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Monitoring API Managerさまざまなタスクを実行するカードを追加して、フローの流れの変更、メッセージの記録、データの変換、変数またはペイロードの追加または削除などを行うことができます。これらのカードは Mule アプリケーションのコンポーネントを表すものであり、Mule Runtime によって提供されます。
コンポーネントを表すカードを追加する方法は、他のカードをフローに追加する方法と同じです。つまり、前のカードの後に表示されているプラスアイコンをクリックして、リストから新しいカードを選択します (次の画像を参照)。
Flow Designer では次のコンポーネントがサポートされます。
フローでデータを評価し、データの送信先のルートを複数のルートから決定する場合、Choice コンポーネントを使用します。
カードはその出力を Choice カードに渡します。カードは式を使用してデータを評価し、次のロジックに従います。
データが x の場合、データを 1 つのサブフローにルーティングする。
データが y の場合、データを別のサブフローにルーティングする。
データが、カードに設定されたデフォルト値の場合、データをデフォルトのサブフローにルーティングする。
サブフローの出力は、Choice カードの後のカードに送信されます。
フローに Flow Ref コンポーネントを配置することで、同じアプリケーション内の 1 つのフローから別のフローを実行することができます。「Flow Ref によるフローから別のフローの参照」を参照してください。
For-Each コンポーネントは、ペイロードを要素に分割し、それらを 1 つずつ、スコープ内に配置したコンポーネントで処理します。「コレクションの要素の処理」を参照してください。
1 つ以上の Logger カードをフローに追加すると、実行中の Mule アプリケーションを通過するデータの流れを監視できるほか、実行時の重要な情報 (エラーメッセージ、状況通知、ペイロードなど) を記録して Mule アプリケーションをデバッグできます。Logger カードはフローの任意の場所に配置できます。指定した文字列のほか、[Custom Expression (カスタム式)] ダイアログを使用して作成した DataWeave 式の出力や、文字列と式の任意の組み合わせを記録できます。
Logger カードの出力は [Logs (ログ)] ペインに表示されます。このペインを開くには、Flow Designer の右下にある [Logs (ログ)] タブをクリックします。
Parallel For-Each コンポーネントは、ペイロードを要素に分割し、それらを同時に、スコープ内に配置したコンポーネントで処理します。「コレクションの要素の処理」を参照してください。
Remove Variable コンポーネントは変数の名前を取得し、変数をフローから削除します。
Set Payload コンポーネントを使用すると、フローの任意の時点で現在のデータのペイロードを変更できます。ペイロードを文字列に置き換えたり、DataWeave 式でペイロードを変更または置き換えたりできます。
Set Variable コンポーネントを使用して変数を作成し、前のカードからの出力のすべてを保存したり、出力の一部を保存したり、DataWeave 式で関数を使用して出力を操作したりすることができます。その後、変数を使用して後のカードで値を再利用できます。「カードの出力のすべてまたは一部を変数に保存」を参照してください。
Transform コンポーネントは、入力データを新しい出力構造または形式に変換します。
エラーを起こしやすい特定のフロー部分は Try カード内に配置できます。Try 内のフロー部分でエラーが発生すると、Try はエラーをキャッチして修正を適用するか、または代替コードを実行します。「Try を使用したエラーの処理」を参照してください。