First Successful (<first-successful/>)

いずれかのルートが正常に実行されるまで、設定されている処理ルートのリストのルートを反復処理します。

1 つの処理ルートが実行に失敗すると (エラーをスローします)、ルーターは次に設定されているルートを実行します。

設定されているルートがいずれも正常に実行されないと、First Successful ルーターはエラーをスローします。

コンポーネント XML

このコンポーネントは、次の XML 構造をサポートします。

<first-successful
  doc:name="First successful"
  doc:id="vyaedo" >
  <!-- First Route -->
  <route>
    <!-- Processors -->
  </route>
  <!-- Second Route -->
  <route>
    <!-- Processors -->
  </route>
</first-successful>
xml

First Successful (​<first-successful/>​) 属性は UI および XML で設定できます。

属性名 属性 XML 説明

First successful (最初の成功)​ (デフォルト)

doc:name

キャンバスに表示されるコンポーネントの編集可能な名前。

なし

doc:id

コンポーネントの自動生成された識別子。

<route/>​ は First Successful の子要素です。

子要素 説明

<route/>

1 つ以上のコンポーネントを子要素として受け入れます。複数の ​<route/>​ 設定が許可されます。

4 つの処理ルートが設定されている First Successful ルーターの例を示します。

1 最初のルートが実行され、存在しないファイルを読み取ろうとしたため失敗します。
2 2 つ目のルートは、存在しない変数にアクセスしようとしたため失敗します。
3 3 つ目のルートは正常に実行され、​successfulRoute​ 変数に ​3​ を設定します。
4 First Successful ルーターは、いずれかのルートが正常に完了した時点で実行を終了するため、4 つ目のルートは実行されません。