Flex Gateway ポリシーでの DataWeave のサポート

DataWeave​ は、MuleSoft がデータ変換用に設計したプログラミング言語です。DataWeave を使用すると、ある形式のデータを読み込んで解析し、データを変換して、異なる形式で書き出すという、よくあるインテグレーション開発者のユースケース向けのシンプルなソリューションを構築できます。

Flex Gateway は、ポリシー設定において DataWeave 式の一部をサポートします。DataWeave は内部ポリシーと PDK を使用して作成されたカスタムポリシーでのみサポートされています。

使用できる型

  • Null

  • Boolean

  • String

  • Number​ (64 ビット浮動小数点として処理)

  • Array

  • Object​ (反復キーは使用不可)

型で使用できる値コンストラクター

型で使用できない値コンストラクター

  • Null​ (​null​ リテラルの書き込みはサポートされない)

  • Object​ (オブジェクトをリテラルとして定義することはできない)

使用できるフロー制御構造

使用できないフロー制御構造

使用できるセレクター

  • Array[Number]

  • Array[String]

  • Object[String]

  • String[Number]

使用できないセレクター

  • Object[Number]

使用できる等価演算子と比較演算子

使用できる論理演算子

使用できるデフォルト演算子

使用できる定義済み変数

  • attributes

    • attributes.headers

    • attributes.method​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.queryParams​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.queryString​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.requestPath​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.requestUri​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.localAddress​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.remoteAddress​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.scheme​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.version​ (要求コンテキストでのみ使用可能)

    • attributes.statusCode​ (応答コンテキストでのみ使用可能)

  • authentication

    • authentication.clientId

    • authentication.clientName

    • authentication.principal

    • authentication.properties

  • payload

    • payload

  • vars

    • 個々のポリシーでサポートされる変数のセットは異なります。詳細は、policies-includeed-directory.adocにリストされたポリシーを参照してください。