name (宛先名)

String (文字列)

このコネクタによって生成される宛先の識別子。設定されていない場合、ランダムな値が作成されます。

Login language (ログイン言語)

String (文字列)

コネクタで使用される言語コード。言語によって、SAP アダプターとアプリケーションサーバー間の通信に使用されるコードページが決定されます。

EN

Extended Properties (拡張プロパティ)

Object (オブジェクト)

データベースサーバー固有のすべての接続パラメーターを渡すために使用されます。

X.509 Certificate (X.509 証明書)

String (文字列)

X.509 証明書へのパス。これは、コネクタがクライアントとして機能する場合に必要です。

Application server host (アプリケーションサーバーホスト)

String (文字列)

SAP アプリケーションサーバーのホスト。

Message server configuration (メッセージサーバーの設定)

メッセージサーバーの使用の設定。

Enable RFC tracing on server (サーバーでの RFC トレースの有効化)

Boolean (ブール)

サーバーで RFC トレースを有効または無効にします。

false

Enable CPIC tracing on server (サーバーでの CPIC トレースの有効化)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • INHERIT

  • NO_TRACING​

  • LEVEL_1​

  • LEVEL_2​

  • LEVEL_3

サーバーで CPIC トレースを有効または無効にします。

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Kerberos 接続種別

Kerberos プロトコルを実装してユーザーを認証および承認します。

名前 説明 デフォルト値 必須

SAP system number (SAP システム番号)

String (文字列)

SAP システムの 2 桁のシステム番号 (sysnr)。

x

SAP client ID (SAP クライアント ID)

String (文字列)

3 桁のクライアント番号。数値で表示する場合は先行ゼロを保持します。

x

Destination Name (宛先名)

String (文字列)

このコネクタによって生成される宛先の識別子。設定されていない場合、ランダムな値が作成されます。

Login language (ログイン言語)

String (文字列)

コネクタで使用される言語コード。言語によって、SAP アダプターとアプリケーションサーバー間の通信に使用されるコードページが決定されます。

EN

Extended Properties (拡張プロパティ)

Object (オブジェクト)

データベースサーバー固有のすべての接続パラメーターを渡すために使用されます。

Application server host (アプリケーションサーバーホスト)

String (文字列)

SAP アプリケーションサーバーのホスト。

Message server configuration (メッセージサーバーの設定)

メッセージサーバーの使用の設定。

Enable RFC tracing on server (サーバーでの RFC トレースの有効化)

Boolean (ブール)

サーバーで RFC トレースを有効または無効にします。

false

Enable CPIC tracing on server (サーバーでの CPIC トレースの有効化)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • INHERIT

  • NO_TRACING​

  • LEVEL_1​

  • LEVEL_2​

  • LEVEL_3

サーバーで CPIC トレースを有効または無効にします。

Kerberos Config File Path (Kerberos 設定ファイルパス)

String (文字列)

krb5.conf ファイルへのパス。

x

Keytab File Path (Keytab ファイルパス)

String (文字列)

keytab ファイルへのパス。

x

GSS Library Path (GSS ライブラリパス)

String (文字列)

gss ライブラリへのパス。

x

Principal (プリンシパル)

String (文字列)

コネクタが SAP にログインするために使用するプリンシパル。

x

Client SNC Partner Name (クライアント SNC のパートナー名)

String (文字列)

jco.client.snc_partnername​ プロパティ。

x

Client SNC My Name (クライアント SNC の私の名前)

String (文字列)

jco.client.snc_myname​ プロパティ。

x

Server SNC Partner Name (サーバー SNC のパートナー名)

String (文字列)

jco.server.snc_partnername​ プロパティ。

Server SNC My Name (サーバー SNC の私の名前)

String (文字列)

jco.server.snc_myname​ プロパティ。

Reconnection (再接続)

コネクタ操作で外部サーバーへの接続に失敗した場合に使用する再接続戦略を設定します。

Simple Connection Provider Connection Type

ユーザー名とパスワードを使用して接続します。

名前 説明 デフォルト値 必須

SAP system number (SAP システム番号)

String (文字列)

SAP システムの 2 桁のシステム番号 (sysnr)。

x

SAP client ID (SAP クライアント ID)

String (文字列)

3 桁のクライアント番号。数値で表示する場合は先行ゼロを保持します。

x

Destination Name (宛先名)

String (文字列)

このコネクタによって生成される宛先の識別子。設定されていない場合、ランダムな値が作成されます。

Login language (ログイン言語)

String (文字列)

コネクタで使用される言語コード。言語によって、SAP アダプターとアプリケーションサーバー間の通信に使用されるコードページが決定されます。

EN

Extended Properties (拡張プロパティ)

Object (オブジェクト)

データベースサーバー固有のすべての接続パラメーターを渡すために使用されます。

Username (ユーザー名)

String (文字列)

コネクタが SAP にログインするために使用するユーザー名。

x

Password (パスワード)

String (文字列)

ログインユーザー名に関連付けられているパスワード。

x

Application server host (アプリケーションサーバーホスト)

String (文字列)

SAP アプリケーションサーバーのホスト。

Message server configuration (メッセージサーバーの設定)

メッセージサーバーの使用の設定。

Enable RFC tracing on server (サーバーでの RFC トレースの有効化)

Boolean (ブール)

サーバーで RFC トレースを有効または無効にします。

false

Enable CPIC tracing on server (サーバーでの CPIC トレースの有効化)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • INHERIT

  • NO_TRACING​

  • LEVEL_1​

  • LEVEL_2​

  • LEVEL_3

サーバーで CPIC トレースを有効または無効にします。

Reconnection (再接続)

アプリケーションがデプロイされると、すべてのコネクタで接続テストが実行されます。​true​ に設定されている場合、関連する再接続戦略をすべて実行した後にテストに合格しないと、デプロイメントが失敗します。

ソース

Document Listener

<sap:document-listener>

受信 IDoc をリスンします。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Gateway Host (ゲートウェイホスト)

String (文字列)

ゲートウェイサーバーを実行するホストの名前。これは、ゲートウェイハンドラーを実行するホストの名前です。SAP ゲートウェイは、SAP 以外のアプリケーションを SAP アプリケーションに接続するために使用される開発フレームワークです。RFC 宛先を使用して、信頼されるシステムとして SAP ゲートウェイホストを設定できます。

x

Gateway Service (ゲートウェイサービス)

String (文字列)

SAP システムのゲートウェイサービスのサービスポート。ポートの代わりに名前を使用するには、ゲートウェイサービス名をゲートウェイサービスポートにマップする必要があります。

x

Program ID (プログラム ID)

String (文字列)

ゲートウェイに登録されている SAP システムプログラム ID。特定のゲートウェイで一意である必要があります。

x

Connection Count (接続数)

Number (数値)

ゲートウェイに登録する接続の数。複数の接続がある場合、ハンドラー要求は並列処理されます。たとえば、2 つの接続が設定されている場合、これにより、要求を並列処理する 2 つのハンドラーワーカーまたはスレッドが作成されます。これらは、一緒に開始する 2 つのソースのように機能します。

1

Idoc Type Filter Regex (Idoc 種別検索条件の正規表現)

String (文字列)

受信したすべての IDoc を種別で絞り込むための式。

Idoc Type Extension Filter Regex (Idoc 種別拡張機能検索条件の正規表現)

String (文字列)

受信したすべての IDoc を種別拡張機能で絞り込むための式。

Message server host (メッセージサーバーホスト)

String (文字列)

メッセージサーバーのホスト。

Message server port (メッセージサーバーポート)

String (文字列)

メッセージサーバー名またはポート番号。

System ID (システム ID)

String (文字列)

メッセージサーバーが属するシステムのシステム ID。

Group (グループ)

String (文字列)

ABAP で定義され、アプリケーションサーバーセットを識別するログオングループ。

Update interval (更新間隔)

String (文字列)

メッセージサーバーがアプリケーションサーバーのリストを取得する頻度。

IDoc Render Options (IDoc 表示オプション)

IDoc 表示オプション。

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_BEGIN​

  • NONE (なし)

トランザクションに関してソースで実行する開始アクションの種別。

NONE

Transaction Type (トランザクション種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • LOCAL

  • XA

作成するトランザクションの種別。使用できるかどうかは、Mule バージョンによって決まります。

LOCAL

Primary Node Only (プライマリノードのみ)

Boolean (ブール)

クラスターでの Mule インスタンスの実行時、このソースをプライマリノード上でのみ実行するかどうかを決定します。

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

同じメッセージの再配信を処理するためのポリシーを定義します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Binary (バイナリ)

Attributes Type (属性型)

関連する設定

Function Listener

<sap:function-listener>

受信した BAPI 関数をリスンします。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Gateway Host (ゲートウェイホスト)

String (文字列)

ゲートウェイサーバーを実行するホストの名前。これは、ゲートウェイハンドラーを実行するホストの名前です。SAP ゲートウェイは、SAP 以外のアプリケーションを SAP アプリケーションに接続するために使用される開発フレームワークです。RFC 宛先を使用して、信頼されるシステムとして SAP ゲートウェイホストを設定できます。

x

Gateway Service (ゲートウェイサービス)

String (文字列)

SAP システムのゲートウェイサービスのサービスポート。ポートの代わりに名前を使用するには、ゲートウェイサービス名をゲートウェイサービスポートにマップする必要があります。

x

Program ID (プログラム ID)

String (文字列)

ゲートウェイに登録されている SAP システムプログラム ID。特定のゲートウェイで一意である必要があります。

x

Connection Count (接続数)

Number (数値)

ゲートウェイに登録する接続の数。複数の接続がある場合、ハンドラー要求は並列処理されます。たとえば、2 つの接続が設定されている場合、これにより、要求を並列処理する 2 つのハンドラーワーカーまたはスレッドが作成されます。これらは、一緒に開始する 2 つのソースのように機能します。

1

Targeted Function (対象関数)

String (文字列)

取得する関数の名前。受信した BAPI 関数を名前で絞り込みます。

Message server host (メッセージサーバーホスト)

String (文字列)

メッセージサーバーのホスト。

Message server port (メッセージサーバーポート)

String (文字列)

メッセージサーバー名またはポート番号。

System ID (システム ID)

String (文字列)

メッセージサーバーが属するシステムのシステム ID。

Group (グループ)

String (文字列)

ABAP で定義され、アプリケーションサーバーセットを識別するログオングループ。

Update interval (更新間隔)

String (文字列)

メッセージサーバーがアプリケーションサーバーのリストを取得する頻度。

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_BEGIN​

  • NONE (なし)

トランザクションに関してソースで実行する開始アクションの種別。

NONE

Transaction Type (トランザクション種別)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • LOCAL

  • XA

作成するトランザクションの種別。使用できるかどうかは、Mule バージョンによって決まります。

LOCAL

Primary Node Only (プライマリノードのみ)

Boolean (ブール)

クラスターでの Mule インスタンスの実行時、このソースをプライマリノード上でのみ実行するかどうかを決定します。

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

同じメッセージの再配信を処理するためのポリシーを定義します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

Response (応答)

Binary (バイナリ)

ソース応答。

SAP 5.6 以降では、​Function Listener​ がトリガーされて、応答が SAP に戻されたときにテーブルの特定の行を更新できます。特定の行を更新するには、更新する行のインデックスを使用して、​INDEX_ROW_UPDATE​ パラメーターをペイロードに追加します。

#[payload]

出力

Binary (バイナリ)

Attributes Type (属性型)

関連する設定

操作

Asynchronous Remote Function Call (非推奨)

<sap:async-rfc>

この操作は非推奨です。代わりに ​Asynchronous Remote Function Call​ 操作を使用してください。

この操作は、JCo 3.0.x でのみ機能します。

キューリモート関数コール (qRFC) を介して BAPIFunction を実行します。

qRFC はトランザクション RFC (tRFC) の拡張機能であり、個々のステップが順番に処理されることを保証します。これにより、複数の作業論理単位 (LUW) トランザクションがアプリケーションで指定された順序で処理されます。

インバウンドキューとアウトバウンドキューを使用して tRFC をシリアル化できるため、キュー RFC という名前になっています。 キュー (qRFC) は tRFC の拡張機能として、処理順序を定義するのに最適です。qRFC を使用して、複数のトランザクションを定義済みの順序で処理することを保証します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Function Name (関数名)

String (文字列)

実行する関数の名前。

x

Content (コンテンツ)

Binary (バイナリ)

実行する BAPIFunction。

#[payload]

Transaction Id (トランザクション ID)

String (文字列)

RFC が 1 回のみ実行されるように RFC を識別する ID。

x

Queue Name (キュー名)

String (文字列)

RFC が実行されるキューの名前。処理される各 tRFC コールにはアプリケーションによりキュー名が与えられるため、これは qRFC に適用されます。qRFC トランザクションごとにキュー名とバージョンが必要です。

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Asynchronous Remote Function Call

<sap:asynchronous-remote-function-call>

この操作は、JCo 3.0.x でのみ機能し、応答に有効な XML コンテンツが含まれていることを想定します。

キューリモート関数コール (qRFC) を介して BAPIFunction を実行し、JCo ライブラリチェックで指定のペイロードが無効な場合に ​SAP:INVALID_INPUT​ をスローします。

qRFC はトランザクション RFC (tRFC) の拡張機能であり、個々のステップが順番に処理されることを保証します。これにより、複数の作業論理単位 (LUW) トランザクションがアプリケーションで指定された順序で処理されます。

インバウンドキューとアウトバウンドキューを使用して tRFC をシリアル化できるため、キュー RFC という名前になっています。 キュー (qRFC) は tRFC の拡張機能として、処理順序を定義するのに最適です。qRFC を使用して、複数のトランザクションを定義済みの順序で処理することを保証します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Function Name (関数名)

String (文字列)

実行する関数の名前。

x

Content (コンテンツ)

Binary (バイナリ)

実行する BAPIFunction。

#[payload]

Transaction Id (トランザクション ID)

String (文字列)

RFC が 1 回のみ実行されるように RFC を識別する ID。

x

Queue Name (キュー名)

String (文字列)

RFC が実行されるキューの名前。処理される各 tRFC コールにはアプリケーションによりキュー名が与えられるため、これは qRFC に適用されます。qRFC トランザクションごとにキュー名とバージョンが必要です。

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Confirm Transaction

<sap:confirm-transaction-id>

サーバーに対してトランザクションが成功したことを確認します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Transaction ID (TID) (トランザクション ID (TID))

String (文字列)

確認するトランザクションの ID。

x

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

Get Function

<sap:get-function>

名前に基づいて BAPIFunction を取得します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Function Name (関数名)

String (文字列)

取得する関数の名前。

x

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Binary (バイナリ)

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Retrieve IDoc

<sap:retrieve-idoc>

キーに基づいて IDoc 構造を取得します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

IDoc Name (IDoc 名)

String (文字列)

IDoc を取得するために必要な情報が含まれるキー。

x

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Binary (バイナリ)

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Send IDoc

<sap:send>

RFC を介して IDoc を SAP に送信します。RFC は、IDoc の 2 つの種別のいずれかになります。

  • トランザクション (tRFC)

    非同期リモート関数コール (aRFC) の特殊な形式。 tRFC は、元々独立して処理されていた処理ステップをトランザクションのように処理します。 tRFC は、ネットワークの問題でデータが複数回送信されても、コールされた関数モジュールを RFC サーバーで 1 回のみ実行する非同期通信方法です。RFC クライアントプログラムが tRFC を実行しているときにリモートシステムが使用できる状態になっている必要はありません。tRFC コンポーネントは、コールされる RFC 関数および対応するデータを一意のトランザクション ID (TID) で SAP データベースに保存します。 tRFC は、対象システムで待機しないという点で aRFC に似ています (書留郵便に似ている)。システムが使用できる状態でない場合、スケジューラー RSARFCSE によって選択され、60 秒ごとに実行されるトランザクション ID (SM58) でデータが aRFC テーブルに書き込まれます。 tRFC は、非同期 RFC の拡張機能として、システム間の通信を保護するのに最適です。

  • キュー (qRFC)

    tRFC の拡張機能。 qRFC では、個々のステップが順番に処理されることも保証されます。複数の LUW (作業論理単位トランザクション) がアプリケーションで指定された順序で処理されることを保証するには、qRFC を使用します。 インバウンドキューとアウトバウンドキューを使用して tRFC をシリアル化できるため、キュー RFC (qRFC) という名前になっています。 キュー (qRFC) は tRFC の拡張機能として、処理順序を定義するのに最適です。複数のトランザクションを定義済みの順序で処理する場合、qRFC を実装します。

tRFC と qRFC の両方に TID ハンドラーがあります。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

IDoc Name (IDoc 名)

String (文字列)

実行する IDoc の名前。

x

Content (コンテンツ)

Binary (バイナリ)

実行する IDoc。

#[payload]

バージョン

String (文字列)

IDoc のバージョン。

Transaction Id (トランザクション ID)

String (文字列)

RFC が 1 回のみ実行されるように RFC を識別する ID。

Queue Name (キュー名)

String (文字列)

RFC が実行されるキューの名前。処理される各 tRFC コールにはアプリケーションによりキュー名が与えられるため、これは qRFC に適用されます。qRFC トランザクションごとにキュー名とバージョンが必要です。

IDoc Parsing Options (IDoc 解析オプション)

IDoc 解析オプション。

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Start SAP Transaction

<sap:create-transaction-id>

future コールの一部として使用するトランザクション ID を作成します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

String (文字列)

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Synchronous Remote Function Call (非推奨)

<sap:sync-rfc>

この操作は非推奨です。代わりに ​Synchronous Remote Function Call​ 操作を使用してください。

この操作は、JCo 3.0.x でのみ機能します。

同期リモート関数コール (sRFC) を介して BAPIFunction を実行します。 sRFC では、通信またはデータ転送時に両方のシステム (クライアントとサーバー) が使用できる状態になっていることが必要です。 sRFC は、最も一般的な種別で、sRFC の実行直後に結果が求められる場合に使用されます。 sRFC は、肯定応答が必要なシステム間の通信手段です。

ソースシステムのリソースは、対象システムで待機して、ACKD でメッセージ/データが配信されることを確認します。通信データの整合性と信頼性は確保されます。対象システムが使用できる状態になっていない場合、ソースシステムのリソースは対象システムが使用できる状態になるまで待機します。これにより、ソースシステムのプロセスが対象システムでスリープ/RFC/CPIC モードになり、これらのリソースがブロックされる可能性があります。sRFC は、システム間の通信や、SAP Web アプリケーションサーバーと SAP GUI 間の通信で使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Function Name (関数名)

String (文字列)

実行する関数の名前。

x

Content (コンテンツ)

Binary (バイナリ)

実行する BAPIFunction。

#[payload]

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Binary (バイナリ)

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Synchronous Remote Function Call

<sap:synchronous-remote-function-call>

この操作は、JCo 3.0.x でのみ機能し、応答に有効な XML コンテンツが含まれていることを想定します。

同期リモート関数コール (sRFC) を介して BAPIFunction を実行し、JCo ライブラリチェックで指定のペイロードが無効な場合に ​SAP:INVALID_INPUT​ をスローします。 sRFC では、通信またはデータ転送時に両方のシステム (クライアントとサーバー) が使用できる状態になっていることが必要です。 sRFC は、最も一般的な種別で、sRFC の実行直後に結果が求められる場合に使用されます。 sRFC は、肯定応答が必要なシステム間の通信手段です。

ソースシステムのリソースは、対象システムで待機して、ACKD でメッセージ/データが配信されることを確認します。通信データの整合性と信頼性は確保されます。対象システムが使用できる状態になっていない場合、ソースシステムのリソースは対象システムが使用できる状態になるまで待機します。これにより、ソースシステムのプロセスが対象システムでスリープ/RFC/CPIC モードになり、これらのリソースがブロックされる可能性があります。sRFC は、システム間の通信や、SAP Web アプリケーションサーバーと SAP GUI 間の通信で使用します。

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Function Name (関数名)

String (文字列)

実行する関数の名前。

x

Content (コンテンツ)

Binary (バイナリ)

実行する BAPIFunction。

#[payload]

Encoding (エンコード)

String (文字列)

エンコードの正規名。 Oracle のサポートされるエンコードLeaving the Site​を参照してください。

Transactional Action (トランザクションアクション)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • ALWAYS_JOIN​

  • JOIN_IF_POSSIBLE​

  • NOT_SUPPORTED

トランザクションに関して操作で実行する結合アクションの種別。

JOIN_IF_POSSIBLE

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

Mule によるストリームの処理方法を設定します。反復可能ストリームは、デフォルトの動作です。

Target Variable (対象変数)

String (文字列)

操作の出力を保存する変数の名前。

Target Value (対象値)

String (文字列)

操作の出力を評価する式。式の結果は ​[Target Variable (対象変数)]​ 項目に保存されます。

#[payload]

Reconnection Strategy (再接続戦略)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Binary (バイナリ)

関連する設定

スロー

  • SAP:CONNECTIVITY

  • SAP:INVALID_CACHE

  • SAP:INVALID_INPUT

  • SAP:METADATA_UNAVAILABLE

  • SAP:NOT_FOUND

  • SAP:NOT_SUPPORTED

  • SAP:PARSING

  • SAP:RETRY_EXHAUSTED

  • SAP:SYSTEM_BUSY

  • SAP:TIMEOUT

Object Types (オブジェクト種別)

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

有効期限ポリシー戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Idle Time (最大アイドル時間)

Number (数値)

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最大時間を設定します。この時間が経過すると、Mule Runtime で期限切れに相当するとみなされます。

Time Unit (時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

[Max Idle Time (最大アイドル時間)]​ 項目の時間単位。

IDoc 解析パラメーターグループ

IDoc 解析オプション。

項目 説明 デフォルト値 必須

Parse With Field Value Checking (解析 - 項目値チェックあり)

Boolean (ブール)

解析時に各 IDoc 項目メタデータに応じた項目値チェックメカニズムを有効にするかどうかを示します。

false

Parse Ignore Unknown Fields (解析 - 不明な項目を無視)

Boolean (ブール)

古い IDoc メタデータを使用して解析している場合など、解析時に不明な項目を無視するかどうかを示します。

false

Parse Ignore Invalid Char Errors (解析 - 無効文字エラーを無視)

Boolean (ブール)

解析時に、宣言されている XML 仕様バージョンに応じた文字範囲チェックのエラーを無視するかどうかを示します。 このオプションを使用すると、項目値内の無効な文字は受け入れられますが、解析する XML ドキュメントに、有効な文字範囲外の文字が含まれる可能性があります。

false

Parse Without Field Data Type Checking (解析 - 項目データ型チェックなし)

Boolean (ブール)

解析時に各 IDoc 項目メタデータに応じた項目データ型チェックメカニズムを無効にするかどうかを示します。

このオプションは慎重に使用してください。

項目の定義済みのデータ型に違反する不正な項目コンテンツが含まれる IDoc を送信すると、AS ABAP での処理時に ABAP システムダンプが発生し、認識されない部分的なデータの損失が発生する可能性があります。

false

Parse Refuse Unknown XML Version (解析 - 不明な XML バージョンを拒否)

Boolean (ブール)

考えられる将来の XML 仕様バージョン 1.2 または 2.0 など、不明な XML 仕様バージョンを宣言している XML ドキュメントを拒否するかどうかを示します。

false

Parse Refuse XML Version10 (解析 - XML バージョン 10 を拒否)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.0 を使用しないまたは XML 宣言ヘッダーを含まない XML ドキュメントを拒否するかどうかを示します。

false

Parse Refuse XML Version11 (解析 - XML バージョン 11 を拒否)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.1 を使用する XML ドキュメントを拒否するかどうかを示します。

false

Parse Accept Only Xml Version10 (解析 - XML バージョン 10 のみを受け入れ)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.0 を使用するまたは XML 宣言ヘッダーを含まない XML ドキュメントのみを受け入れるかどうかを示します。

false

Parse Accept Only Xml Version11 (解析 - XML バージョン 11 のみを受け入れ)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.1 を使用するまたは XML 宣言ヘッダーを含まない XML ドキュメントのみを受け入れるかどうかを示します。

false

Parse Accept Only Xml Version10 To11 (解析 - XML バージョン 10 ~ 11 のみを受け入れ)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.0 または 1.1 を使用するまたは XML 宣言ヘッダーを含まない XML ドキュメントのみを受け入れるかどうかを示します。

false

IDoc 表示パラメーターグループ

IDoc 表示オプション。

項目 説明 デフォルト値 必須

Render IDoc Empty Tags (IDoc 表示 - 空のタグ)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに空のタグをすべて含めるかどうかを示します。

false

Render IDoc Ignore Invalid Char Errors (IDoc 表示 - 無効文字エラーを無視)

Boolean (ブール)

使用されている XML 仕様バージョンに応じた文字範囲チェックのエラーを無視するかどうかを示します。

false

Render IDoc Ignore Tag Escape Errors (IDoc 表示 - タグエスケープエラーを無視)

Boolean (ブール)

使用されている IDocXML 形式に応じた XML タグ内のエスケープ文字のエラーを無視するかどうかを示します。

false

Render IDoc Omit Xml Declaration (IDoc 表示 - XML 宣言を除外)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントで XML 宣言セクションを除外するかどうかを示します。

false

Render IDoc Optional Encoding Decl (IDoc 表示 - 省略可能なエンコード宣言)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに省略可能な XML エンコード宣言属性を書き込むかどうかを示します。

false

Render IDoc Substitute Invalid Chars (IDoc 表示 - 無効な文字を置き換え)

Boolean (ブール)

IDoc 項目値内の無効な文字を番号記号 ​#​ (​U+0023​) に置き換えるかどうかを示します。

false

Render IDoc With CR (IDoc 表示 - CR を含む)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに ​CR​ (キャリッジリターン) 文字を挿入するかどうかを示します。

false

Render IDoc With CRLF (IDoc 表示 - CRLF を含む)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに ​CR+LF​ (キャリッジリターンとラインフィード) 文字を挿入するかどうかを示します。

false

Render IDoc With LF (IDoc 表示 - LF を含む)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに ​LF​ (ラインフィード) 文字を挿入するかどうかを示します。

false

Render IDoc With Tabs And CR (IDoc 表示 - タブおよび CR を含む)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに ​TAB​ および ​CR​ (タブおよびキャリッジリターン) 文字を挿入するかどうかを示します。

false

Render IDoc With Tabs And CRLF (IDoc 表示 - タブおよび CRLF を含む)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに ​TAB​ および ​CR+LF​ (タブおよびキャリッジリターンとラインフィード) 文字を挿入するかどうかを示します。

false

Render IDoc With Tabs And LF (IDoc 表示 - タブおよび LF を含む)

Boolean (ブール)

結果の XML ドキュメントに ​TAB​ および ​LF​ (タブおよびラインフィード) 文字を挿入するかどうかを示します。

false

Render IDoc Xml10 (IDoc 表示 - Xml10)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.0 に準拠する XML ドキュメントを作成するかどうかを示します。

false

Render IDoc Xml11 (IDoc 表示 - Xml11)

Boolean (ブール)

XML 仕様バージョン 1.1 に準拠する XML ドキュメントを作成するかどうかを示します。

false

Message Server (メッセージサーバー)

複数のゲートウェイを使用してメッセージサーバーを設定でき、​Document Listener​ ソースに渡すことができるため、負荷分散やパフォーマンスの向上を実現できます。詳細は、​「複数のゲートウェイの設定」​を参照してください。

項目 説明 デフォルト値 必須

Host (ホスト)

String (文字列)

メッセージサーバーのホスト。

x

System Id (システム ID)

String (文字列)

SAP システムのシステム ID。

x

Port (ポート)

Number (数値)

コネクタがメッセージサーバーにログインするために使用するポート。

Group (グループ)

String (文字列)

SAP アプリケーションサーバーのグループ。

Router (ルーター)

String (文字列)

ファイアウォールによって保護されるシステムに使用する SAP ルーター文字列。

Reconnect (再接続)

標準再接続戦略を設定し、再接続の頻度と、コネクタソースまたは操作で実行できる再接続の試行回数を指定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続を試行する頻度 (ミリ秒)。

Count (数)

Number (数値)

Mule アプリケーションで実行できる再接続の試行回数。

Reconnect Forever (繰り返し再接続)

Mule アプリケーションが実行されている間はコネクタソースや操作によって指定された頻度で再接続が試行される Forever 再接続戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続を試行する頻度 (ミリ秒)。

Reconnection (再接続)

操作の再接続戦略を設定します。

項目 説明 デフォルト値 必須

Fails Deployment (デプロイに失敗)

Boolean (ブール)

アプリケーションのデプロイ時に、関連する再接続戦略をすべて実行した後、接続テストに合格しない場合の処理:

  • true

    デプロイの失敗を許可します。

  • false

    接続テストの結果を無視します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

使用する再接続戦略。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

エラーを生成する要求を実行するための再配信ポリシーを設定します。再配信ポリシーは、フロー内のあらゆる提供元に追加できます。

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Redelivery Count (最大再配信数)

Number (数値)

REDELIVERY_EXHAUSTED​ エラーが返されるまでに、再配信された要求が処理に失敗できる最大回数。

Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)

Boolean (ブール)

再配信されたメッセージの識別にセキュアハッシュアルゴリズムを使用するかどうか。

Message Digest Algorithm (メッセージダイジェストアルゴリズム)

String (文字列)

[Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)]​ 項目が ​true​ の場合に使用するセキュアハッシュアルゴリズム。メッセージのペイロードが Java オブジェクトの場合、Mule ではこの値が無視され、ペイロードの ​hashCode()​ が返した値が返されます。

Id Expression (ID 式)

String (文字列)

メッセージがいつ再配信されたのかを判断する 1 つ以上の式。このプロパティは、​[Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)]​ 項目が ​false​ の場合にのみ設定できます。

Object Store (オブジェクトストア)

Object Store (オブジェクトストア)

各メッセージの再配信カウンターが保存されるオブジェクトストアを設定します。

Repeatable File Store Stream (反復可能なファイルストアストリーム)

反復可能なファイルストアストリーミング戦略を設定します。この戦略では、ストリームコンテンツの一部がメモリ内に格納されます。ストリームのコンテンツが、設定されたバッファサイズよりも大きい場合、Mule はバッファのコンテンツをディスクにバックアップしてからメモリをクリアします。

項目 説明 デフォルト値 必須

In Memory Size (メモリ内サイズ)

Number (数値)

ストリームのデータで使用できるメモリの最大量。メモリ量がこの値を超えると、コンテンツはディスクにバッファされます。パフォーマンスを最適化する方法は、次のとおりです。

  • バッファサイズを大きくすると、Mule がバッファをディスクに書き込む回数を減らせます。これによってパフォーマンスが高まりますが、より多くのメモリが必要になるため、アプリケーションが処理できる同時要求数が制限されます。

  • バッファサイズを小さくすると、メモリの負荷は低減しますが、応答時間が長くなります。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[In Memory Size (メモリ内サイズ)]​ 項目の単位。

Repeatable In Memory Stream (反復可能なメモリ内ストリーム)

データが最大バッファサイズを超えた場合に要求が失敗するメモリ内ストリーミング戦略を設定します。ユースケースで最適なバッファサイズは、必ずパフォーマンステストを実施して決めてください。

項目 説明 デフォルト値 必須

Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)

Number (数値)

データストリームに割り当てるメモリの初期容量。ストリーミングされたデータがこの値を超える場合は、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ の単位で ​[Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)]​ 値を上限としてバッファが拡張されます。

Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)

Number (数値)

バッファサイズが初期サイズを超えた場合に、拡張する量。値を ​0​ またはそれ以下に設定すると、バッファは拡張されません。

Max Buffer Size (最大バッファサイズ)

Number (数値)

使用するメモリの最大量。これを超えると、​STREAM_MAXIMUM_SIZE_EXCEEDED​ エラーが発生します。0 以下の値は無制限を意味します。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

[Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)]​ 項目、​[Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)]​ 項目、​[Buffer Unit (バッファ単位)]​ 項目の単位。

SAP Attributes (SAP 属性)

SAP ペイロードの属性。

項目 説明 デフォルト値 必須

Transaction Id (トランザクション ID)

String (文字列)

トランザクション ID の値。