API プロキシ

「自動生成プロキシ」とも呼ばれる API プロキシは、Mule アプリケーションでの API Manager の使いやすさを向上するよう設計されています。

通常の使用方法​: API ゲートウェイ機能を使用する必要があるがバックエンド API が Mule Runtime に基づいていない場合や、API は Mule Runtime に基づいているが閉じられたコードのために対応する自動検出要素を定義できない場合に使用します。

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プロキシエンドポイントとして API を設定した場合、Anypoint Platform を使用して、事前設定済みの Mule アプリケーションをダウンロードできます。アプリケーションが Mule Runtime にデプロイされており、正しい Platform ログイン情報を使用している場合、アプリケーションの API は API Manager により自動的に追跡されます。

Mule アプリケーションの作成方法を知る必要はありません。正しく設定されたランタイムにアプリケーションをデプロイするだけです。

Anypoint Platform は Runtime Manager を介して、Cloudhub にプロキシを直接デプロイしたり、Mule エージェントを使用してプロキシをデプロイしたりできます。

HTTP ではなく HTTPS を使用する場合は、次の手順を実行できます。

  1. 自動生成プロキシを Anypoint Studio にインポートします。

  2. 使用する証明書を指定します。

  3. アプリケーションを Cloudhub またはランタイムインスタンスにデプロイします。

API プラットフォームからダウンロードできるプロキシは、アプリケーションネットワークのデプロイを高速化するための便利なツールです。
ただし、ユーザは自動生成プロキシを使用することに制限されません。正しく設定された自動検出を備えた Mule アプリケーションを使用すれば、API ゲートウェイの機能を利用できます。

API プロキシのバージョン管理

API プロキシは独自のバージョン管理に従います。API プロキシを作成すると、API Manager では使用可能な最新のプロキシバージョンが常に使用されます。
API プロキシバージョン 2.0.0 以降では、OAS API 仕様のネイティブサポートが追加され、RAML 1.0 仕様との互換性も維持されます。

使用するプロキシのバージョンを指定するには、[Advanced Options (詳細オプション)]​ ドロップダウンメニューをクリックし、ニーズに最も適したプロキシバージョンを選択します。

API プロキシの検証

設計する API 定義に対するすべての受信要求の検証を実行するように、RAML、REST、または WSDL プロキシを設定できます。インストールした Mule Runtime および API プロキシのバージョンに応じて、API Manager でこれらの検証設定を変更し、Mule Runtime でプロキシを再デプロイできます。

Mule 4 では、API プロキシの通常の検証だけでなく厳格な検証も適用できます。さらに、API プロキシバージョンに基づいて API Manager からプロキシを直接編集することもできます。詳細は、このセクションの ​「API プロキシバージョン別のデフォルト設定」​表を参照してください。

通常の検証

通常の検証では、アプリケーションで要求を API 仕様と比較できます。 REST または RAML プロキシの通常の検証の一部として、ペイロード (スキーマ)、クエリパラメータ、URI パラメータ、ヘッダー、フォームパラメータが検証されます。WSDL プロキシの場合、エンベロープは WSDL ファイルで提供される構造に対して検証されます。定義で指定されていないパラメータをプロキシが受信した場合、そのパラメータは無条件にバックエンドサービスに送信されます。

厳格な検証

厳密な検証では、アプリケーションで要求をプロキシ仕様と比較し、API 定義で指定されたクエリパラメータのみを許可できます。現在、厳密な検証はクエリパラメータのみに対して実行できます。デフォルトでは無効なこの機能は、Mule 4 の RAML および WSDL プロキシでのみ有効化できます。

次の表は、異なる Mule バージョンに基づいた API プロキシのデフォルト設定を示しています。

Mule 3.x アプリケーションの API プロキシバージョン別のデフォルト設定

Mule バージョン API プロキシ デフォルト設定 UI サポート

3.7x

RAML または WDSL

Disabled (無効)

いいえ

3.8x

RAML または WDSL

Disabled (無効)

はい

3.9x

RAML または WDSL

Disabled (無効)

はい

Mule 3.x アプリケーションと API プロキシの互換性概要

  • Mule 3.x アプリケーションでは通常のプロキシ検証のみを使用可能。

  • 検証は WSDL および RAML プロキシに対してのみ実行される。

  • Mule 3.x アプリケーションではプロキシはバージョン管理されない。

  • Mule バージョン 3.8.x 以降の API Manager からプロキシを編集可能。

Mule 4.x アプリケーションの API プロキシバージョン別のデフォルト設定

Mule バージョン API プロキシ デフォルト設定 UI サポート

4.x

RAML 1.1.x

有効化

いいえ

4.x

RAML 1.2.x

有効化

はい

4.x

REST 2.0.x

有効化

いいえ

4.x

REST 2.1.0 以降

有効化

はい

4.x

WSDL 1.2.0 以降

Disabled (無効)

いいえ

4.x

WSDL 1.2.1 以降

Disabled (無効)

はい

Mule 4.x アプリケーションと API プロキシの互換性概要

  • Mule 4.x アプリケーションの場合、通常の検証と厳密な検証の両方を使用可能。

  • 検証は WSDL および RAML または REST プロキシに対してのみ実行される。

  • Mule 4.x アプリケーションではプロキシがバージョン管理される。

  • RAML プロキシバージョン 1.2.0 および REST プロキシバージョン 2.1.0 以降では、API Manager から RAML または REST プロキシを編集可能。

詳細は、「RAML/OAS API プロキシの構築」​を参照してください。

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