CloudHub ロードバランサ

logo cloud active logo hybrid disabled logo server disabled logo rtf disabled

CloudHub は次の 2 種類のロードバランサを提供します。

  • 共有ロードバランサ

    基本的な負荷分散機能を提供します。

  • 専用ロードバランサ

    これを使用すると、Anypoint Virtual Private Cloud (Anypoint VPC) 内で 1 つ以上のカスタムロードバランサをデプロイおよび設定できます。

共有ロードバランサ

CloudHub は、すべての環境で使用できるデフォルトの共有ロードバランサを提供します。共有ロードバランサは、TCP 負荷分散などの基本機能を提供します。共有ロードバランサでは、カスタム SSL 証明書やプロキシルールを設定できません。

また、共有ロードバランサでは、プラットフォームの安定性を確保できる低いレート制限が設定されます。MuleSoft はこの制限を定期的に監視し、必要に応じて拡大します。共有ロードバランサのレート制限はリージョンに従って適用されます。アプリケーションを複数のリージョンのワーカーにデプロイしている場合、各リージョンのレート制限が異なる場合があります。

アプリケーションが共有ロードバランサのレート制限を超えると、ロードバランサは「429 Service Unavailable (429 サービスは使用できません)」の応答を返します。

カスタムロードバランサ設定を実行するか、レート制限のしきい値を上げるには、専用ロードバランサを使用する必要があります。

共有ロードバランサは TLS バージョン 1.1 および TLS 1.2 をサポートします。

専用ロードバランサ

専用ロードバランサを使用すると、次のことができます。

  • アプリケーションを実行するさまざまな CloudHub ワーカー内で負荷分散を処理する。

  • カスタム証明書を提供し、必要に応じて双方向 SSL クライアント認証を適用するように SSL 設定を定義する。

  • カスタムドメインにアプリケーションをマップするプロキシルールを設定する。

    これにより、アプリケーションを 1 つのドメイン下でホストできます。

専用ロードバランサは Anypoint Platform の省略可能なコンポーネントです。

専用ロードバランサについては、​「専用ロードバランサ」​を参照してください。

ロードバランサでは現在のところ HTTP ストリーミングがサポートされていません。コールが直接ワーカーに対して行われた場合、HTTP ストリーミングの動作は想定どおりになります (つまり、フルアタッチメントがアップロードされる前にエラー応答が受信されます)。ただし、ロードバランサへのコールを行った場合、完全なアップロードが完了するまで応答を受信せず、アップロードが完了するまで数分かかる場合があります。