Runtime (dw::Runtime)

このモジュールには、言語を実行する DataWeave ランタイムとやりとりする関数が含まれています。

このモジュールを使用するには、DataWeave コードにインポートする必要があります。その方法として、たとえば、行 ​import * from dw::Runtime​ を DataWeave スクリプトの ヘッダーに追加します。

関数

名前 説明

『dataFormatsDescriptor』

DataWeave の現在のインスタンスにインストールされているすべての ​DataFormatDescriptor​ 値の配列を返します。

実験的:​ この関数は実験的機能であり、将来のバージョンで変更または削除される場合があります。

『eval』

指定されたコンテキストを使用してスクリプトを評価し、その評価の結果を返します。

実験的:​ この関数は実験的機能であり、将来のバージョンで変更または削除される場合があります。

『evalUrl』

指定された URL のスクリプトを評価します。

実験的:​ この関数は実験的機能であり、将来のバージョンで変更または削除される場合があります。

『fail』

指定されたメッセージと共に例外をスローします。

『failIf』

評価式が ​true​ を返す場合は、指定されたメッセージでエラーを発生させます。それ以外の場合、この関数では値を返します。

『location』

特定の値の場所、または DataWeave ファイルまで場所をたどることができない場合は ​null​ を返します。

『locationString』

指定された値の位置の文字列を返します。

『orElse』

try​ に対する ​previous​ 引数が失敗する場合、​orElse​ 引数の結果を返します。それ以外の場合、この関数では ​previous​ 引数の値を返します。

『orElseTry』

複数の ​try​ 要求を連結するために ​try​ で使用する関数。

『prop』

指定された名前のプロパティの値を返すか、プロパティが定義されていない場合は ​null​ を返します。

『props』

言語を実行する DataWeave ランタイムに設定されたすべてのプロパティを返します。

『run』

指定されたコンテキストで入力スクリプトを実行し、現在のランタイムでスクリプトを実行します。

実験的:​ この関数は実験的機能であり、将来のバージョンで変更または削除される場合があります。

『runUrl』

指定された URL のスクリプトを実行します。

実験的:​ この関数は実験的機能であり、将来のバージョンで変更または削除される場合があります。

『try』

デリゲート関数を評価し、デリゲート関数が成功した場合は ​success: true​ と ​result​ を含むオブジェクトを返し、デリゲート関数が例外をスローした場合は ​success: false​ と ​error​ を含むオブジェクトを返します。

『wait』

指定されたタイムアウト期間 (ミリ秒) の間、実行を停止します。