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Monitoring API ManagerAnypoint Code Builder の Einstein 生成フロー機能は、ビジネスロジックを説明する自然言語プロンプトを、正しい順序で指定されたタスクを達成するコネクタ操作とプロセッサーを含むフローに変換します。
たとえば、Salesforce から JSON 形式で取引先責任者を読み取るフローを作成する場合は、そのタスクを説明するプロンプトを入力します。その後、プロンプトはそのタスクの実行に必要な一連のコネクタ操作とプロセッサー (この場合は Listener、Query、Transformer、Logger) に変換されます。
Einstein がフローを生成します。特定のニーズに合わせてフローをさらに設定できます。
Einstein を使用してインテグレーションの作成を開始する前に、次の準備が整っていることを確認します。
「必要な Anypoint Code Builder 権限」があることを確認します。
Anypoint Code Builder Einstein 機能を使用するには、次の権限があることを確認します。
Anypoint Code Builder Developer (Anypoint Code Builder 開発者)
Mule Developer Generative AI User (Mule 開発者生成 AI ユーザー)
[Access Management (アクセス管理)] で Einstein が有効化されている必要があります。詳細は、「Enabling Einstein for Anypoint Platform (Anypoint Platform での Einstein の有効化)」を参照してください。
Einstein を開くには 2 つの方法があります。
新しいインテグレーションプロジェクトを作成する場合、フローキャンバスで [Start with AI (AI を使用して開始)] カードをクリックする
ツールバーの Einstein アイコンをクリックする。
新しいインテグレーション開発プロジェクトを作成する手順は、次のとおりです。
IDE のアクティビティバーで、 (Anypoint Code Builder) アイコンをクリックします。
[Quick Actions (クイックアクション)] から [Develop an Integration (インテグレーションを開発)] をクリックします。
[Develop an Integration (インテグレーションを開発)] フォームに入力します。
項目名 | 項目値 |
---|---|
Project Name (プロジェクト名) |
プロジェクトの一意の名前。 この名前はタイトルおよびインテグレーション仕様ファイルの名前として使用されます。
たとえば、プロジェクト名が「My Integration」の場合、インテグレーションプロジェクトのフォルダーの名前は |
Project Location (プロジェクトの場所) |
ホームディレクトリまたは作成する別のディレクトリ。事前に入力された場所を使用しない場合は、[Browse (参照)] をクリックしてインテグレーションのディレクトリを選択します。 |
[Create Project (プロジェクトを作成)] をクリックします。
フロービルダーキャンバスに次の開始カードが表示されます。
1 | Einstein 機能を使用してフローを生成するには、[Start with AI (AI を使用して開始)] カードの [Open Einstein (Einstein を開く)] をクリックします。 |
2 | フローの作成を最初から開始するには、[Start From Scratch (最初から開始)] カードの [Build a flow (フローをビルド)] をクリックします。 |
フローを作成する前に、フローで達成すること (ビジネスプロセスの最適化など) を定義します。自然言語を使用してプロンプトを作成します。プロンプトをより簡潔かつ具体的に作成するほど、フロー生成時に Einstein がより効果的になります。
プロンプトを作成するためのいくつかのベストプラクティスを次に示します。
明確かつ正確にします。
明確かつ具体的な言語を使用して、作成するフローのユースケースを説明します。
トリガーイベントを含めます。
フローを開始するトリガーイベントを示します (新規ケース作成時のメールの送信など)。
主要なコンポーネントを強調します。
フローに含める主要な MuleSoft コンポーネントとコネクタ操作 (HTTP Connector Listener 操作や Email Connector Send 送信操作など) を強調します。
データオブジェクトを指定します。
フローに含めるデータオブジェクトを明確に示します (「Salesforce 取引先オブジェクト」やその他の関連データソースなど)。
プロンプトを校正します。
送信する前に、プロンプトが明確かつ包括的であることを確認します。必要に応じて、プロンプトを修正します。
Einstein が最初のフローを生成したら、特定のニーズに合わせてコードをカスタマイズできます。
プロンプトと生成されたフローの例については、『生成フローの例』を参照してください。
|
プロジェクトのプロンプト履歴には、そのプロジェクトの過去 50 件のプロンプトが表示されます。プロンプト履歴は、開発プロセス中の参照に役立ちます。
プロンプト履歴を表示する手順は、次のとおりです。
プロンプト履歴を開くアイコンをクリックします。
以前のクエリのリストが最大 50 件まで表示されます。
リスト内のプロンプトをクリックすると、生成されたフローの詳細が表示されます。
生成されたコードをフローに挿入したり、コードスニペットをコピーして他の場所で使用または変更したりできます。
Einstein を使用してインテグレーションプロジェクトにフローを追加します。
[Start with AI (AI を使用して開始)] カードで、[Open Einstein (Einstein を開く)] をクリックします。
必要に応じて、[Start with AI (AI を使用して開始)] カードのいずれかのサンプルプロンプトをクリックして、この機能がどのように動作するかを確認します。
この機能を初めて使用する場合は、規約に同意して続行します。
[Einstein] パネルが開きます。
タスクの最初のフローを作成するためのプロンプトを入力して、送信アイコン をクリックします。
必要に応じて、サンプルプロンプトをクリックして開始します。
フローの生成中に、プロンプトボックスに [Einstein is thinking (Einstein が考え中)]
というメッセージが表示されます。
フローの準備が完了すると、フロー内のコンポーネントのコードと説明が [Einstein] パネルに表示されます。
必要に応じて、生成されたコードの後に表示される高評価または低評価アイコンをクリックします。
作成されたフローを評価すると、生成フローの品質の向上に役立ちます。
生成されたコードを調べ、問題がなければコードの挿入アイコンをクリックしてコードをフローに挿入します。
生成されたフローに満足できない場合は、プロンプトを書き直して再送信します。
Einstein がフローを作成した後に、設定に固有の情報の入力が必要になる場合があります。
生成されたフローのコードを調べたら、それをクリップボードにコピーするか、[Insert (挿入)] アクションを使用して 1 回のクリックで挿入できます。
コードを挿入したら、最初のフローが作成され、フローの視覚的表現が XML コードタブの横にあるフローキャンバスに表示されます。
さらに設定が必要なコンポーネントには、エラーアイコンが表示されます。
キャンバス内のコンポーネントを選択して、エラーの場所を特定します。
Anypoint Code Builder では、設定 XML 内のエラーの場所が強調表示されます。