別の環境への API インスタンスの昇格

API インスタンスを別の環境に昇格する前に、​「Manage APIs Configuration (API 設定の管理)」​権限があることを確認します。

エンティティを参照する権限とその宛先を管理する権限の両方がある場合にのみ、ポリシーやアラートなどのエンティティを昇格できます。たとえば、ポリシーを昇格するには、​「View Policies (ポリシーの参照)」​権限と​「Manage Policies (ポリシーの管理)」​権限が必要です。

API インスタンスを昇格する手順は、次のとおりです。

別の環境への API インスタンスの昇格

  1. [Anypoint Platform]​ > ​[API Manager]​ に移動します。

  2. [API Administration (API 管理)]​ で、​[Add API (API を追加)]​ をクリックし、​[Promote API from environment (環境から API を昇格)]​ を選択します。

  3. [Source Environment (ソース環境)]​ を選択します。

  4. 検索項目に API の名前を入力して、​[API]​ を選択します。

  5. [API Version (API バージョン)]​ を選択します。

  6. [API instance label (API インスタンスの表示ラベル)]​ を選択します。

  7. 必要に応じて、除外する ​[Include in Promotion (昇格に含める)]​ オプションをオフにます。

  8. [Promote (昇格)]​ をクリックします。

  9. 必要に応じて、[Runtime & Endpoint Configuration (ランタイムとエンドポイント設定)] の詳細を確認して更新し、​[Save (保存)]​ をクリックします。

API インスタンスの昇格は API 定義にのみ影響します。インスタンスにサブスクライブしている既存のデプロイ済みアプリケーションには影響しません。昇格後、​API 表示ラベル​はそのままですが、​API インスタンス ID​ が変更されます。

昇格された API インスタンスをサブスクライブする必要がある既存のアプリケーションの場合:

  1. アプリケーション内の ​API インスタンス ID​ を更新します。

  2. クライアント ID とシークレットは環境ごとに異なるため、アプリケーションのクライアント ID とシークレットを更新します。