Anypoint DataGraph での状況更新の表示

API や統合スキーマを操作中、状況更新で、統合スキーマにいつクエリを実行できるのか、統合スキーマへの変更がいつ有効になるのか、どの API スキーマが追加、削除、更新されているのかを知ることができます。

状況: 更新中

統合スキーマにはいつでも追加や更新を実行できます。変更を適用すると、状況が ​[Updating (更新中)]​ になり、進行状況とキューに登録済みの更新が示されます。この状況更新は、その環境の権限を有するビジネスグループの全員が表示できます。

API スキーマを統合スキーマに追加中であることを示す状況インジケーター

統合スキーマの更新時、スキーマの新しい変更を表示し、追加の変更を加え、新しい変更を適用できます。ただし、更新が完了するまで、こうした変更にクエリを実行することができません。

キューに登録済みの更新が終了すると、状況が ​[finished (完了)]​ に変わります。

更新が完了したことを示す状況インジケーター

すべての更新が完了すると、状況が ​[Up to date (最新状態)]​ に変わります。

統合スキーマが最新状態であることを示す状況インジケーター

状況: 保留中

Anypoint DataGraph を利用できない場合は、状況が ​[On hold (保留中)]​ に変化します。 変更を実行していた場合は、Anypoint DataGraph が利用可能になった時点でその変更が自動的に適用され、状況が ​[Updating (更新中)]​ になり、追加、削除、更新されている API の詳細が示されます。

状況が ​[On hold (保留中)]​ の場合も引き続き統合スキーマやソースリストを参照できますが、編集することはできません。また、以前にデプロイした統合スキーマにクエリを実行することもできます。

更新の競合の解決

既存の API スキーマを変更したり、統合スキーマに追加したりすると、Anypoint DataGraph で統合スキーマのメタデータが自動的に更新されます。この更新は瞬時に行われ、更新されたメタデータがほぼリアルタイムで保存されます。

ただし、ごく稀にメタデータにエラーが生じることがあります。たとえば、他のコントリビューターが同時に競合する変更を適用した場合などです。こうした状況では、統合スキーマの最新バージョンを処理していることを確認してから、変更を再度実行する必要があります。