API Manager の概念の確認

API Manager は、API を管理するための Anypoint Platform のコンポーネントです。Anypoint Platform ユーザであれば、API のデプロイというコンテキストでの環境には慣れているでしょう。API Manager 2.x では、Anypoint Platform コンポーネントの緊密なインテグレーションによって、Runtime Manager での環境の用途が API 管理へと拡張されます。Anypoint Platform の戦略コンポーネントの環境がサポートされるようになり、バージョン名を作成して環境を反映させる必要がなくなりました。環境のアクセス制限と管理も簡略化されます。API のアクセス権限は環境に基づきます。

API Manager 2.x では、複数の環境で API のインスタンスを使用したり、同じ環境で複数のインスタンスを設定したりできます。プロキシとして機能する API インスタンスと、基本エンドポイントとして直接管理する API インスタンスを作成できます。たとえば、キャッシュポリシーをプロキシに適用し、調整ポリシーとセキュリティポリシーを基本エンドポイントに適用できます。

API Manager は、Autodiscovery スキームを使用し、API をそのライフサイクル (変更、バージョン管理、デプロイメント、ガバナンス、デプロイ、パブリッシュ) を通して追跡します。API Manager 2.x は、次のツールと緊密に統合されています。

  • API の RAML 構造を作成するための Design Center

    Design Center の API 設計機能は、Anypoint Platform の 2017 年 7 月版の API Designer ツールに代わるものです。

  • API アセットを保存およびパブリッシュするための Exchange

    アセットとは、MuleSoft や組織で所有されている API バージョン、テンプレート、コネクタなどのコンポーネントです。

  • API を実装するための Studio

    Studio で API に加えられた変更は、Autodiscovery を使用して Design Center や API Manager など他のツールで登録された API と同期されます。

API Manager は、Exchange にある API を管理したり、ファイルシステムから ZIP ファイルで API をインポートしたりします。この ZIP は、API Manager からエクスポートした API オブジェクトです。RAML、HTTP、または WSDL 管理用の API をセットアップします。

  • REST API 用の RAML/OAS

    REST API Markup Language の取得元を指定します。これは Design Center を使用して記述できます。

  • 指定された仕様 (RAML または OAS) のない REST API 用の HTTP

    インバウンド HTTP または HTTPS エンドポイントの URL を指定します。

  • SOAP API 用の WSDL

    Anypoint Platform が Web Services Definition Language の取得元を見つけることができる場所の URL を指定します。

API の設定後、ポリシーの適用、SLA 層のセットアップ、API 環境への権限の割り当て、バージョン管理、API Analytics の表示などの API 管理作業を実行できます。

API ダッシュボードにはデプロイした API インスタンスに関する主要な情報が表示されます。

dashboard legend

Autodiscovery のログイン情報の下に、デプロイした API に関する次のような分析が表示されます。

analytics request

API Manager は、ポリシーの適用、分析データの収集と追跡、プロキシの管理、業界標準の暗号化と認証の提供、クライアントアプリケーションの管理など、API Gateway のランタイム機能を利用します。API Gateway は、Mule Runtime に組み込まれており、プロキシとポリシーが Runtime Manager、API Manager、Mule Runtime 間で相互接続されるようにします。API Gateway は、定義されたバックエンド API とサービスを参照し、1 つのレイヤに抽象化して、API 管理ソリューションが利用できるようにします。詳細は、下記のリンクから「API Gateway: Why you need flexible deployment」(API Gateway: 柔軟なデプロイメントが必要な理由) を参照してください。

API Manager Crowd リリース

API Manager 2.x (Crowd) は 2017 年 11 月にリリースされました。この 11 月リリースより後に Anypoint Platform アカウントを作成した場合、このドキュメントの説明に従って API Manager 2.x を使用して API を管理します。それ以外の場合は、このページの上部にあるドロップダウンを使用して API Manager 1.x のドキュメントに切り替えてください。

2017 年 11 月リリースがある場合は、Design Center を使用して RAML 仕様を作成および更新します。Design Center で API を設計すると、自動的に CloudHub にデプロイされます。API プロキシを他のサーバにデプロイする場合、API Manager を使用できます。API Manager で、ポリシーと SLA 層を使用してユーザが API にアクセスする方法を管理します。

注意: Mule 4 API は、API Manager 2.x でのみ管理できます。

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